東方黒光録~凍結~   作:龍狐

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エリスの回想その3

「これはね・・・冷が作った内の2つ。『カメンライドカード』」

 

「カメンライドカード?」

 

「そう、このカードに力を込めるとこの絵に描いてあるライダーが出てくる」

 

「ライダー?」

 

「見たんでしょ?私が短剣に力を溜めてるときにこの金髪メイドの相手をしていた奴」

 

「あれが・・それで、私が聞きたいのはあれがどうやって動いているかよ」

 

確かに・・私も今思った。あれは何の供給源もなしに無限に動けるもの

あんなものは魔法を使えばできるっちゃできるけど、それだといずれ

魔力が切れて動かなくなるはず・・・

一体あれはどう動かしてるのかな?

 

「私にも・・わからない」

 

「え?」

 

「私もこれをどうやって作ったのか、何の供給源もなしにどうやって動くのか冷に聞いたこともなかった」

 

「そう・・残念ね。」

 

「まぁ取りあえず、私ここから早く出て仲間を探しに行きたいんだけど・・」

 

「ああ、そのこと何だけど、しばらくの間は無理よ?」

 

「え?」

 

「実はね・・・」

 

神綺の話によるとこうだ

ここ魔界は人間界と完全に分離されていてあっちの世界にいけないらしい

それにその理由が魔界人が勝手に人間界につなげてツアーを実施しまくったのが原因らしい

何そのくだらない理由

 

「くだらない・・・何でつながりを閉じたのにまた勝手につなぐのかな?」

 

「しかたないわ・・魔界人はそういう人ばっかだから」

 

「何で自分を造った人の言うこと聞かないの?」

 

「彼らだって生きてるからね・・・」

 

「納得・・てかそんなことより私これからどうすればいいんだろう・・」

 

「そのこと何だけど・・・あなたここに住みなさい」

 

「「え?」」

 

これには私だけじゃなくて金髪メイドも驚いた

私ここに住んでいいの?

 

「いけません神綺様!こんなどこの誰かもわからない馬の骨を・・」

 

「これは決定事項よ。」

 

決定事項なんだ・・私拒否権ないんだね・・・

 

「それに、アリスの面倒とかも見てもらいたいし」

 

「アリス?」

 

「アリスっていうのは私の娘よ」

 

「え!?あなた娘いたの!?」

 

「そう、私の可愛い可愛いアリスちゃん。ああ~早く会ってその体を抱きしめてあげたい!」

 

あ・・こういう人って確か親ばかっていうんだっけ・・・

この人ちゃんとしてると思ってたけどもう駄目だ。

 

そんな話をしていると・・・

 

「お母さん~」

 

誰かが入ってきた。お母さんって言ってたからたぶんこの人の娘さんだろう

私が振り返ってみると、そこには金髪で水色と白の服を着ている女の子がいた

 

「お母さん、あのねって・・お姉さん誰?」

 

「え、私?私の名前は爆夜 エリスだけど・・・」

 

「分かった!エリスお姉ちゃんだね!」

 

か・・可愛い・・なんかこの人が親ばかになった理由がわからなくもない

 

「あら!アリスちゃん!どうしたの?」

 

「実はね、夢子を探してっていた!」

 

「私ですか!?どうしたんですかアリス様?」

 

あの金髪メイド・・夢子に用があってきたのか・・

神綺も目を大きくして夢子を見ている。たぶん自分に用があってきたと思ったらメイドの

方に用があったからがっかりしているんだろう。後,憎悪も感じる。

 

「あのね夢子!あなたがさっき戦ってたあの黄色い目をしてて赤い線が入っている人、知らない?」

 

「「「え」」」

 

黄色い目をしていて、赤い線が入っている人・・それ絶対ファイズのことだ

あの戦い見てたの?じゃあ何でその近くにいた私のことは知らなかったの?

 

「そいつならあの白髪女の物ですよ」

 

ちょっと、ちゃんと人のことは名前で呼んで。

すると今度は私の方に駆け寄ってきた

 

「お姉ちゃん!あの人はどこにいるの?」

 

「え、え~と・・」

 

私は神綺と夢子を見る

すると二人は私をジト目で見ていた。そんな目で見ないで

分かったよ。見せればいいんでしょ見せれば

 

「分かったから・・・ちょっと待って」

 

私はファイズのカードを出して力を込めた

すると私の近くに赤い『フォントストリーム』が現れやがてそれが人に纏われるような形になったら

突如光ってそこには赤い線が入っていて、黄色い複眼の戦士、『仮面ライダーファイズ』

が現れてた

 

「わー!すごい!これどうやったの!?」

 

アリスがファイズに飛びついた。だがファイズは全く反応しない。

私の命令に従うようになってるからな・・

 

「あれ、何で動かないの?動いてるところ見たいのに・・・」

 

仕方ない、やってあげよう

 

「ファイズ、動いて」

 

するとファイズは動き、私のところまで来た

 

「すごいすごい!動いた!これどうやって動いてるの!?」

 

どうやら興味深々のようだ

 

「ごめんね、それは私にもわからないんだ。製作者に聞かないと・・」

 

「そっか~残念だな~。そうだ夢子!」

 

「な・・なんでしょうか?」

 

「この人と戦ってみて!」

 

「「え」」

 

何言ってんだろうこの子。ファイズと夢子じゃ相性が悪すぎるから

絶対勝てるはずがない

まだ、『ウィザード』ならまだしも・・・そうだ!

 

「アリスちゃん。実はね、これの他にもう一人いるんだ。そのもう一人となら戦わせてもいいよ?」

 

「ホント!?やった!じゃあ早速広場に行こう!」

 

「え、あの」

 

「夢子、拒否権はないわよ」

 

「・・・・はい」

 

こうしてライダーと夢子は戦うことになった

私を白髪女と言った罰だろう、おそらく

 

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