東方黒光録~凍結~   作:龍狐

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美雪

さて・・あれから2年経った

俺は相変わらず殴られの生活をしている

はぁ・・ホント、あいつらはクズ野郎だな

今年というより、もうそろそろ美雪が産まれるころだ

ちなみに俺は8歳なので小2だ

体は小2だとしても中身や頭脳はもう大人なので小2の問題なんて

簡単すぎる。だとしても天才だとか言われたくないので

テストとかの点数は7、80点にキープしている

 

「さて・・どうかな?」

 

ちなみに今俺は冷からもらった鉄で秘密裡に武器を作っている

え?そんなものどこにしまうかだって?

そんなのアイテムボックスに決まってんだろ

どんな武器だってそれはエリスに似た短刀というより

『クナイ』だ

 

あの二柱にこれを見てもらった

返答は・・・

 

「近づけないでくれ・・」

 

「耐えるだけでも精いっぱいなんだから・・」

 

と言われた

 

さて・・そして俺は今あのクソ共の話を盗み聞きしている

 

「どうやら産まれたらしいです・・」

 

「そうですか。で、名前は何ですか?」

 

「『美雪』というらしいです」

 

「美雪ですか・・・いい名前ですね

その子は神のお声を聴けるでしょうか・・・?」

 

「さぁ・・だがあの忌み子のようにならないことを

我々は願うばかりですね」

 

「そうだな・・ホントあの忌み子には困ったものだよ」

 

「ええ・・早く追い出したいですね」

 

「まったくだな」

 

チィ・・・

あのクソ共め

調子乗りやがって

だがまだ我慢だ、後7年か・・

分かってると結構長く感じるな・・

 

さて、俺はあのクソ共に見つからないうちにさっさと『離れ』に戻るか

 

~移動中~

 

さて、俺はあの時から

この離れに住んでいる

あのクソ共が『同じ家に住んでいるだけでも汚らわしい』

と言ったからだ

飯は祖父ちゃん(じいちゃん)が持ってきてくれている

小遣いも毎月1000円ほどもらっている

ほんと、祖父ちゃんには感謝してもしきれないよ

 

さて、美雪に会えるのは美雪が3歳になってから

それまでホント、辛抱だな

確か美雪は3歳の時にあの仏像が全く反応しなかったから

能力がないと分かったから俺と会うことができたんだ

 

それで美雪は俺ほどではないが

冷遇された。周りに無視される程度で

俺と同じ冷遇でも大違いだった

それでも祖父ちゃんが俺達に優しくしてくれたおかげで

俺達は孤独じゃなかった。

だが2003年の8月18日に祖父ちゃんは死んで

俺は追い出された

その後美雪はどうなるのだろうか?

俺と祖父ちゃん心の支えを二つも失って、

どんなに悲しんだろうか?

 

俺が追い出された後なに出来ないだろうか?

後から考えてみよう

 

さて・・・後3年、辛抱するか・・

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