神聖転生王国ヴァチカン【バレンタイン短編】 作:源氏物語・葵尋人・物の怪
【元ネタ】新約聖書
【CLASS】セイヴァー
【真名】シメオン・ケファ
【性別】男
【身長・体重】192cm・84kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久A+ 敏捷C 魔力C 幸運A 宝具EX
【好きなもの】幸福、居眠り、魚料理
【嫌いなもの】不幸、妬み
【特技】魚釣り
【天敵】ネロ・クラウディウス
【イメージカラー】朽葉
【CV】池田秀一
【クラス別スキル】嵐の航海者A:本来はカリスマA。自分の出自が漁師であるということに拘りを持っているのか、教皇特権のスキルを用いてカリスマスキルを改造し、このスキルに変更した。船を操るのに使われる特殊な騎乗スキルであり、カリスマや軍略を内包する。
対英雄C:英雄を相手にした場合、そのパロメータを下げる。Cランクの場合、筋力・耐久・敏捷の三つのスキルに適応され英雄の場合で2ランク、反英雄の場合で1ランクステータスを下げる。
【固有スキル】教皇特権EX:全世界で最も強大な権威を持つ王である証。本来持ちえないスキルを本人の申告によって取得することが出来る。所得出来るスキルは騎乗、魔術、剣術と多岐にわたる。
逆さ磔EX:正しい歴史に於いて、彼は救世主と同じ姿で死するに値しないとして、逆さ吊りに磔刑されることを望んだと言われている。異聞帯の王である彼もまた救世主と同列に扱われるに値しないとし、ラテン十字を逆さにした十字架を自分のシンボルにしている。スキルとしては信仰の加護、不屈の意志、殉教者の魂を内包した特殊スキル。
神性B:救世主とは違いシメオンはただの人として生まれた。併し、世界でも最も知られた聖人の一人として知られ、死者の審判を務める天国の門番としても扱われる為このスキルを有する。異聞帯の王である彼は、天の鍵を使い続けた結果神性を獲得するに至った。
聖人―:異聞帯に於ける彼は死することがなかった為、汎人類史のシメオンと違い聖人としては扱われない。
【宝具】
『最果てにて輝ける鍵(メルキゼデク)』
ランク:EX 種別:対扉 レンジ:1~99 最大捕捉:100人
主がシメオンに名乗り、シメオンが好んだ“彼”の呼び名にして、“彼”が保有していた二本の鍵が交差したような姿をした剣――ではなく“鍵”。あらゆる開閉、接続と切断に対する権能を保有する。単純な武器として振るえば、あらゆる物質・概念の強度を無視して切断する剣となるし、魔術に対してこれを振るえば使用者の回路・及び魔術基盤への道を閉ざすことによって魔術を使用不能にすることが出来る。また扉として成立し、シメオンがそれを認識出来さえすればどんな扉だろうと開けることが可能。例えば“王の財宝”という宝具が存在するということをシメオンが知ってさえいれば、宝物庫の鍵を強制的に開けることが出来る。
これだけに強大な宝具である為、普段は金と銀の二本の鍵の形をした剣に分離させ、力をセーブしている。
シメオンは金の鍵に“天の国《ウェイ・トゥ・ヘブン》”、銀の鍵に“神の国《キングダム・キーパー》”という銘を付けている。
【容姿】腰まで伸ばされたピンクブラウンの髪に浅黒い肌という特徴を持つ三十代前半ほどの男。苦悩という言葉が人として生じたかのような、仏頂面を浮かべており、微笑することはあっても満面の笑みを浮かべることはない。白い修道服に、肩からは金のストラを下げ、首には逆十字の首飾りを付けている。
【解説】異聞帯、ヴァチカンの王。所謂、普遍的な意味を持つ一大宗教の最初の王。シメオン・ケファと名乗るが、最も通りの良い呼び方は聖ペテロである。ちなみにケファもペテロも同じく“岩”を意味する。主に問われ、信仰を言い表した時に主が『この岩の上に神殿を築く』と言ったこと、同じくシメオンと呼ばれる人物が十二使徒の中にいたことからこの渾名で呼ばれるようになった。
正史通り主との別れがあったが、その別れの後ローマ皇帝ネロ・クラウディウスと対立。その戦いの中で“最果てにて輝ける鍵”を使用した結果、永遠の王として地上に君臨することになった。幸福の為に鍵の力を使い人間を“進化”させた結果、人類全体が急成長を遂げ世界に剪定されることになってしまう。
――が、シメオンはここで諦めなかった。全てが滅ぼされる前にどうにか世界からヴァチカンのみを切り離し、外界からの干渉を一切遮断することで世界を延命させた。
惰性のままにヴァチカンを存続させ800年余り――運命の出会いがあった。これを皮切りにシメオンは汎人類史に自身の世界を流出させることを目論み、埋葬機関と呼ばれる七騎の英雄と共に進行を開始する。
全ては消えていったヴァチカン以外の命の為に――。
【関係者】
・メルキゼデク
所謂、『あの方』。軽いノリと荒々しい口調で話す為、そうは見えないが力ある者としての責任感は誰よりも強い人物だった。実は美人と話すときに緊張し思ったことが話せないという弱点がある為、関わった女性が話す彼の人物像と実際の彼は微妙に食い違う。
・マルタ
鉄拳の聖女。サバサバとした性格のマルタと圧倒的に陰気なシメオンとでは致命的に合わなかったらしい。
・マタイ
同じ十二使徒の一人。元徴税人であったが、税を徴収する際に眉間に皺を寄せ今にも泣きだしそうな顔で徴収するような、心根の優し過ぎる人物だった。シメオンに予言を授けた人で、特に仲の良い使徒であった。彼に由来する名前を持つマシュ・キリエライトはマタイと印象が似ているらしい。
・ジューダス
十二使徒の一人で、その名を“裏切り者”の代名詞として世界中に轟かせるイスカリオテのユダその人。皮肉屋で金にがめついところがあったが根っこの部分では善性の人物であった。シメオンは彼のことを気に入っていたし、裏切りに関しては『惨いことをさせてしまった』と何故か後悔している。
・アンデレ
実の弟で同じ十二使徒。少年期は自分で思うよりも非常識な兄貴に振り回され、十二使徒の一人に名前を連ねてからは、他の使徒達の行動に胃の痛い思いをしていた苦労人。
・ネロ・クラウディウス
不俱戴天の敵。彼女を一目見て抱いた感情は『コレの総てを否定しなければならない』であった。
・埋葬機関
シメオン直属の七人の英雄たち。全員がけた外れに強い。
・レギオン
マルコによる福音書など共観福音書に登場する悪霊の総軍にして、墓の王。シメオンのもう一つの宝具でもあり古い友人。彼も埋葬機関の一員で末席に名を連ねる。
・ルキウス
異聞帯にて対決することになる人類史側の英雄。『ローマをローマに奪還する』ことを目的としシメオンや埋葬機関と対立する。
慈島理暒
【誕生日】12月24日
【血液型】OH
【年齢】27歳
【身長・体重】183㎝・80㎏
【特技】鍛錬
【好きなもの】ワイン・汽車のえほん(きかんしゃトーマス)・両親
【嫌いなもの】リーダーからの無茶ぶり
【天敵】リーダー
【CV】入野自由
【容姿】猫毛で、萩原朔太郎の一番有名な写真と似通った顔立ちをしている。
時空間レベルの強固な鎖国を決めていたヴァチカンに突然現れた青年。聖堂教会の代行者で呪術師。併し、彼が代行者であることはおろか聖堂教会に所属しているという事実を知るのは彼が『リーダー』と呼ぶ何者かだけという徹底的に秘匿された存在。『リーダー』から受ける命令を秘密裡にこなす特命代行者。シメオンには十代後半と見られていたが、年齢は27歳。表向きは『若輩ながらローマ教皇庁に勤めその裏で呪術師として活動している』という扱いになっている。
リーダーからの極秘任務を受けカルデアにスタッフとして潜り込んでいたが、レフ・ライノールが仕掛けた爆破事故に巻き込まれてしまう。なんとか逃げ延びようとしたところ偶然にもレイシフトを成功させ、気が付いたらシメオンの玉座の前にいた。
この出会いにより物語は幕を開ける。