東方黒光録~凍結~   作:龍狐

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エリスの回想その2

「何かしら?私の能力を無力化するなんて、そんなこと出来る訳ないじゃない」

 

「まぁ・・・普通ならね。だけどこれには少し時間がかかるからね・・」

 

「じゃあそれをやる前に殺してあげる!」

 

そう言いメイドは私に向かってくるが私は最初に持った『カード』に

力を込める

これは冷からもらったカメンライドカードだ

ちなみにこのカードは『ファイズ』だ

 

するとカードからファイズが召喚され、メイドに攻撃する

 

「!何こいつ!?」

 

「ファイズ、時間稼ぎよろしく」

 

そう言い私は短剣に『ペガサスユニコーンライドウォッチ』を取り付けた

すると短剣は白く光り輝いた

 

私がなぜこれを使うのかというと

冷の言葉を思い出したからだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『幻獣ライドウォッチシリーズ。これにはある大きなメリットがある!』

 

『何?それ』

 

『俺の能力の一つ、『時間を司る程度の能力』これはあることできるんだ』

 

『あること?何だそりゃ?』

 

『それはな、空間を操ることが出来るんだ』

 

『えぇ!それスゴ!でも何でそんなこと出来るんだ?』

 

『実はな、時間と空間は同じなんだ』

 

『ハァ?』

 

『つまり、時間を操れるってことは空間も操れるってことだ』

 

『それすげぇじゃん!』

 

『で?その話とさっきの話、何の関係があるの?』

 

『そうだったな。実はな、そのウォッチの力を使うとその場所だけじゃなく

なんと空間を攻撃できるってことだ』

 

『は?』

 

『分からないか?例えを出そう

お前達は敵と戦っているが、その敵はなぜか攻撃が全く当たらない。それはなぜか?』

 

『え?まったく意味がわからん』

 

『俺も同じく意味わからん』

 

『バカだな。それはだな、敵は別次元にいるからだ』

 

『別次元?』

 

『そう!簡単に言うと敵はその場所にいると見えてもまったく違う場所にいるんだ』

 

『もうちょっとわかりやすくお願い』

 

『次元ってのは空間と一緒だ。別世界にいるといっても過言でもない』

 

『なるほど!つまり俺達の世界に姿はあるけど形は別の世界にあるってことか!』

 

『そうだ!よくわかったな』

 

『このウォッチはそのばらばらになっている姿形を同時に切ることが出来る!』

 

『まじかよ!』

 

『ちなみにお前等の武器、ウォッチを装填できるようにしたからな』

 

『よっしゃ!戦いの幅が広がるぜ!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなことがあった

相手のメイドは透明になっている。

つまりこの力、ばらばらになっている姿形を一緒に切ることが出来る!

 

「もういいよ!」

 

私がそう言うとファイズはカードに戻り私のところに戻ってきた

 

「くっ!やっとあなたを殺せるわ!」

 

「どうかな?こっちもあなたを切れる準備はできたから」

 

「やってみなさい!」

 

そしてメイドは私に突進してきた

それに対して私は短剣を構える

 

「そんなただ光ってる剣じゃ私は切れないわ!」

 

「それはどうかな?」

 

私は向かってくるメイドを切り刻んだ

 

「な!?・・・」

 

服も同時に切ったから肌がところどころ見えてる

これ私が男だったらちょっと絵図ら的にまずかったかも・・・

 

「な・・・なんで攻撃が・・・?」

 

「私にはね。別のところにいる、姿がそこにあっても形がないやつを同時に切ることが出来るの」

 

「そんな・・・」

 

「さて、覚悟は良いよね?」

 

「くっ!」

 

私はメイドに近づいていく。すると・・・

 

「は~い。ストップ♪」

 

突如声が聞こえた

何?いつの間にここに!?

 

私は声のした方に見る。するとそこには・・・

 

「はいはい、そこでおしまい。」

 

銀髪のロングヘアーの女の人が立っていた

 

「?・・・・・あなたは?」

 

「私の名前は神綺(しんき)。あなたは?」

 

「エリス・・・爆夜 エリス」

 

「あら、珍しい名前ね」

 

「それは「神綺様!そのものは侵入者です!近づいてはいけません!」・・・うるさい」

 

「大丈夫よ、夢子(ゆめこ)。この人は悪気があってここに来たわけじゃないから」

 

「ですが!「私の言ってることがわからない?」いえ・・・」

 

「ごめんなさいね、この子ちょっと真面目すぎてこんなところがあるの」

 

「いや・・大丈夫」

 

「じゃああなたにはいろいろと聞きたいがあるから、私の部屋に来て」

 

「・・・・分かった」

 

 

~移動中~

 

 

私が案内された部屋は周りとは違かった

おそらくこの人はこのお城の主人だろう

 

「さて・・・私が聞きたいのは「私がどうやってここに入ってきたかでしょ?」そうよ」

 

「おい!神綺様が話をしているのに口を挟むんじゃない!」

 

「夢子、今は私と彼女とで話してるのよ」

 

「すみません・・・」

 

ていうか何で居るの?この金髪メイド・・・

 

「話を戻すけど・・・あなたはどうやって入ってきたの?」

 

「実はね・・・・」

 

私はこれまでの経緯を話した

主にどうやってこのお城に入ったかとかさっきの私の名前のこととか

でもあの化け物の世界の化け物のことは話してない

 

「なるほどね~あなたの人生は結構過激ね」

 

「そう。で、ここはどこなの?」

 

「ここはね、『魔界』よ」

 

「魔界?」

 

「そう、私が創った世界」

 

「世界を・・・創った?」

 

「そう、場所も住人もね」

 

「じゃあ・・この彼氏いなさそうな金髪メイドも?」

 

「な!・・よ・・余計なお世話よ!」

 

「ふふふ、あなた結構な毒舌なのね」

 

「冷の口調が少し移っただけ」

 

「その冷って人というより神、どんな人なの?」

 

「う~ん。私が分かるのは冷は冷静、冷徹、冷酷の三条市がそろってることくらい

後、女性嫌いなのに奥さんにいつも喰われていること、後めちゃくちゃ強いってこと」

 

「へ~会ってみたいわ~」

 

「おすすめしない、会った瞬間に切られそう」

 

「どんな人なの・・・・?」

 

「あ、後これを造った人。」

 

そう言い私はカードを見せた

すると、神綺の目の色が変わった。なんか険しい顔になってる・・・・

 

「私ね、あなたたちの戦いを最初から見てたけど、それだけが意味が分からなかった。一体それは何なの?」

 

「・・・これはね」

 

 




「おい・・・エリス」

「何?冷?」

「俺は確かに女は嫌いだが会った瞬間に切ろうとは思わねぇぞ」

「え・・?だってそう言うイメージが強かったから・・・」

「おい」

「それは仕方ないと思いますけど・・」

「ていうか俺はいつものレベルで温に喰われてねぇよ!」

「喰われてることは認めるんだ」

「別にいいだろ・・せいぜい一週間に5回くらいだ」

「それでも大概だろ!」

「(ぽうっ・・・・)」

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