こんにちわ、守だ
俺以外は今このモニターに映っていることに驚いている
「まさか、龍神様が・・・」
「そんな・・・」
「これで分かった?龍神が最低最悪のクズ野郎だってこと」
「いや、もしかしたらただ侵入者を排除しにいっただけかもしれないだろ?」
「どうかな・・?」
『お前達のすべてを奪い、私の物にしたのは・・この私だ』
「そんな・・・まさか龍神で在ろう者がそんなことをするなんて・・!」
「なんてひどい・・・」
『いいのか?これは生中継されてるんだぞ?』
『ふん、それなら問題ない、ここに来る途中で私の能力でストップさせてきたわ』
「こいつは何を言ってるんだ?ばっちり映ってるじゃないか?」
「ふふふ・・・あいつのやりそうなことなんてわかってたからね・・
ちょっと細工させてもらったよ・・」
「お前なにかしたのか!?」
「うん。俺の能力の一つは『守る程度の能力』って言ってね
何からでも守ることが出来るんだ」
「なるほど!そうか!」
「どういうことですか?」
「まったく意味が分からないわ。」
「月夜見様、わかったんですか!教えてください!」
「あぁ・・お前が行っているのはつまり、
自分の能力で龍神の能力からモニターを守ったということだな?」
「正解!さすが月夜見だね、よくわかってるじゃないか!」
「しかも・・一つを言ったのだから他にも能力があるのか!?」
「あぁ、後二つ持ってるよ」
「何!?後二つも!?」
「まぁ俺より父さんの方がすごいけどね~
俺も実際父さんがどれだけ能力を持っているかわからないんだ」
「何!?分からないだと!?奴はどれだけ能力を持っているんだ!?」
「だからわからないって・・」
「ほらもう戦いが始まってるよ」
モニターを見ると冷を龍神が剣をまじ合わせ戦っていた
この戦いを見て、依姫が答えた
「龍神様は剣の腕の力量も素人ですね・・・
ですが冷さんも腕は素人ですが力がすごいですね・・・」
「なるほど・・ごり押しなタイプか」
モニターで戦いを見ていると・・・
「お前・・本当に素人だな『剣術を扱う程度の能力』」
すると冷の剣の腕が格段に上がった
「何ですか!?急に冷さんの剣の腕が上がりましたよ!?」
「一体何で・・?」
「さっき『剣術を扱う程度の能力』って言ってたでしょ」
「なるほど・・能力を使ったのか・・」
だがこの回答に三人が入ってきた
静葉、穣子、雛だ
「待って、それだけじゃ彼の強さは理解できないわ」
「そうよ、そんな基本的な能力じゃあんな強さは出せない」
「他にも能力があるはずよ」
すると・・龍神が急にスピードを上げた
『ははは!どうだ!このスピードにはついてこれまい!』
「み・・見えない・・」
「これが龍神・・・」
「こんなスピード出す奴にどう勝てっていうのよ・・・」
誰もが龍神のスピードに目が奪われていたとき・・
『ダメダメだな・・『風を操る程度の能力』『距離を操る程度の能力』』
すると冷はまるで瞬間移動の如くスピードを出して龍神を
圧倒する
「な!・・あれは文の能力!?なんであいつが・・・?」
「文って誰?」
「知り合いの鴉天狗よ。その子も『風を操る程度の能力』を持っているの」
「ふ~ん」
「後からいろいろと聞かないといけないわね・・・」
モニターを見ると龍神が冷の頭上に武器を浮かばせていた
「あれ!やばいんじゃない!?」
「さすがにあれは・・全部は躱せない・・」
誰もが絶望するような顔になったとき・・
『はぁ・・・『ありとあらゆるものを破壊する程度の能力』』
冷がそう言うと冷の頭上にあった武器がすべて破壊された
「う・・嘘!あれだけの武器を・・・」
「一瞬で破壊するなんて・・」
「嘘でしょ・・・!」
次に龍神は自身の後ろに弾丸を造り冷に向けて発射した
『『なんでもひっくり返す程度の能力』』
すると弾丸が龍神に向けて移動し、それを龍神はバリアで守った
「何あれ!?」
「弾が跳ね返った・・?」
「いや、弾丸の威力の向きを逆にしたんだ」
「なんだって!?」
もう質問を答えるのは面倒だ
俺は父さんに渡された『ブランクミライドウォッチ』を取り出した
「何それ?」
サグメが聞いてきた。
まぁこれくらいのことは答えとこう
「これは『ブランクミライドウォッチ』これが対象に触れると・・・
―――――「そいつの力を奪うことが出来る」―――――
「力を・・・!?」
「そう、力を奪って自分がその力を使うことができる」
「なぜそんな危険なものを・・!?」
月夜見が聞いてきた
「決まってる。あいつの力を奪うんだよ」
「そんなことが出来る訳がない!それにそうできるとしてもどうやってあの中に入るのだ!?」
モニターを見ると龍神が地獄の炎を出して冷を攻撃していた
「地獄の業火だと・・・!?
あんなものどうやって防ぐというんだ!?」
「見てれば分かるよ・・・」
『『冷気を操る程度の能力』』
そう冷が言うと地獄の炎は・・・・『凍った』
「何!?炎が・・・凍った!?」
「嘘・・・そんなことが・・・」
「あれは氷精の能力!?」
「氷精?」
「氷精というのは氷の妖精のことよ。
氷の妖精だから冷気を操る能力を持っているけど・・・あいつも持っているなんて・・」
「というか彼はホントいくつ能力を持っているの!?もう6つも使ってるわよ!?」
「さあね・・・俺でも父さんの過去は聞いたことないから・・・あ、今度は父さんの番だよ」
『さて・・・今度はこっちからだ『永遠と須臾を操る程度の能力』』
冷がそう言うと
龍神に大量の傷が出来、龍神が苦しんだ
「何で・・・!?あれは輝夜の能力!?」
「なんで彼が・・・?」
「輝夜?誰それ?」
「輝夜とは月の大罪人よ」
「大罪人?そいつ何したの?」
「輝夜は不老不死の薬、月の禁忌である薬『蓬莱の薬』を飲んだの」
「は?何で不老不死の薬飲んだだけで大罪人なの?意味が分からない」
「蓬莱の薬は不老不死の薬。だから死を寄せ付けない、そしてその同時に穢れが大量に生まれるの」
「なるほど・・寿命がない月人にとって不老不死なんて意味のないものだからね・・
それに穢れが大量に出ちゃあ月に居るだけで危険だね」
「そうだ、だから我々は輝夜を地上に追放したんだか・・」
「そして追放期間が終わって輝夜を迎えに行ったとき・・」
「八意先生も一緒に逃げたの」
「なるほど・・・複雑なんだね・・・終わるよそろそろ」
モニターを見ると
冷が『ガンガンセイバー ガンモードを龍神に構えているところだった
『これで終わりだ・・・クズ野郎!
『空気を読む程度の能力』『雷を起こす程度の能力』』
「何!あれは竜宮の使いの能力!?」
「竜宮の使い?」
「竜宮の使いとは龍神の言葉を伝えたり、地震が起きそうなとき知らせて回る役目を持っているものだ」
「あのクズ野郎の使い?そいつもクズ野郎なの?」
「いいや、竜宮の使いは妖怪だがそいつは至って真面目だ」
「そうか・・俺もさぁ他人は利用して切り捨てるのが当たり前のクズ野郎は嫌いなんだ」
「確かに・・それは言える」
「さて・・・そろそろ行くか」
「行くってまさか・・・!」
「そう、あのクズ野郎のところにね・・・」
「どう行くつもりだ!?ここからあそこまで結構距離があるぞ!?」
「こう行くんだよ・・・」
俺はそう言い自分の後ろに灰色のオーロラ『オーロラカーテン』を出した
「何だそれは!?」
「これは『オーロラカーテン』・・・世界を移動できるものさ・・・」
「世界を移動だと!そんなことが・・・!」
「うん出来るよ。だけど父さんが場所も移動できるようにしたけど・・」
「それ私の能力と同じじゃない・・・」
「まぁ君の能力は知らないけどね・・・」
「じゃあ行ってくる」
~移動中~
行くとそこには父さんとその他9人そして・・
完全回復している龍神の姿があった
龍神はあっちに夢中でこっちに気が付いてない・・
今だな
そして俺は龍神に近づき・・『ブランクミライドウォッチ』を龍神に押し付けた
すると・・・
「ぎゃあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
よし着々と力を奪ってるな
その証拠にウォッチに色と力が入ってるし・・・
よし、終わったな
「父さん、終わったよ」
「あんた・・何したんだ?」
確か士郎だっけ・・・が聞いてきた
「あのクズ野郎の力を奪ったのさ」
俺がそのことを説明したら
クズ野郎が起き上がってきた
「く・・・そ・・・・が・・」
~罵倒の言葉中~
(これは決して前の言葉から抜出すのがめんどくさかったからではない)
龍神との話は終わった
後は・・・あいつを倒すだけだ
俺はウォッチのボタンを押した
『リュウジン!』