『リュウジン!』
「返せ!私の力ぉー!」
「駄目に決まってるだろ」
父さんがクズ野郎をつかんで捕まえた
「行かせないぞ」
「離せ!」
「今だ龍神の力を使え!使えばその力は完全にお前のものになる!」
「分かった!」
俺は『ゴッドドライバー』の右側のレバーにウォッチをセットした
そして扉を開いた
『アクション!』
すると俺の周りに緑の龍が出現して俺の周りを旋回する
「やめろぉー!それは!それは!私の力だぁー!」
「残念だが、もうお前は龍神じゃない」
「認めんぞぉー!」
俺はクズ野郎の言葉を無視しレバーを閉じた
『投影!』
『フューチャータイム!』
すると俺の周りを旋回していた龍が俺に纏われた
そして俺は緑の炎に纏われた
『セカイ!ジダイ!セイメイ!』
『フューチャーリングリュウジン!リュウジン!』
緑の炎が消えると
そこには緑の龍の体で出来た執事服を着ている男がいた
だがその男は顔を帽子を深く被って見えないようになっている
これが俺か・・・・
確かにとてつもない力を感じる
神力だってすごい量だ。父さんとまではいかないがすごい量だ
すると急に父さんがクズ野郎の体を離して
俺に近づきこう言った
「祝え!世界を創り、時代を創り、生命を創った神の誕生を!
その名も龍神、『神我見 守』!新たなる龍神の降臨である!」
「父さん・・何それ?」
「ノリで言った祝いの言葉さ。さぁ行きな。」
「あぁ・・・うんじゃあ行ってくるよ」
「認めん!龍神は私だぁー!」
『移動』
そして俺とクズ野郎は誰もいないところに移動した
「お・・おい!大丈夫なのか!?お前の息子は!?」
「大丈夫だ・・なんせ、守はもう・・・龍神だからな」
「さぁ・・・ここなら誰にも邪魔されないね」
「くそ!またお前から力を奪い返してやる!」
「はぁ・・・取り返してもどうせ碌なことしない癖に」
「何だと!」
「ちなみにいつも何やってんの?」
「ふ!そんなの人間の女で楽しんでるさ。お前からさっさと
力を取り返して女をもて遊ぶ!まだ壊れかけの女がいるからな!」
「はぁ・・・なんでこいつはこんなにクズなんだろうか・・・・?」
「さぁ!覚悟はできてるんだろうな!私から力を奪ったこと後悔させてやる!」
「お前ってホントクズでバカだな・・・これも見られてるってこと分からない?」
「何?」
「本当にバカだ・・・この放送が生で見られてるのもう忘れたのか?」
「ははは!そんなのもうどうでもいい!お前から力を取り返して
記憶から消せばいい!」
「は?お前他人との力量もわからないの?」
「第一、お前なんかに龍神が務まる訳ないからな!」
(いや、お前の方が務まんねぇだろ)
「はぁ・・・・もういいや。バカと話してても疲れるだけだからな・・
さっさと終わらそう」
『身体強化』
そう言うと俺の体の身体能力は上がり一瞬でクズ野郎の後ろに行って攻撃した
「がはぁ!」
クズ野郎はそのまま倒れる
「何故だ!何故私が圧倒されている!?」
「バカなお前に教えてやる。お前からは龍神としての力を奪った
つまり『言霊を司る程度の能力』も俺のものってことだよ」
「何だと・・!」
「さぁ次だ」
『竜巻』
するとクズ野郎の周りに巨大な竜巻が現れた
「な・・・何だ!ぐあああああぁぁぁぁぁ!」
クズ野郎はそのまま竜巻の餌食になった
「さてさて・・・まだだな」
俺はクズ野郎が吹っ飛んでったところに走って行った
―――――そこに行くと―――――
神力を使い回復しているクズ野郎の姿があった
「はははは!どうだ!また戻ったぞ!」
「なるほど・・・これはこれはずいぶんとしぶといな・・・・
まるでゴキブリのような生命力だ・・・」
「貴様!この私を汚らわしい蟲と一緒にしおって!」
「いや・・・実際その通りだし・・・まぁいいや・・」
(どうする?あいつ自分の神力が減ってることに気づいてないから
このまま消滅するまでこのままやり続けるか・・
いやそれだと面倒だしな・・・
どうせそうするなら大ダメージを与えまくって多く神力を使わせた方が良いしな・・・)
俺は考えているとあるものの存在を思いだした
(そういえば・・左側のレバーをまだ使ってなかったな・・・)
この左側のレバー、これはもう一つウォッチをつけられるように父さんが改造したものだ
ここには普通のライドウォッチをつけられるが・・・・こっちの方がいいな
俺は父さんに渡された『ファイブレジェンドライドウォッチ』を取り出した
「何だそれは?」
「これは伝説の獣の力を使えるウォッチだよ」
俺はウォッチを『二』回回してボタンを押した
『グリフォン』
俺はウォッチを左側のレバーにセットしてレバーを閉じた
『投影!』
『フューチャタイム!』
すると俺の後ろに鷲の翼と上半身、ライオンの下半身を持った生き物が現れた
『フューチャーリンググリフォン!グリフォン!』
俺は龍神の姿のまま『グリフォンアーマー』を装着した
「何だその力は!?」
「これはグリフォンの力・・祐介さんの使う力だ!」
『加速』
俺は加速し、グリフォンのスピードを合わせて神の目でも見えないほどスピードを
出して龍神を攻撃した。
「ぐおぁ!」
「どうした?この程度のスピードにも追いつけないのか?」
「この程度だと!?お前はバカなのか!こんなスピード目に見える訳がぐはぁ!」
「何言ってんのさ!この程度のスピードじゃあ父さんにも母さんにも勝てないけどね!」
「な・・何だと!?クソ!」
そうしてクズ野郎は神力を使って回復した。だが・・・
「ぐ・・あ・・何だ?苦しいだと・・?」
「どうした?ギブアップか?
(こいつまだ神力の使いすぎで自分が消滅しかかってること気づいてないのかよ)」
「何でもない!」
「そうか・・ならもっと強い攻撃でもいいよね!」
『ウイングカッター』
俺は羽の形の刃でクズ野郎を何度も傷つける
ウインドカッターはグリフォンの翼の部分が刃になったものだ
「ぐあぁ!」
「さて・・そろそろ終わりにするか・・・」
俺はレバーからウォッチを取り出して今度は『三』回回した
『ブリザードウォータドラゴン』
そして再びレバーにセットしてレバーを閉じた
『投影!』
『フューチャータイム!』
すると今度は俺の後ろに氷と水を纏ったドラゴンが現れた。
『フューチャーリングブリザードウォータードラゴン!ドラゴン!』
今度は龍神の力の上にブリザードウォータードラゴンの力を上乗せした
「何だ、その姿はさっきとは違うぞ!?」
「これはブリザードウォータードラゴンの力・・蒼真さんの使う力だ!」
そして俺は空を飛んだ。そして・・・
『氷山の雨』
と言いクズ野郎の上にデカイ氷山がいくつも現れた
ちなみにこれはドラゴンの力も上乗せしている
「な・・・何だ!?」
『落ちろ』
俺がそう言うと氷山はクズ野郎に落ちた
「ぐあああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!」
さて、どうかな、俺は下に降りた。
すると、また神力で回復しているクズ野郎の姿があった
「はははははは!残念だったな!私はまた回復し・・・が・・・ああ・・」
「やっとか~」
見るとクズ野郎は消滅し始めていた
「きざま!だにをじだぁ!」
「別に、俺は何もしてないよ」
「俺はだど・・・誰だ・・・ごのわ゛だじにごうげぎしだのば!」
「お前だよ」
「なんだど!?」
「お前さ、自分の神力使いまくっただろ。神力がないと神は消滅してしまうからね・・」
「だが、わ゛だじの神り゛ょぐはづねにだもだれでいるばず!」
「は~ホントバカだねお前。お前はもう龍神じゃない。神力は減る一方なんだよ」
「ぞんな・・・」
こいつホント最後の最後までバカだったな
「終わりだ、クズ野郎」
「ま゛、、ま゛っでぐれ!だのむ゛!やめでぐれ゛!だずげでぐれ!」
「安心しなよ・・最後を決めるのは俺じゃあない」
「な゛に゛!」
『移動』
俺がそう言うと移動した場所は・・・
そう元の場所だ
父さんと九人がいる場所だ
「お!終わったのか?」
父さんが話しかけてきた
「いいや、まだ終わってないよ。ほら」
そう言い俺はクズ野郎を指指した
「あ・・・あのクズ野郎消滅しかかってんじゃん。どうせ神力使いすぎたんだろ」
「正解。こいつの止めは彼らが決めるべきだと思ってね」
そういい俺は九人の方を見た
「お・・・俺らか!?」
「ああ、そのために来た。今なら奴を殺せるよ?」
「・・・・いいのか?」
「うん、そのためにここに連れてきたんだから」
「・・・・・ありがとう、お前等、殺ろう!今までの恨み、全部ここで返す!」
「「「「「ああ!絶対に後悔させてやる!」」」」」
「ひぃ・・!」
クズ野郎が脅えているな。まぁ自業自得ってやつだな
「さぁ・・覚悟しろ・・俺達の恨み・・全部返してやる!」
「ごめ゛ん゛!ゆ゛る゛じでぐれ゛!だの゛む゛!」
「ふざけんな!許す訳ないだろ!お前はクソ見たいな理由で俺達の幸せを奪った!
そんなことが許されるはずがない!」
「ごめ゛んな゛ざい゛!ごめ゛ん゛な゛ざい゛!」
「行くぞ・・・憎悪の炎!」
するとみんな憎悪の炎を武器や体に纏った
「さて・・・みんなにプレゼントだ」
『身体能力10倍』『防御力10倍』『武器強度10倍』『攻撃力10倍』『即死能力付与』
「これは・・・力が漲る?」
「さぁさっさと殺りな」
「あぁ!喰らえクズ野郎!これが俺達の怒りの一撃だぁー!!!!」
そう言い9人は憎悪の炎をクズ野郎にぶつけた
「いや゛だ!い゛や゛だ!だずげでぇ!」
そう言いながらクズ野郎は消滅した
「・・・・・やったな」
「・・・・そうだな」
俺は変身を解除した
「さて・・・君たちはこれからどうするの?」
「決まってる。みんなで死ぬんだ。もう俺達は下級といえど神をいくつも殺した
この罪は変えられない」
「そうか・・・」
「あんたら、ありがとう俺達に復讐させてくれて」
「もう俺達は死ぬつもりだけど・・」
「これだけは言わせてくれ!」
「「「「「「「「「ありがとう!」」」」」」」」」
「・・・・どういたしまして」
そしてみんなナイフを手に取り自害しようとする
だが・・そのナイフは壊れてしまった
「何!?」
「何が・・?」
何で壊れたんだ?いや壊したんだ?
「ねぇ・・・なんで壊したの?父さん」
そうこんなことできるのは父さんしかいない
「死ぬことは許さない。お前達はまだ罪を償ってない」
「!だから!死んでその罪を償おうとしたんだ!
もう俺達には何も失うものはない!こんな世界に生きてても意味はない!」
「・・・・だったら、生きる意味を生めばいい」
「お前は何を言ってるんだ!?」
すると父さんは突然手をかざした
するとそのかざした先に『オーロラカーテン』が現れた
「何だ!確かあれは・・・」
するとそのカーテンの奥に人影が見えたその人影は9人いて、しかも全員女性だ。
一体何なんだ?
「もしかして・・・!」
「そのまさかだ」
するとカーテンから女性が完全に姿を現した
そして9人全員動いた
「士郎!」
「み・・美穂!」
すると士郎さんと美穂という女性は抱きあった
もしかして・・
「父さん、もしかしてこの人たちって・・!」
「そうだクズ野郎に奪われたこいつらの恋人だ」
「でも何で・・確か壊れたって奴は言ってたのに・・・」
「そんなの簡単だ。俺が能力であいつらの体も心も直したんだ」
「いつの間に・・・」
まさか俺が奴と戦ってた時か?そんなことやってたなんて・・・
他の人たちも・・
「龍斗!」「栄太!」「拓斗!」「翔太!」「誠太郎!」「颯太!」「浩二!」「宗助!」
全員恋人のところに向かっていき抱き合っていた
「与えたぜ・・・お前らに生きる理由・・・」
「ありがとう・・・!お前・・名前は?」
「冷、神我見 冷だ」
「冷・・・本当にありがとう!」
「あぁどういたしまして。ちゃんと生きて罪を償えよ」
「あぁ、わかった!」
「あ、そうそうちなみにお前等ちょっと来い」
「?何だよ?」
九人が父さんの元に集まって何かを話している
何を話してるんだろう?
すると9人の顔が赤くなった。どうしたんだ?
「お・・・お前、それまじで言っているのか?」
「うん、ホントだよ」
何を話してたんだ?
俺にはこうとしか聞こえなかった
『お前等の恋人の○○○も復活させといたから』
一番重要そうなところが聞こえなかった
父さんは士郎さんたちの恋人の何を復活させたんだろう?
考えるだけ無駄か
―――こうして―――
まず、龍神についてだが
あいつは消滅したので刑がなくなった
それで守が正式な龍神となり、世界を見守っていくことになった
というか性格的にも問題ないらしい。あいつは性格に問題ありすぎたからな
それに守なら龍神というややこしそうな役割でもできるだろう
次に士郎たち9人
あいつらはあのクズ野郎の完全な被害者だが神を殺したことは変わりないので
罪を償うことになった。その時あいつらの彼女たちは全員あいつらについていくことにしたらしい
いい友情と愛だな
最後にまた最初の話に戻るが
あの後戻ったら女の神達に守が囲まれた
さすがイケメン!だが父親の俺がいうのはなんか変な感じがするな・・・
そして男神が嫉妬の目で見てきていたが俺が眼力だけで黙らせた
そしてその時の一部始終を見せよう・・
『あの!彼女といるんですか!?』
『え!?急に何!?』
俺達が元の場所に戻ると女神どもが守に寄り添った
そう言えばあのとき高天原に行ったとき女神どもが守のことイケメンとか言ってたな・・
そのせいか。
『あの!今度よかったら私とお茶を!』
『ちょっと抜けがけはずるいわよ!』
『あの私と!』
などと守に言ってるし・・・これだと帰るのが遅くなるな・・
ここは早く終わらそう
「おい、守!もう帰るぞ!」
俺が大声でそう言うと守も『待ってました』と言わんばかりに女神ども
の群集を通り抜けこっちに来た
「はぁ~疲れた~」
「お疲れ。ほら、さっさと帰るぞみんなが心配してるかもしれないからな」
「うん。その前にちょっと待って」
「別にいいが・・何するんだ?」
「いいから」
そう言うと守はサグメだっけ?・・のところにいった
「!何よ・・」
「いや、さっきは悪かったよ。お詫びといっても何だけどさ今度家に遊びに来なよ」
「え?」
「ほら、これ家の場所が書いてあるメモ。渡しとくから」
「え、ちょ」
「じゃあね~」
そう言い守はまた戻ってきた
「待っててくれてありがとう。じゃあ行こうか」
「・・・・あぁそうだな」
「どうしたの?」
「いや・・・なんでもない」
(守・・・お前は女を誑かすスキルでも持っているのか?
その証拠にあの女神顔赤くしてるしよ・・)
「じゃあ行くぞ・・」
「はーい」
俺はオーロラカーテンを出現させて月からおさらばした
~守宅~
「ふ~やっと帰ってきたね」
「・・・・そうだな」
「いや・・・(ちょっと守のあのことについて温と話し合ってみるか・・)さっさと家に入ろう」
「そうだね・・・」
俺達が家に入ると・・・出迎えてくれたのは・・・
「お!帰ってきたか!」
――――壊だった――――
「「え?」」
「どうしたお前等、何か変なものでも食ったのか?」
「違う!お前、いつ帰ってきた!?」
「あぁそれか、それならお前等が行った後すぐに戻ってきたぞ」
「「はぁ!?」」
「ちなみにエリスも戻ってきてるぞ」
「「えぇ!?」」
俺達は駆け込んで家に入った。するとそこには・・
「あ!久しぶり!冷。」
エリスがいた
「「はぁ!?」」
「どうしたの?」
「どうしたの?じゃないくて・・・いつ帰ってきた?」
「壊と同じだよ」
「まじか・・・」
「そんな・・・」
まさか後から探しにいこうと思ってたのに・・・そう言えば・・
「なぁお前等、蒼真のことは聞いたか?」
「・・・うん聞いたよ」
「まさか家に帰ったら、兄貴が亡霊になってたときはビックリしたよ」
「そうか・・蒼真のお願いは守らなくちゃな・・・」
「そうだね・・・」
「そうだな・・・」
「そうだ!俺達が離れ離れになった後のこと聞かせろ!」
「いいぞ。じゃあまず俺からだな」
「すぐ聞かせろ!」
「みんな~今日は特別でデカイお鍋ですよ~」
「お!ナイス温!」
こうして、俺達は再び再会した
こうして皆再会を果たした
さて、エリスと壊の回想はまた次章!