俺の中でなにかがブチッと切れた
※ここからは陽乃視点です
相藤が私の太ももに手を伸ばしてきた
嫌だ!気持ち悪い!私の初めては比企谷君って決めてたのに やめて…やめて…
相藤「すべすべしててエロいな」
取り巻き1.2「こいつの胸マジでやばいっす!」
陽乃「さ、触らないで」
必死に抵抗をする
そんな時にここに居るはずのない彼が飛び出してきた
だがそんな彼の表情は物凄く怖く、この世の物だとは思えなかった
陽乃「ひ、ひき、がやくん?」
八幡「……」
黙って俯いて近づいてくる
相藤「何だテメェ?邪魔しに来たのか?ぶっ潰すぞ!」彼の胸ぐらを掴み壁に押し付けた
だがその時比企谷君では無くて相藤の叫び声が聞こえた
私には何があったのか見えなかった だけど取り巻き2人の顔が蒼白としていた
相藤「包丁で腕を切りつけやがって!ただではすまさん!」
グーで殴りかかるが華麗に避け、受け流し、そして彼の首元を包丁で掻っ切った
そこで相藤は完全に倒れてしまった
血が吹き出し、返り血を大量に比企谷君が浴びていた。
その後包丁を握りしめたまま彼は取り巻き2人の方に向かっていった
取り巻き2人は必死に逃げようとしていたが、足がすくんで動けなかった
取り巻き1「や、やめてくれ命だけは!」
取り巻き2「お、俺達も被害者で相藤に使われていただけなんだ!許してくれぇ!頼む!」
八幡「……」
無言でゆっくり2人に近づく
返り血で真っ赤に染まった彼はまるで殺人機だった
タン…タン…タン
とゆっくり歩いて近づく
そして、2人の腕…私の胸を触っていた腕を切りつけた
そして腕を切りつけられ痛がっていた彼等を一方的に蹴り殴りそして気絶させた
そして彼はまたゆっくりと歩き出した 私の方向にだ
だが私は逃げなかった
そして彼が目の前に来た
だがさっきとは少し違った
その目は物凄く優しそうで 安堵したような感じだった
八幡「本当に無事で良かったです…」
血で濡れた彼の手が私の頬に触れる
だが何故か心地良かった
その時私を助けてくれたんだと本当の意味で理解出来た
八幡「すみません、俺もう貴方の前に居ることは出来ません…それに雪ノ下と由比ヶ浜との約束も破ってしまった…でも、それでも本当に陽乃さんが無事で良かった…」
さっきまでまるで殺人鬼のようだっか彼が私の無事を確認し泣き崩れた 泣きながら何度も何度も私に謝っていた
八幡「俺、本当は貴方の事が世界で1番好きでした…」
小さな声で私に呟きそして倒れていった
陽乃「比企谷君!」
陽乃「……」ポロポロ
陽乃「どうして、どうしてなの…」 ポロポロ
陽乃「両想いになれたのに!何でそれがお別れの時なの!そんなの!そんなのって…」
店の周りからパトカーの音がする
多分叫び声が漏れていて誰かが通報したんだろ
でも、今の私にはそんな事関係なかった
血まみれの比企谷君を膝枕し…彼の頭を撫でていた