ー 神殿 ー
「でやーああぁ!」
ウーブの連続パンチがミスター・ポポに迫る。
ポポもなんとか受け流しているが一歩二歩と後ろに下がってしまっている。
「よし。いったん休憩」
「ふぅー...」
ウーブはその場に座り込んだ。
とても汗だくである。
「じゃあ少し水飲んできます」
「それにしてもミスター・ポポ。こいつはかなりの腕じゃないか」
建物の中に入っていくウーブを眺めながらピッコロが呟く。
「はっきりいって小さいころの悟空よりセンスある」
「何だと?それほどまでとは...」
そんな話をしていると悟飯と悟天が神殿に着いた。
「こんにちは!ピッコロさん、ミスター・ポポさん」
「こんにちは!」
「誰かと思えばお前たちか...一体何の用だ?」
「実は悟天が修行したいって言い出して...なのでピッコロさんにお願いしようかなと」
「そうか久しぶりだな...俺はべつに構わんが」
「でしたらぜひ!」
「よろしくお願いします!」
悟天が軽く会釈する。
「まて。少しためしたいことある」
「え?どうしたんですか?」
ちょうどその時ウーブが建物から出てきた。
「あれ?あなたたちは...」
「ああ!この子確かお父さんと戦った...」
「そう。ウーブ。ウーブと悟天戦わせる。いけるか?ウーブ。悟天」
「は、はい...オイラは大丈夫です」
「僕もべつにいいですけど...」
「ならさっそく始める」
(とはいってもまだこの子小さいじゃないか...ちょっと手加減してやらないとだめだよな...)
二人は中央で向かいあう。
「よーし!かかってこい!」
「まて」
「こ、今度はなんですか?ポポさん...調子狂っちゃうなあ」
「悟天、超サイヤ人になれ」
「ええ!?」
「ポ、ポポさん...いくらウーブ君がお父さんといい戦いをしたからってそれはさすがに...」
悟飯も戸惑いを隠せなかった。
「いや、ウーブに舐めてかかったら痛い目に合うぞ...」
「ピッコロさんまで...」
「わかりましたよ...なりますよ...超サイヤ人に」
諦めた悟天が気を高め始める。
「はああぁ...!はあ!!」
金色のオーラが悟天から放出される。
超サイヤ人だ。
「ウーブも思いきりやる。いいな?」
ポポもウーブに念を押す。
「はい!ではいきます!てやーー!」
ウーブが悟天に駆け寄る。
悟天の手前で飛び上がり、身体をひねって蹴りを入れる。
見事かかとが悟天の後頭部にヒットした。
「いってー!」
怯んだ悟天にさらにパンチをお見舞いしようとしたが流石の悟天、右手で受け止めそのまま大きく投げ飛ばした。
「うわぁあ!」
土煙をあげながら滑り転がってしまったウーブ。
追い討ちをかけようと迫る悟天。
絶体絶命と思われたがそこで身体をヒョイと起こし攻め寄る悟天を蹴り上げた。
「...っ くっそお!」
ダメージを受けてしまったがそのまま空中でかめはめ波のポーズに入る。
「かめはめ...波ァ!」
かめはめ波は真下にいるウーブに一直線に向かった。
「避けるんだ!ウーブ君!」
「大丈夫です!」
悟飯が叫んだがウーブは気にせず十字に腕を組む。
受け止めるつもりだ。
「マ、マジ!?」
避けると踏んで威嚇代わりに撃ったつもりだったが予想外だった。
「うおおおおお!」
かめはめ波がウーブに襲いかかった。
なんとか堪えているが苦しそうだ。
「負けるか...!うりゃーー!!」
なんとかめはめ波は弾け飛んでしまった。
しかし悟天はウーブの隙を見逃さなかった。
空中から突撃し、疲れきって動きの鈍ったウーブの顔面に回し蹴りを食らわせた。
飛ばされたウーブは立つことが出来なかった。
「ま、参りました...」
降参したウーブに悟天が駆け寄り手を差しだし支えた。
「ごめんな。ついムキになっちゃって...」
「いえ。とてもいい経験になりました」
「見たか悟飯。あれで修行3日目なんだ。末恐ろしいやつだぜ」
「あ、あれで3日なんですか!?ものすごい力の持ち主ですね...」
たった3日であの強さ。ピッコロの言葉に悟飯は驚きしかなかった。
やっと...戦闘描写が書けたんやなって。
ていうか文字だけ見ると絶対30秒以内で決着ついてて草...