これにてカルトを語った組織の終幕でござい。
「結構長引いたなぁ」
「1話完結型に出来ないのかな」
「する技量がございません」(作者)
「「今の誰!?」」
「そろそろ日常に戻したいのよー。あんたらイチャつかせたいの」(作者)
「「だから誰!?」」
「あ、正面入口が開きましたよ」
「速いわね。元特殊部隊は伊達じゃないって事かしら」
「元というか今もな気がしますね」
彼女たちが1階を見ていると突入部隊が動き始める。2階への突入、というよりもビルの本格的な制圧を始めようとしているようだ。
『ダミー01からメインフレームへ。現在、敵影見えず』
『こちらダミー02同じくです。ご指示を』
「現状維持よ。…ああ、制限解除よ。敵が見えたら撃ってよし。…動き無さすぎだけど、もしかしてまだ気づいてないのかしら」
「そうみたいですね。ブリーチングも静かにやったようですし」
なかなかの練度を誇る部隊というのはやはり動きが違うのですねとSV-98は感心していた。自分達戦術人形でも、経験を積み最適化を進めた上で編成拡大をし、訓練を積んでようやく出来るかと思う動きを突入部隊…アルファチームは見せていた。
「あ、2階に目標。部屋から出てきました。2人です」
「見えたわ。ダミー達、そっちは見えた?」
『こちらダミー01。確認できず』
『ダミー02です。見えました。狙撃準備中』
「OK。私とダミー02で撃つわ。私は先に歩いているヤツを狙う」
『了解。後ろを狙います』
SV-98がダミーと共に狙撃することを決めている間に、P08は狙撃の為の情報を集める。
「目標150m。風向きは右から左、風速2m。歩行速度は推定時速3kmで、階段へ向かう。3つ先の窓で発砲を」
「ん」
P08が人形としての能力をいかんなく発揮し、特別な道具無しで風向き等をほぼ完璧に観測していた。そして、スコープを覗き身動き1つなく狙うSV-98に合図を送る。
「ヘッドショット
その声と同時に放たれた弾丸は目標の頭に向かってまっすぐと飛んでいく。
そして、真っ赤な花がビルの廊下に咲いた。
「…どう?」
続けて発砲するために一瞬だけスコープから眼を離して次弾を装填したSV-98はP08に尋ねる。外してはいないと確信しつつも確認を怠たりはしない。
「命中です。…ダミーも当てたようですよ」
「ふふ、この距離で外してはダメよね。せめて1km越えないと。
「おっと、大きくでましたね。…まぁ、戦術人形としての能力を発揮したら当てられるのでしょう?」
「たとえ人形でもキロ越えは訓練を怠っていたら当てれないわよ。だから私も訓練はサボらないわ。…
「真面目なんだか不真面目なんだか…」
このSV-98は戦闘時は大変真面目。訓練も自分で言う通り怠らない。だが、
「アルファは裏口の方にあった階段で上に、ブラボーはこのままこちらの階段を使って上へ」
「分かったわ。タイミングはどうするの?」
「タイミング合わせはいらないよ。好き勝手にド派手に行こう。だけどヤツらがもしも人質を取ったら…」
「取ったら?」
「クイックドローで対応しようか…」
「「「は?」」」
1階と地下のクリアリングを終えた突入部隊は1度集結して上階へ昇る打ち合わせをしていた。冗談のようなことを本気で口にしているのは、今回の作戦を担うカズト・ナカムラ指揮官である。なお、彼が呟いた対応の仕方に大真面目に頷く人間がチラホラといる。『特殊制圧班』の面々である。その部隊の隊長である『コントロール』が指揮官と話をし始める。
「懐かしいなぁ。メインアームを手放して、向こうがそれに気を取られた瞬間サイドアームで撃ち抜く。よくやったものさ」
「ですね。簡単にはいきませんでしたがなんとかモノにしましたよ」
「そうだったな。今も出来るか?」
「出来ると思います。前よりは自信無いですけどね」
「いや、どれだけでたらめなのよ貴方達は…。戦術人形でもそんなことはしないわよ」
FALが至極冷静にツッコミを入れる。普通に狙った方がいいと思うし、そもそもそんな芸当はできないハズ。なのにこの連中ときたら、「あの時覚えてるか?」「ああ、あのビルの時の…」とかなんとか昔話をし始めるし、やっぱり軽く人間辞めてるんじゃないの?と思うFALであった。
「まぁ、とにかく上へ。サッサと終わらせて帰ろう」
「「「了解」」」
1階での打ち合わせ後突入部隊は一気に攻め込んだ。「兵は拙速を尊ぶ」を地で行くスピードである。
「
「
「民間人を無事に保護。下へ誘導を」
「皆さんこちらへ!下は安全ですよ!慌てずに落ち着いて階段を降りて下さい!」
「ふふっ、鍵を閉めてもダメですよ?扉ごとぜーんぶ吹き飛ばしますから、うふふ」
「このメイドさんの笑いが無性に怖い」
「え?俺はめっちゃいいと思うけど。色っぽくない?めっちゃ可愛いし、色っぽいとか…控えめに言って最高」
「わかった、お前は後で告ってこい。骨は拾ってやる」
勢いも然る事ながら、敵から発せられる悲鳴や怒号に救助された女性達の悲鳴までも合わさり、ビルの中はまさに阿鼻叫喚の地獄絵図と化していた。…なお、一部でとある戦術人形(のダミー)に一目惚れした元特殊部隊隊員がいたそうな。
さすがにおかしいと気づいた
「サクラ、前を頼めるか?」
「まっかせてカズくん」
アルファチームとして行動しているカズトとSPAS-12ことサクラは臨時の部下である「特殊制圧班」数名と共に最上階の部屋に突入しようとしていた。なお、他の部屋へは
「よし。…3、2、1、突入!」
「おっじゃましまーす!」
合図を受けて自身の戦術人形としての名の元であるSPAS-12でドアの蝶番を上下とも撃ち抜いた後、場違いな掛け声を上げてサクラは戦術人形としての膂力を最大限に使って思いきり蹴り飛ばす。蹴られた勢いのまま扉は部屋の中へ飛んでいくと、それは扉の直線上で机を倒して盾代わりにしていたマフィア構成員をその机ごと吹き飛ばしていた。
「民間人無し!それじゃあ、遠慮なく!」
「……えげつないぞ、サクラ」
部屋へ入りすぐさま中を見回して民間人が居ないことを確認するとSPAS-12の特徴であるセミオートでの掃射を行うサクラ。リロードに時間がかかるショットガンで連射するとどうしても隙が出来てしまう。だが今回は自分の後ろに1番信頼している人が居るのだし、と遠慮なくSPAS-12の中の弾丸を全て撃ちきった。
「カズくん!」
「…クリア」
「中へ入ります。…うわー」
「この惨状はどう表現すれば?」
「血の海」
「直球すぎるだろ!?」
サクラの掃射が終わり、カズト達が中を確認するとそこには
いや、
1人だけ微かに動いている。サクラはリロードのために、他の者は部屋の惨状に気を取られてしまい未だ気づいていない。ここが最後の部屋である事や、部屋に入る前に中を見て動くものが一切無い事を確認していたためにほんの少しだけ気が緩んでしまったか皆気づけなかった。
その微かに動いているものが床に転がっている
「死…ね…クソッタレ…が…!」
「ッ!?サクラ!」
怨嗟の声とそれに気づいたカズトの声、そして乾いた発砲音が部屋に響く。
「カ、カズ…くん?」
時間にして数秒もない出来事だった。カズトは放たれる弾丸からサクラを庇うために咄嗟に自分の体を銃口とサクラの間に飛び込んでいた。無意識と言ってもいい反応だった。そして執念で1発だけ撃った犯人は、部屋を確認していた兵士2人に頭と胸を撃たれ今度こそ絶命した。
「カズくん!カズくんってば!起きてよ!…い、いやあ!起きてってば!」
サクラは動かないカズトの体を抱きしめながら泣き叫ぶ。抱きしめても動かない彼を彼女は今度は必死に揺する。
「カズくぅん…、私を置いてかないでよぉ。私はカズくんとずぅっと一緒にいるって決めてるのぉ。私が動かなくなる時まで一緒、カズくんが私をお嫁さんにしてくれるって言ってくれた時にそう決めたのぉ。指輪欲しかったよぉ。
場をなんとも言えない雰囲気が支配する。だが、この雰囲気はサクラではなく周囲の隊員達から発せられている。そう、
「カズくん、私は人形なんだよ…?撃たれても直せるんだよ?でも、カズくんは人なんだから撃たれたら死んじゃうんだよ…。なのになんで私を庇ったの…。私はカズくんがいなかったら…、いる意味無いんだよぉ」
「…いや、女の子を守れないとかカッコ悪すぎるだろ。その、嫁にするって言った子をさ」
「……え?カ、カズくん?生き、てる?」
「サクラ。よーく、僕の体を見てみ」
「え?あ、あれ?弾丸が…」
確かにカズトに弾丸は当たった。だがその弾丸は彼の体まで届かずに潰れた状態で防弾ベストに張り付いていた。
今回の作戦に際して、エーカー司令は突入部隊全員にとある防弾ベストを配っていた。それは
彼は確かに意識を失っていたが、それは飛び込んだ後受け身を取らぬままに床に落ちたため後頭部を強か打ってしまったからだった。ヘルメット越しでもかなり頭を揺さぶられたために意識を失ったのである。
「さてサクラ?小っ恥ずかしい告白をしてくれたよね。周りを見てみろ、このめちゃくちゃ微笑ましいって顔をしている連中を!」
「だ、だってカズくんが死んじゃったって思ったからぁ!?」
『あー、お二人さん?通信機でもねSPASちゃんの告白聞こえたんだ。つまり…』
『今回の作戦参加者全員がさっきの告白聞いてるよ。いやぁ、暑い暑い』
『それどころか司令の悪ふざけで基地まで通信が届いてますので帰ってきたらおもちゃになること請け合いです。…それとダミー、
3人からの通信でカズトとサクラは一瞬で顔が真っ赤になった。バラクラバをしているためカズトの赤さは見られずに済んだが。古巣の仲間にも、今の基地の仲間たちにも先程のサクラの告白…と言うよりも欲望を全部聞かれてしまったのだ。言ったサクラも恥ずかしいが言われたカズトはもっと恥ずかしい。まさかサクラがここまで思いを溜め込んでいるとはカズトも思いもよらなかったからである。2人だけの時にこの状態になっていたらどうなっていただろうかとカズトは顔を真っ赤にしたまま考えていた。
(あれ?なんか性的に襲われる気がするんだけど…?ある意味、今で良かったのかな?)
兎にも角にも、カズトは無事に最後の部屋の制圧を完了したのである。…なぜかとある人形がダミーとケンカし始めたが。
「正面から『好きです、付き合って下さい!』とか言われたらメインだって揺れるでしょう!?」
『私は初対面で告白されても落ちません!あなたはチョロすぎなのよ!』
「私だって最初は断りましたよ!でも、『一目惚れなんです!好きなんです!』って何度も言われたらグッと来ちゃうわ!メインも言われたら分かるわ!」
『言われたことないから分からないのでしょうが!』
「フッ」
『今、鼻で笑ったわねぇ!?』
不毛な争いがここに開戦した。結果は推して知るべしである。
少し時は戻ってカズト達が突入予定の部屋。その隣の部屋で起きたことである。そこでは
「よし、そろそろ行こうか。……FALさん?その言い難いのだけども」
「あら、何かしら?」
「君の銃はかなり取り回しが悪いと思う。こういった部屋では特にだ。ここは私達が先に行くから後から来て欲しい」
「ふふっ、心配しないで。私は戦術人形よ?この銃に関して誰よりもわかっているわ。それにもし撃たれても貴方達より頑丈だもの」
「いや、その、な?わ、私が先に行きたいんだ」
「いえ、私が先に行くわよ」
「隊長、何やってるんだろ」
「普段の勢い無いよな」
銃の取り回しという理をもって先に部屋へ入ろうとする隊長と、人形としての生存性の高さを理由に先に入ろうとするFALのこれまた不毛な争いがここで起こっていた。ちなみに小声で。ドアの警戒は2人共怠らないのは流石と言える。
「なんで貴方は人形よりも先に行こうとするのよ。言い方は悪いけど普通は人形を盾にする方が正解よ?カズト指揮官みたいなのは珍しいの」
FALはこの世界に於ける人形の扱いの基本をコントロールに説く。本来は一種の消耗品として人形を扱うのが普通なのである。減りすぎた人類をカバーするための存在、それが人形なのだから。
「その、頭では人形の意義は分かるんだけどね。だけど、私としては君はとても綺麗な女の子にしか見えないんだよ。そんな子を盾にするなんて私はできない」
「…き、綺麗なのは当然よ。肌のお手入れだって欠かさないしね。で、でも人形としての矜持もあるのよ」
「そ、それも分かる。だけど…、ええいままよ!君のその格好が気になって仕方ないんだ!目がどうしても追ってしまう!」
突然のカミングアウトにFALはピシッと固まってしまう。
「その際どいスカートとか気になってしょうがないんだ!ああもう恥ずかしい!」
「き、急にそんな事言われたらこっちも恥ずかしいわよ!特殊部隊隊長なんでしょ!?それくらい鉄の精神とかでなんとかしなさいよ!」
「男所帯で荒事担当、戦術人形自体配属されたのは4人だけでそれもスグに全部副隊長に付いて行った!私達に女性への耐性などない!」
「あー正直俺らも君の格好は目に毒です」
「ヤバい、何がとは言わないけどヤバい」
「女への免疫無さすぎでしょう…」
FALが心配を通り越して呆れたという風に呟く。任務一辺倒、それも人間相手の特殊部隊をやってきた彼らは女性や戦術人形への耐性がまったくと言っていいほど無かった。そんな彼らにFALの格好は刺激が強すぎたのである。彼女はいつもの服装に防弾ベストを着ているので上はまだしも、スカート部はどうしてもヒラヒラしてしまう。そんな彼女が階段でも登ろうものならついつい目がいってしまうくらいには彼らも男であった。
『あー、FAL?そこは素直に下がってやってくれ。ちょっと可哀想になってきた』
「…了解よ、司令」
「ありがとうエーカー司令。彼女の格好は私達にはまだ早い…!」
「ちょっとイジメてもいいかしら?」
『……。それは基地に帰ってからな?』
「やった。じゃあ、帰ってから楽しみにしててね?」
「勘弁してださい!エーカー司令、なんて事を!?」
「貴方達はもう少し女性への免疫を付けた方がいいですよ。幸いウチの娘達は数が多いですし。同じ姿も大変多いですけども。なんならお互い合意の上でのお持ち帰りも考えておきます」
エーカー司令からの無慈悲とも言える発言に、いい暇つぶしになりそうと喜ぶFALとどうなるのか心配でしょうがないコントロールだった。
「くっ、もうこうなったらサクッと終わらせるぞ!突入!」
「「「了解!」」」
なお、マフィアが持ってきていた資金は全てこの部屋にあったため、突入後に回収作業をしておりカズト達に起こっていたことは通信で知った彼らであった。
「最後は少し焦ったけど、なんとか無事に終わったね」
「ああ。でもボスここの後始末はどうするんだ。さすがに遺体の放置はマズいと思うぞ」
エーカー司令とその副官であるトンプソンは作戦本部と化しているビルの一室で今回の後始末の方法を相談していた。
遺体を残すということは、それの腐敗を放置するという事だ。往々にして腐敗した物は人体に悪影響を及ぼすことが多い。食物は別だが。コレを放置する事によって街の人々へ悪影響が出ることは避けるべき、そうトンプソンは暗に言っている。
「面倒だけど遺体は全て回収して火葬かな。このビルは爆破するからビル自体の清掃は簡単でいいよ。消毒さえ出来てればいいよ」
「街の人達にトラウマを植え付けそうだなー」
「あの人達ならここには近寄らないさ。ここで何があったかは全部知ってるからね。さて、G36ダミー聞こえるかい?」
消毒も兼ねての火葬という判断を下したエーカー司令はビルの発破準備をしようと今回の爆破担当を呼び出す。
『あ、はいご主人様。お呼びでしょうか』
「本体とのケンカは終わったかい?」
『そちらは基地で決着をつけますのでご安心下さい。それで何用でしょう』
「そのビルを発破する。手すきの人形達を使って準備にかかってほしい」
『お任せ下さい。失礼いたします』
メインとダミーで何がとは言わないが格差のようなものがつき始め、エーカー司令としてはなかなか面白いと思っている。人間らしい人形というのはそれだけで面白い、だがコレは人間よりも人間らしい反応なのではなかろうか。恋人というモノを彼女達がどう理解しているのかはエーカー司令は分からない。だが、トンプソン然り、恋する普通の女の子のような反応を返す彼女達を見ていると非常に楽しいと思うのであった。
「さーて、後片付けをしたら帰るぞー。ああ、『特殊制圧班』の皆さんもすべからく連行しますので大人しくしてて下さいねー」
「どういう意味だよボス」
「ん?いやFALにからかわれるの嫌がって逃げそうだったからね。先に釘を刺してみた」
『い、いや私達は次の作戦が…』
「無いですよね?ええ、分かっているんです。社長を叩き起して聞きましたから」
サラリととんでもない事を言うエーカー司令。夜中に自社の社長を叩き起すという暴挙をしたようだ。
「というか社長から貴方達を預かってくれって言われたんですけど」
『なん…だと…!?』
「今まで頑張ってきた貴方達への休暇だそうです。丁度いいので女性に慣れてください。このままだと全員独身ですよ?ウチなら街の人達とも交流していますし、戦術人形達も数が居ますからなんでしたらお持ち帰りしてあげてください。…同意の上でですよ?」
「いや、ボスも独身じゃないか。それに女性慣れも…」
「彼らよりは女性に慣れているよ。それにどこかの誰かさんが色々頑張ってくれているし」
エーカー司令のこの言葉でその「誰かさん」は顔が真っ赤になった。
そんなこんなで今回の作戦は被害皆無、結構な資金と元特殊部隊が基地に居着くことなった補給基地であった。
はい、お久しぶりです。
最近上手くネタが練れません。その結果がこの話の中盤で作風が変わるという暴挙に現れております。ひとえに作者の技量不足です。申し訳ございません。
そろそろ時間を進めたかったために派手に動かしたのですが、気づいたら何体かの人形達にフラグが立つ結果になりました…。某D地区やらS09やらの影響を多分に受けております。
ラブコメモノにしていきたいと思いつつ戦闘もしたいよなーと考えていたらこんな事に。こんなのでいいのだろうか?なお、G36には仁義なき戦いが約束されております。
他の方々の作品を読んでモチベーション上げておりますが、感想を頂ければさらに燃料になります。よろしくお願いいたします。
※この作品に関するキャラ及び基地に関してはいつでも誰でも使って頂ければと思います。何か知りたいことがございましたら、メッセージでも感想でも頂ければ可能な限りお答えいたします