東方黒光録~凍結~   作:龍狐

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会議~虹~

どうもみなさん

私は綿月 依姫です

私やお姉さま、八意先生にお父様にお母様、

そして都市の重役の人たちが集まって会議をしています

蒼真さんとドラゴンのことそして蒼真さんの変身

最後に『ビルド』のことについてです

 

「結局あの男はどうする!」

 

「月夜見様にあの態度!早急に追い出すべきです!」

 

「しかし、あの男はお三方の命の恩人!

冷遇はできないのでは・・」

 

「確かに・・それにあの霊力、尋常ではありません!

ここの誰よりも大きい霊力を持っている!」

 

「しかも月夜見様や八意様までも何とか耐えられるほどの量でした」

 

「もしあの男がこの都市を征服しようとしたら誰も倒せませんぞ!」

 

「もしそんなことが起こらないようにするために

追い出すべきだ!」

 

と・・こんなことばかりが続いています

しかしお父様の次の言葉でこの会議室の緊迫した雰囲気が

凍りつきました

 

「そうだ!私はあの男に娘が穢されないかと心配してしまうぞ!」

 

お父様・・・大丈夫です、蒼真さんはそんなことしませんよ

泊めてもらったとき『襲わないでくださいね』といったら

『え?奇襲なら何回もしたことあるけど・・

さすがに客を襲うことはしないよ?』と言ったんです

私の言った『襲う』の意味を分かってませんでしたのでその心配は

まったくありませんでした

 

「と・・・取りあえず話を戻しましょう」

 

「『穢されないか』といえば・・なぜあの穢れた土地に一日以上いたのに

八意様と依姫様と豊姫様は全く穢れていないのですか?」

 

そう言えば・・彼の住んでいたところは全く穢れてませんでした

そして・・彼の能力を聞いてませんでしたね

もしかしたら彼の能力かもしれませんね

周りも『そう言えば・・』や『何故?』と疑問に思ってますね

これは憶測ですが言ったほうがいいでしょう

すると私の替わりに八意先生が言ってくれました

 

「これは私の憶測でしかないんだけど・・実は彼の住んでいたところは

全く穢れてなかったの。

もしかしたら彼の能力かもしれないわ」

 

「なんと・・」

 

「そんなことが・・・」

 

「全く穢れてなかっただと?」

 

などといろんな声が聞こえてくる

そこである一人の人が口を開いた

 

「実は・・兵から聞いた話なんだが・・

兵士の間である噂があるんだ・・

なんだか最近妖怪を狂気の如く調理して食べている人間を見たらしいんだ・・」

 

「なんだ?その噂なら私も聞いたことがあるが

それとこの会議と何の関係があるんだ!」

 

「実は兵の目撃情報だとその人間は青目青髪だったらしいんだ・・」

 

その言葉で再び会議室は凍りついた

 

「まさか・・あの男がその・・」

 

「おそらく・・」

 

「と・・とにかく!

次だ次!」

 

「そ・・そうですな!次の議題はあの姿だ!」

 

「なんですかあの姿は!あれはおそらく鎧か何かだと思うが

何もないところから鎧が出るなんてそんな技術ありません!」

 

確かに、あんなのは私たち都市の技術を集めても出来るものではありません

一体どうやってるのでしょう?

 

「待て!確か奴は未来から来たといったな

つまりあれは未来の技術と考えれば説明がつくんじゃないか?」

 

「た・・確かに」

 

「未来のものと考えれば・・・」

 

「いえ、それは当たってるけど、違う所もあるわ」

 

それを八意先生は一部を否定した

 

「実は・・彼にそのことは聞いているの

どうやらあれは彼の仲間の一人が単独で作ったものらしいわ」

 

「な・・・何ですと!」

 

「単独で・・あんな技術を!?」

 

「しかもあれ以外にもあれと似たようなものがまだいくつもあるらしいわ

ちなみに彼はあと二つ持っているわ」

 

「あんなのを後二つも!?」

 

「それはもう脅威でしかないですぞ!」

 

「綿月のお方の使った剣,いや刀は雷や雷神を切ったとされる『雷切(らいきり)』

は世界に複数あるとはいえ、

それを容易く折るなど・・危険でしかありません!」

 

「ですが、敵にまわすのもまた危険です!」

 

「じゃあどうしたら・・」

 

そんなの蒼真さんを受け入れればいいだけなんじゃ・・

どうしてそれが分からないんですか?

 

そんなことが続いていると・・

『何か』が会議室の扉を開けた

 

「な・・・なんだ!?」

 

「誰が入ってきたんだ!?」

 

会議室は少しパニックになったが

その正体を知ると静まり返った

そこにいたのは・・

 

「ハンバーガー?」

 

そうそこにいたのはハンバーガーのようなものだった

するとそのハンバーガがいきなり変形し私とお姉さまの

ところによってきて

私の手のひらに乗っかった

 

「な・・なんですか?これ?」

 

「何これ、可愛いわね♪」

 

するとこのハンバーガーの目から映像が流れた

 

『よう!なにやってんの?』

 

「蒼真さん!?」

 

「あら、すごい!」

 

「な・・なんだあれは!?」

 

「あんな小さいものから映像が・・」

 

「しかも蒼真だと!?

これも奴の所有物なのか!?」

 

『何やってんの?

ちなみに今の全部聞こえてっからな』

 

「こ・・これで通信ができるんですか!?」

 

『そうだよ。まぁ移動型の通信機と考えてくれ

後それにはカメラ機能がついてるぞ』

 

「い・・移動型だと!?」

 

「すごいですね!移動型なんて!」

 

『まぁこれも冷の作ったやつなんだけど』

 

「冷って誰ですか?・・」

 

『ほら、ここに来る途中説明したあの女性嫌いなのに

妻子持ちの頭おかしい神力無限の神』

 

「名前、冷っていうんですね・・」

 

『まぁそんなことより、このハンバーガー型のメカ

これはフォーゼの使う『スイッチ』を入れて動く

『フードロイド』第1号『バガミール』だ

主に偵察や情報収集に使うぞ』

 

「フォーゼ・・?あ!あの白いやつですね!」

 

『そうそう!それ。いや~なんか月夜見?だったっけ?

そいつがなんか『常識が崩れ落ちた』っていってさ~

取りあえず何もやることないから今そっちに向かってるわ~』

 

「一体何話したんですか?」

 

「気になる気になる~♪」

 

『それは「おい!勝手に話進めるな!」なんだよ、』

 

話に割って入ってきたのは上層部の一人だった

 

「この際お前本人に聞く!お前の能力は何だ!」

 

『何、急に?』

 

「実は今会議をしているんです。あなたについて」

 

『え!?俺について?』

 

「はい、結局あなたの能力は何なんですか?」

 

『そう言えばまだ誰にも言ってなかったな~』

 

「あなたの能力はすごいものだとみんな思ってます

なにせ穢れすら寄せ付けなかったのですから」

 

『ん~俺はただ人間にとって有害なものを取り除いただけなんだがな』

 

「それでも充分すごいです!

それで、あなたの能力は何なんですか!?」

 

すると急に会議室に蒼真さんが現れた

 

「俺の能力は『森羅万象を操る程度の能力』と

『直す程度の能力』

そしてもらった『見たものと知りたいことをすべて知る程度の能力』だ」

 

「な!いつの間に!」

 

「な・・なんだと!?」

 

「森羅万象を・・それにすべてを知るだと!月夜見様と似たような

能力ではないか!」

 

「貴様!どうやって入った!」

 

「え?普通に入ってきたよ?」

 

「まったく見えなかったぞ!」

 

「そりゃ~そんな速度で入ったからな」

 

「な・・何!」

 

「取りあえず・・戻ってこいバカミール」

 

そう言うと私の手からバガミールは離れていき

蒼真さんの元に戻った

そして蒼真さんはバガミールのおしり部分にあるものを

取った

それは『スイッチ』だった

取るとバガミールはハンバーガーの形になった

 

するとある人が騒ぎを落ち着かせた

 

「まあまあ皆さん、本人のおかげでこの会議の議題は

ほとんど解決したようなものじゃない

それにもう暗いし、今日はこのくらいで終わりにしましょう。

残りはまた明日♪」

 

そう落ち着かせたのは私たちのお母様だ

そう言えばもうこんなに暗くなっている

何時間経ったのだろうか

 

「そうだ蒼真さん、後で娘を助けてくれたお礼をしたいので

私の家に来てください」

 

「あ、はい」

 

「貴様!私の時の態度とは全く違うではないか!」

 

そう言ったのは都市についたとき、蒼真さんが月夜見様にタメ口を

いったとき怒った上層部の人だ

 

「え?だって冷に『丁寧に話してくれる人には丁寧に、

態度がでかいやつには荒口調で話せ』って言ってたからな」

 

「そいつ頭おかしいだろ!」

 

「うるせーな俺はとにかく休みたいんだ、

そーいうのは後からな」

 

そう言い蒼真さんは出て行った

 

「まったくあの男!無礼というのを知らんのか!」

 

「教えた方も問題なんじゃないですか?」

 

「まったくだ!」

 

「まあまあ皆さん落ち着いて・・お茶でも飲みましょう

給仕の人~全員にお茶を~」

 

「「「はい、かしこまりました」」」

 

そう言い給仕のもの達はお茶を取りに行った

 

「にしても・・・あの技術どうしても欲しいですな」

 

「確かに!奴は気に食わんがあの技術があれば

私達の都市はさらなる進化を遂げますな」

 

「あの技術、なんとしても欲しいところだ」

 

今度は蒼真さん・・というより冷という神の技術の

ことについての議題に入った

はぁ・・・いつ終わるのやら

 

「「「お待たせいたしました」」」

 

給仕のものがお茶を持ってきた

 

「いや~あなたの心使いはいいですな~」

 

「本当ですな。ありがとうございます」

 

そして全員お茶を飲む

私というか全員何時間も飲み食いをしていないので

飲みたくなっていた

私もお茶を飲む

ああ・・おいしい

 

「そうだ依姫、豊姫」

 

「なんですか?お母様?」

 

「実はね~私、そろそろ孫の顔が見たいわ~」

 

この言葉にここにいる

私を含めた全員がお茶を吹いた

 

その時、きれいな虹が出来たがそんなことはどうでもよかった

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