ゼソード襲撃から6日が経過しようとしていた。
界王神界にいる3人も、もしかしたら暫くはゼソードは来ないのではないかと思っていたが、その考えは不意に壊された。
「なあ。感じっか?このすげぇ気」
「も、もしや既にこの界王神界のどこかに入ってきておるのかもしれんな...」
「...くっ。気は感じんのに場所が掴めねえ。一体どうなってんだ?」
「奴は裏宇宙の住人。気もこの宇宙の者とは異なるからかもしれん。多分じゃが」
「...あれは!」
キビト神が何かに気づき空を指差す。確かに遠くに人影が見えた。
「ゼソードか?いや...ちげえぞ!」
その影はどんどん近づき、それにつれてゼソードとは違う気ではあるが強い気を持っているのもはっきり分かった。
ゼソードに似たその容姿の者はトンっと神聖な界王神界の地に足をつき、一人一人の顔をジロジロと見た。
「なにもんだ!おめえ!」
「俺か?俺の名はツルギー。ゼソード様の部下と言えば理解してくれるかな?」
「そうか...やはりゼソードは界王神界に侵入しておる!悟空!」
「わかった!」
悟空は再び気を探る。
ツルギーが来た方向を逆算し改めて探すとやっとゼソードの気を掴めた。
「行かせはせんぞ!」
ゼソードのもとへ向かおうとしていることに気づいたツルギーは悟空に殴りかかったが悟空は瞬間移動でゼソードのいる場所に移動した。
「何!?」
「残念じゃったな。悟空はゼソードを倒せる力をもっておる。諦めたほうがいいんじゃないのか?」
「チッ...だが、俺にもまだ出来ることがある。それは...貴様ら界王神を殺すことだ!!」
「ご先祖様!ここは私が」
キビト神が老界王神を庇うように前に出る。
「頼むぞ...おまえでも倒せんことはないはずじゃ」
「死ねぇ!」
ツルギーが飛びかかると同時にキビト神も身構えた。
今再び、界王神界が決戦の場となろうとしていた。
・・・・・
悟空はゼソードのいる場所に瞬間移動した。
見上げると無数の人影が一人を囲んで空を埋め尽くしており、まるでこの世の終わりのようであった。
「おい!おめえら何やってんだ!」
地面にいる悟空が空の大群にむかって叫んだ。
その声に気づいたようで大群の中心にいる男が降下してきた。
間違いない。ゼソードだ。
「おめえがゼソードだな。ここと地上を結んで悪いことしようとしてんのは知ってんだ。だから今、オラはおめえを倒さなきゃなんねえ!」
「大体のことは知っているようだな。界王神から聞いたのだろう。...まあいい。俺の計画を邪魔する奴は誰であろうと殺す」
ゼソードは指を鳴らした。
すると上空の大群、ゼソードの下部たちが悟空めがけて一斉に飛びかかってきた。
だが悟空は焦ることはなかった。
「ハァーーー!!!」
「グギャアアァ!!」
悟空は気合いで何百もの敵を吹き飛ばした。
吹き飛んだ下部がゼソードのすぐ脇を通り抜ける。
「なんと...あれほどの数を一瞬で...」
「これで1対1だ。さあやろうぜ...」
悟空は身体を落とし戦闘態勢に入った。
少し間が開いてしまい申し訳ございませんでした。
モチベーションを維持するのは大変ですね。