ムース1/2   作:残月

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人物紹介①

 

 

『ムース(憑依)』

 

ふとした拍子にムースに憑依してしまった高校生。

当初は、らんま1/2の世界で生きる事に躊躇いと焦りを感じていたが、いつ頃からか、この世界で生きると決意。

 

原作と同様にシャンプーとは幼馴染みだが、原作の流れを知るムース(憑依)は『いつかシャンプーは乱馬に惚れてしまう』と考えて、後一歩が踏み出せずにいた。

だが、原作の流れを変える事が出来る事とシャンプーの思いを知り、踏み出せなかった後一歩を進み、シャンプーと両思いとなる。現在はコロンや族長にシャンプーとの仲を認めてもらう為に修行中。シャンプーとは仮の許嫁となっている。

 

原作では落ちるとアヒルになる鴨子溺泉に落ちたが、本作では娘溺泉に落ちて、女となった。女ムースのイメージは『fate/stay night』のライダーが黒髪になったもの。

 

戦法は原作のムース同様に暗器使いだが、やたらと武器を振り回すのではなく、武器をかざして相手の戦意を削ぐ戦いをする。またマトモに戦う際には視線誘導やフェイントを駆使して的確に暗器や技を叩き込む戦法を得意としている。

コロンに戦いを学んでいる為に隠し技を所持しているが現状、明かしていない。

 

 

 

『シャンプー』

 

本作のヒロイン。

原作では乱馬に惚れたが本作ではムースに惚れている。

原作では幼い頃にムースを倒した為に掟により相手にしなかったが、本作では引き分けだった為に掟が適用されなかったので仲の良い幼馴染みとして育った。

だがシャンプーはムース(憑依)から妹として扱われていると感じていた為に、素直じゃない行動をしていた。

後に紆余曲折あったがムース(憑依)とは掟を越えた仲となり、両片思いから両思いとなった。更に掟を逆手に取った考えでムースとは仮の許嫁となっている。

 

女傑族の族長の娘として厳しく育てられた為に母親とは喧嘩気味だったが後に和解。だが、互いに素直になれずに喧嘩は継続中。

 

あかねとは原作で乱馬を巡る恋のライバルで険悪な間柄となっていたが、本作ではアドバイスを受け、掟に逆らう切っ掛けを与えてくれた人物。原作と違って親友の様な間柄となっている。

 

 

『リンス』

 

本作オリジナルキャラ。

シャンプーの妹。生まれつき体が弱く、女傑族の女としては心穏やかな性格。常に敬語で喋り、シャンプーをシャンプー姉様、ムースをムース兄様と呼ぶ。

幼いシャンプーの様な容姿で髪はセミロング。

 

 

 

『コロン』

 

原作では乱馬に様々な奥義を教えていたシャンプーの曾祖母。本作ではムースを子供の頃から鍛えていて、ムースの事も曾孫の様に扱っている。

 

 

 

『コスメ』

 

本作オリジナルキャラ。

シャンプーの母で現在の女傑族族長。

幼い頃からシャンプーを女傑族の次期族長として厳しく育てていたが、リンスが生まれてから、その育て方が間違っていたと実感するが今更、止める訳にもいかずにシャンプーとの距離を測りかねていた。

女傑族の掟を何よりも守る人物で、その原因は掟に背いていた両親が事故で他界した為に、シャンプーにはそうなって欲しくないとの願いから何がなんでも掟を守ろうとしていた。

 

 

 

『フレグランス』

 

原作にも少しだけ登場していたシャンプーの父。名前はオリジナル。

サングラスを掛けている割に少し気弱な人物。

原作ではシャンプー、コロンと共に日本に来たのだがムースが現れてから何故か居なくなった。

余談だがPCエンジンのゲームではラスボス担当。

 

 

『ワックス』

 

本作オリジナルキャラ。ムース(憑依)の父。

原作の眼鏡無しのムースをダンディにした容姿をしている。ムースの暗器の師でもある。

 

 

『トリートメント』

 

ムース(憑依)の母。アニメにのみ少しだけ登場。名はオリジナル。

ムースが掛けている瓶底眼鏡を同様にしており、ムースの近眼は母親譲りである。心優しい人物でアニメではムースとシャンプーが結婚する事を願っていた。

 

 

 


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