東方黒光録~凍結~   作:龍狐

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エリスの回想 最終回

私がこの魔界に来てから、もう30年ほど経った

この30年いろいろあったな~

 

まず神綺についてだけど、一回戦ったことがある

戦ったとき思ったこと、それは

 

(さすがは魔界の創生神なんだね)

 

っ思った。

だって攻撃の弾の量だってエグイしそれに一発一発に入っている神力が尋常じゃない

まぁ冷の方がすごかったからあまり驚かなかったけど・・・

その時仕方なかったので『ペガサスユニコーンライドウォッチ』を使った

その時の私はとても神々しかったと言っておこう。

まぁあの状態だと神の力を使ってるわけだし・・・

そして神綺と相打ちになった。やっぱり神ってすごい・・・

 

次に夢子について

彼女は時々私とウィザードに戦いを挑むようになった

やっぱり負けず嫌いなのかな?

でも毎回負けているがどんどん強くなってきていて、集団との戦いにも慣れてきていた

そのせいでよりゴキブリ並に面倒臭くなったと言ったら鉄拳ならぬ鉄剣が飛んできた

まぁ避けたけど・・・

 

そしてアリスについて

あの子は30年経ってもまったく身長が伸びてない

もしかして神綺が身長が伸びない魔法でもかけてるのかな?

それとも魔界人ってのは寿命が長いのかもしれない。だから身長が伸びにくいのかな?

わからないな~

そしてライダーのこと、ファイズとウィザードのことについていろいろ聞かれた

私自身まったくそのことについて分かってないので本人に聞いた

ウィザードは前も言った通り『絶望を希望に変える魔法使い』

ファイズは『夢を守るもの』と言っていた

だがファイズの言った言葉『俺には夢はない。だが、守ることはできる』と言ってたが

意味が分からなかった。いや、なんとなくはわかった

そして私はアリスのお姉さん的な存在になっていった

だけどいずれここを出なければならない

 

そしてこの30年後、ついにこの魔界を出ることになった

正直寂しい。だけど私にも大事な仲間がいる。だから探さなくてはならない

そして今私は魔界から人間界に戻ろうとしている

見送りに神綺、夢子、そしてアリスがいる

 

「本当に行ってしまうのね・・・」

 

「うん・・私にも仲間がいるから・・・」

 

私だって悲しい。それは3人とも同じだろう

アリスだって今にも泣きそうだ

私はアリスにお姉ちゃんと呼ばれていたから、

そんな人がいなくなるのは悲しいのだろう

アリスには悲しんで欲しくないけど私は行かなきゃいけないし・・・どうしよう?

・・・そうだ、

 

「アリス、ちょっと来て」

 

「何?エリスお姉ちゃん?」

 

「これ、あげる」

 

そう言い私が渡したのはファイズとウィザードのカード、

そして『ブランクウォッチ』だ。冷にもらったけどアリスにあげよう

 

「これって・・・」

 

「これは私のカードとウォッチ。アリスちゃんにあげる」

 

「いいの・・?」

 

「うん、いいよ」

 

「・・・ありがとう!」

 

すると、カードとウォッチが急に光だした

 

「!何!?」

 

「何何!?何が起こってるの!?」

 

「一体何が・・?」

 

「な・・何なんですか!?」

 

やがて光が収まり、そこにはファイズとウィザードの絵があるウォッチ

『ファイズライドウォッチ』『ウィザードライドウォッチ』があった

 

「もしかして・・・カードの力がウォッチに吸収された・・・・?」

 

「そんなことがあるの?」

 

「さぁ・・・分からない。だけど、これをちゃんと持っててね」

 

「うん!分かった!絶対大事にするね!」

 

「ありがとう。じゃあ・・・さよなら」

 

「またね!」

 

「またいつか会おう!」

 

「お姉ちゃん!またいつか絶対会おうね!」

 

そう言い私は魔界と人間界を繋ぐゲートを通って

人間界、守の居る世界に戻った

 

守の家に行く途中男に絡まれたりもしたがぼこぼこにして対処した

そしてもうすぐのところで壊と再会してここに帰ってきたということだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いや~エリスの物語も結構すごいんだな~」

 

「ていうかさりげなくウォッチとカード渡すなよ。まぁそいつらには

大事な首飾り程度にしか使えないけどな」

 

「え?どゆこと?」

 

「あれ?知らなかった?実はあれお前等にしか力が使えないんだぞ?」

 

「まじで!?」

 

「まじで」

 

「知らなかった・・」

 

「でもまぁ、そのウォッチを持っている奴がそれを大事にしてくれたらいいよな」

 

「確かに・・美雪の奴、今何してるかな・・?」

 

「祐介。何でそこで他の女が出てくるの?」

 

「いや、美雪ってのは俺の妹だぞ・・?」

 

「何だ・・・妹か。びっくりした、もしそういうのじゃなかったら

ちょっといろいろとOHANASHIしないといけなかったから」

 

「なんか怖いぞ、エリス・・・」

 

「まぁ良いよ。今日は一緒に寝よう、祐介。」

 

「おう、良いぞ」

 

「「おーおー熱いね~」」

 

「うるさいぞ」

 

「そう言えば冷、お前の式たちは?」

 

「もうあいつらの部屋に行って寝てるぞ」

 

「え?お前自分の式同じ部屋に寝させてるの?」

 

「そうだけど・・・それがどうかしたか?」

 

「いや、一人女だよな!?大丈夫なのか!?」

 

「大丈夫だ、実を言うと寝子と空は恋人関係だからな」

 

「「「「「はぁ!?」」」」」

 

「初耳だぞそれ!?」

 

「いや~俺もそれ知ったときはビックリしたよ。」

 

「確かに・・「あの~壊さん」あれ、お前確か冷の・・」

 

「主の式の白と言います」

 

「ああ、そうか。で、お前何の用だ?」

 

「実は、今日はあなたの部屋に一緒に寝させてくれませんか?」

 

「え?何で?」

 

「実は部屋がいろいろと熱くて部屋にいられないんです・・・」

 

「「「「「ああ~(察し)」」」」」

 

「そういうことならいいぞ・・」

 

「ありがとうございます・・」

 

「おい、何で俺の部屋じゃないの?」

 

「いや、主の部屋も熱くなりそうなので・・・・」

 

「は?お前何いっ(ガシィ!)え?」

 

「ふふふ・・・もう深夜ですし、もうあの時間ですね♪」

 

「お・・・おい、冗談だよな?俺もう寝たいんだけど・・」

 

「冗談じゃありませんよ。今日も寝かせません」

 

「おい、冗談じゃない!俺は今日は野宿「させません」やっぱりか!」

 

「じゃあみなさん、お休みなさ~い。私は冷君といろいろと楽しむので♪」

 

「やめろぉぉぉぉぉぉ!」

 

冷は温に連れて行かれた

 

「さて、俺達はさっさと寝るか」

 

「そうだな。守はどうする?」

 

「俺は龍神としての仕事がいろいろあるから早く寝るよ」

 

「そう言えばお前龍神になったんだったな」

 

「そうそう、前の奴がクズだったからね」

 

「それなら仕方ないか・・・」

 

「そうだ、これは最高機密のことだから絶対誰にも言わないように

特に記憶を読む能力者とかもいるらしいから気を付けてね」

 

「ああ、わかった。ていうか何でそんなこと俺らに教えたんだよ?」

 

「一応仲間だからね」

 

「そうか~」

 

「それに友達が来るし・・」

 

「え!?友達呼ぶのか!?」

 

「そう、女神だけどね」

 

「そうだ、その女神ってどんな奴?」

 

「月の女神」

 

「!じゃあ3人には会ったのか!?」

 

「残念だけど会ったのは二人だけ。

一人・・確か永琳だっけ?その人が行方不明らしいよ」

 

「行方不明!?何で!?」

 

「なんか大罪人と一緒に逃げたらしいよ」

 

「そうか・・・分かった」

 

「ずいぶんとあっさりだね」

 

「いや・・・深く入りこんでも今出来ることは俺にはないしな」

 

「そうか・・じゃあ俺も寝るよ」

 

「分かった。じゃあ俺達は寝るよ。白だっけ?俺の部屋来い」

 

「お邪魔します」

 

「じゃあ俺も行くよ」

 

「亡霊って寝るの・・・?」

 

「普通に寝るわ!」

 

「まぁ兄貴のことはいいだろ。じゃあお休み~」

 

そう言い守、白、壊、蒼真は自分の部屋に戻った

そして部屋に残ったエリスと祐介は・・・

 

「じゃあ俺の部屋来い」

 

「うん・・」

 

祐介とエリスは部屋の電気を消してから出て行った

その後、エリスは祐介の部屋で寝ることになったが祐介が我慢できずに襲ってしまい

次の朝、つやつやのエリスの顔を見て全員察したが、誰もそのことについては言わなかった

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