「ここがオラリオか〜。あの馬鹿でかい塔がダンジョン?」
「いえ、ダンジョンは地下です。」
遠野志貴はいま迷宮都市オラリオに来ている。
なんか、気づいたら森の中にレンと一緒にいて城みたいなのが見えたからなんとなく行って見たら馬鹿でかい化け物がいて、ややあって1柱の神さまを助けることとなった。名をアルテミスという彼女は有名な処女神らしく、恋愛とかそーゆうのオールNGな風紀委員みたいな人だった。
俺も裸だった彼女に上着渡したら殴られたしな。しかし、もう少し早く来ていたらファミリアのひとたちも助けられたかもしれないと思うと、心が痛む。彼女はかなりの傷を心におったみたいで、男嫌いも少しは改善されて来た。
ところでなぜ俺がここにいるのか、だが。
よくわからん。キシュアさんや先生と会ってアルクェイドになにかをしようとしたところまでは覚えている。
アルクェイドはもう限界で————
——私を◼︎してくれて、ありがとう——
「どうかしましたか、志貴?」
「………………」
アルテミスと今は人の姿のレンが首を傾げている。
やはり思い出せない。大切なことのはずなのに。
とりあえずわかることはここは元の世界とは全く別で、ハッキリと七夜の技を思い出せて、ここにアルクェイドはいないということだ。
「…いや、大丈夫。なんでもないよ」
「そうですか」
素っ気ない
「しかし、これからどうすればいいんだ?」
「あなたは既に私の初、男の眷属なのですから、冒険者登録をしにギルドに向かうのがいいのですが、その前に宿ですね」
「ん、確かファミリアってのはホームっていう拠点を作るんじゃないのか?だったら宿じゃなくって家を買った方が…」
「お金です。」
「うっ…」
「……………」
「お金がありません、あまり。なにせアンタレスの件で私の、眷属だけでなく…」
「言うな。わざわざ口に出す必要はないだろ」
「触らないでください。…しかしそうですね。ありがとう、志貴」
「しかし宿はどうするか…」
「確か私の神友のヘスティアがオラリオにいたはずです。彼女を頼りましょう」
「問題ないのか?」
「ええ、彼女は怠け者ですが、善性な神です。快く受け入れてくれるでしょう。」
「でもアンタ、処女神なんだろ?いきなり男の眷属連れてきたら驚かれるんじゃないのか?」
「貴方の場合、レベルのこともあるのですがね…」
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遠野志貴
LV.6
力:H=154
耐久:H=135
器用:E=430
敏捷:D=503
魔力:D=526
狩人 :E
殺人鬼: S
殺人貴:SSS
暗殺者:G
短刀:H
【スキル】
ヒトでは無いものに対して殺意発生。
器用、敏捷の二つが超上昇。
◼︎◼︎殺し
概要不明
直死の魔眼
あらゆるモノの死を視ることができる
行使するにつれて眼が蒼く光る
浄眼としても使用可能
死の理解できないモノの死を見ることは不可
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