流斗「ごめんね。今、元に戻してあげるから。呪いよ!!消え失せろ!!」
ザシュッ!!ザシュッ!!ザシュッ!!
身動きが取れない3人を聖剣【デュランダル】で斬り付け、3人にかけられた呪いを断ち切り、消滅させた。
呪いから解放された3人はその場に崩れ落ちた。
楓「瀬奈!!凛!!詩織!!」
亜須未「す、すごい!!」
流斗「うん、3人とも大丈夫みたいだ。呪いも消えてる。」
流斗達はそのまま3人を近くの教室へ連れていき、安全を確保した。
それから程なくして、3人は目を覚ました。
瀬奈&凛&詩織「う、うーん·····」
亜須未「3人とも気がついた?」
瀬奈「うん。ここは?」
楓「教室だよ。たまたま私たちの教室だったみたい。」
凛「あれ?私なにしてたんだろ?」
詩織「あれ?ここは?」
流斗「良かった。気がついたみたいだね。」
流斗は3人の元気な姿を見て、少し安心した様子でそう言った。
凛「あれ?見たことない顔ですね。」
瀬奈「確かに見たことない顔だな。」
詩織「そうですね。」
流斗「あ、自己紹介がまだだったね。オレは神村流斗。よろしくね。」
凛「私は秋吉凛だよ。」
瀬奈「私は榊瀬奈だ。よろしく。」
詩織「一条詩織です。よろしくお願いします。」
3人の自己紹介が終わると流斗はこれまでにあった経緯を説明する。
瀬奈「そんな事になってるのか今は。」
凛「怖いよぉ〜」
詩織「状況把握です。」
流斗の説明は3人にとってにわかに信じられないことだったのだが、現状を目の当たりにし、信じざるを得なかった。
瀬奈「凛と私を助けてくれて感謝する。できればお礼がしたい。」
流斗「お礼はこの事件がちゃんと収束してからでいいよ。」
瀬奈「そっか、わかった。」
瀬奈のお礼に関して流斗は保留にし、事件が収束するまで待ってもらう事にした。
楓「あ、神村くん。ここ実は私たちの教室なの。」
流斗「そうなのか?じゃあ何か荷物持って行く?」
楓に対して流斗はそう提案した。
楓「ううん、大丈夫。」
流斗「そっか、わかった。他の皆は荷物とか大丈夫?」
他の皆にもそう訊くと全員大丈夫という返事が返ってきた。
亜須未「そう言えば、まだ食料と水がどこにあるか言ってなかったよね。」
流斗「そう言えばまだ訊いていなかったね。」
亜須未「食料と水は確か、食堂と家庭科室にある筈だよ。」
流斗「食堂と家庭科室か。」
詩織「ここからなら、食堂の方が近いですよ。」
詩織がそう提案してくるが、楓は少し渋い顔で言う。
楓「でも、食堂はザンビの群れで溢れ返ってそうだよ。」
流斗「そっか。でもそれはチャンスかもしれない。広範囲の拘束魔法で、ザンビたちの動きを止めて、デュランダルで一気に元に戻す。その間に山室さんたちで食料と水を確保する。」
流斗はそう作戦を立てると、皆は納得した様に頷いた。