M@gica デレマス×魔法少女   作:心技休

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パートナー探し

 

 

 

 

 

 ー都内某繁華街-

 

 

 

 

 

「昼下がりの繁華街、休日を満喫している学生たちや親子連れが沢山いる訳だが……全く反応がない、まるで壊れたストップウォッチのようだ」

 

 

 

 と、説明口調で呟く恭二。実際恭二の言う通り街を行く人たちは沢山いる。

 電信柱にもたれながらマギデバイスのレーダーを確認しているが、無情にも中央に灯る緑の光球が1つ。赤色の反応がないのが唯一の救いだろうか。

 

 思わず溜め息が零れる。

 

 

 

「今朝の爆発音聞いた?」

「聞いた聞いた、ドカーン! ってめっちゃおっきかったよね」

「女の子が戦ってたって噂で聞いたぞ」

「空から化け物が降ってきたって話もあるらしいな」

 

 

(マギカやゴーストの存在は一般的には認知されてないっぽいな。でも今朝のはさすがに演出ですって誤魔化しはきかないだろうし……どうすんだろ)

 

 

 

 聞こえてくる会話の内容の半数は、今朝自分が体験したデパートの屋上にゴーストが襲撃してきた事件の話。

 戦う少女に黒い影、細かな情報は伝わっていないがその存在が明るみに出始めている。

 一抹の不安を感じながら、恭二は電信柱から離れマギデバイス片手に歩き出す。

 

 

 

「今度は駅前とビル街にでも行ってみるか」

 

 

 

 

 

 ー駅近のビル街-

 

 

 

 

 

「……うんともすんともいわねぇよコイツ」

 

 

 

 休日とは言え街の人たちはせかせかと歩いていく。しかし、レーダーには今も虚しく1つ、緑色の光球。

 信号のある十字路、角のカフェ前で待ち合わせをしている風を装いながらマギカの卵を探しかれこれ1時間、繁華街の時と同じく全く反応がない。

 

 

 

「絶対数は少ないって言ってたし、都内にはもういないんじゃね? そもそも見つかると思ってんのかな姉さんたち……見つからない前提で代替案用意してそうだし、もうそっちで勘弁してもら……お、ん!?」

 

 

 

 どうせ期待はしていないだろう、そう思いあれこれ愚痴をこぼしつつ踵を翻した瞬間だった。

 レーダーが反応した。恭二は目を見開き反応があった方向に視線を移す。

 遠目でもわかる幸薄そうな雰囲気、藍色にも見える黒髪のボブ、フリルシャツとスカート、白黒灰と色使いは男性が選ぶような無難な配色、パッと見アイドル向きの少女には見えない。

 だが、マギデバイスは反応を示している。憧れの才を表すピンク色に。

 

 問題は少女のいる場所。恭二から見て斜向かい、信号を二回渡らなければいけない。

 恭二は慌てて青になっている方の信号を渡るが、少女は恭二から離れるように歩を進めていく。

 

 

 

(千載一遇のチャンスだってのに……どうやって呼び止める? そもそもこっから叫んであの子に気付いてもらえるのか? ああもう早く信号変われ!)

 

 

 

 歩行者信号は赤に変わっても自動車信号はまだ青のまま。

 大通りの交差点の為更に矢印信号も控えている。

 慌てる気持ちを抑えつつ、目標の少女を見失わないように視界に捉え続ける。

 

 漸く信号が変わり他の歩行者や自動車がゆっくりと進み出す中、恭二は陸上選手並のロケットスタートをきり少女の元へ全力疾走で向かう。

 少女は立ち止まって小さな雑居ビルを見上げていた。

 

 

 

「君! えっと、白と黒の服着たそこの!」

 

 

 

 恭二の呼び掛けに気付いた少女は、ビルを見上げていた顔を恭二の方へ向ける。

 人が沢山行き来する場所とは言え、服装の色合いが白黒の人物はそう多くない。

 たとえ他にいたとしても、服の色以外に何か特徴的なものを身に付けている場合が多い。帽子であったりポーチであったり。

 服の色くらいでしか自分を認識してくれる人間はいない、そんなネガティブ思考の持ち主である少女は、自分に向かって走ってくる恭二が視界に入り、呼ばれたのは自分かもしれないと気付いたのだ。

 

 少女の前に辿り着いた恭二は、肩で息をしながらも懐から名刺を1枚取り出し、向かい合った少女に差し出した。

 

 

 

「アイドルに……興味、ない……ですか?」

 

 

「あ、えっと……スカウトさん、ですか?」

 

 

「兼プロデューサー……です」

 

 

 

 少女が名刺を受け取ったのを確認した恭二は、両手を膝に乗せて上半身を支えながら荒げた息を落ち着かせる為1度深呼吸。

 呼吸を整えて改めて少女の方へ向き直ると、少女は名刺を持ったまま困惑した表情を浮かべていた。

 

 

 

「あぁ……突然過ぎて困るよな。今すぐ答えは出さなくてもいいから、時間ができた時にでも連絡を……」

 

 

「あの! ……その、私、もうアイドルなんです。一応」

 

 

「……へ?」

 

 

「このビルの3階が私の所属してる事務所で、えっと……昨日から、ですけど……すみません」

 

 

 

 少女は自身が見上げていたビルの看板を指差し恭二に伝える。

 間抜けな声を零した恭二は示された看板に目をやると“830プロモーション”と書かれていた。

 困惑した少女の表情に申し訳なさが混じる。

 

 

 

「……はっぴゃくさんじゅう?」

 

 

「“矢沢(やざわ)”と読むそうです」

 

 

「あ、そうなんすか」

 

 

 

 自分の半分程度しか生きていない少女に読み方を指摘され、業界の勉強不足が露呈したように感じた恭二は、思わず三下のような言葉遣いに。

 何とも気まずい雰囲気が漂っている。

 

 少女が先に切り出すかと思いきや、口を開いたのは恭二だった。

 表情も切り替えて姉譲りの明るい笑顔で。

 

 

 

「でも良かった。君はもう、ちゃんとアイドルになってたんだな」

 

 

「え?」

 

 

「うちにスカウトできなかったのは残念だけど、ちゃんと君の才能を見抜いてる人がいて、アイドルって舞台に立たせてくれる場所もある。ダイヤの原石が埋もれずに済んだんだから、良いことだよ。俺はそう思う事にする」

 

 

「ダイヤの原石なんて……私、そんな大それた人間じゃ……」

 

 

 

 恭二の前向きな発言とは真逆の発想、常に後ろ向きで遠慮がちな態度の少女。

 才能があると持て囃されても浮かない表情は変わらないまま、寧ろ暗くなっているようにも見える。

 

 

 

「私服は控えめみたいだけど、綺麗なドレスとか着たら絶対似合うって。もう少しくらい自信持ってもいいと思うよ?」

 

 

「そう……言われても……」

 

 

「まぁ、何か悩みとかあったら相談乗るからさ。さっき渡した名刺に俺の携帯番号も載ってるし、気軽に電話してくれていいから」

 

 

「………はい」

 

 

「っと、呼び止めてごめんよ。もし俺のせいで遅刻しちゃってたら今度何か奢るから。それじゃあ“またどこかで”」

 

 

 

 一方的に別れの挨拶をされた少女は、さっきよりも人通りが増えた交差点に戻っていく恭二の背中を見つめていた。

 信号を渡り角を曲がって姿が見えなくなるまで、ずっと。

 

 

 

(優しそうな人……初めて出会ったかもしれない、とてもあったかい感じ)

 

 

 

 少女は自分の事務所があるビルに入り、階段を登っていく。

 

 

 

(芦原 恭二、さん……プロデューサーって言ってたから、アイドルを続けてたらまた会えるかな……“またどこかで”って、きっとそういう意味だよね)

 

 

 

 受け取った名刺で恭二の名前を確認し、ポーチの中にしまう。

 

 

 

(少し……ほんの少しだけ勇気をもらえた気がする。だから、もしまた会えたら……“ありがとう”って、伝えたいな)

 

 

 

 3階の扉の前まで少女は辿り着いた。

 扉のすぐ横には【830プロ】の札。

 ドアノブに手をかけ少女は事務所の中へ入った。

 

 

 

「……お、おはようございますっ」

 

 

「ん? ああおはよう。時間通りだねぇ、結構結構」

 

 

「初日から遅刻するかもってヒヤヒヤしたのよ? あんまり心配かけないでちょうだい」

 

 

「す、すみませんっ」

 

 

「ああゴメンね!? 別に責めた訳じゃないのよ? ささっ、こっちにきて座ってちょうだい。とりあえず一休みしてから明日のミーティング始めましょうね?」

 

 

 

 小さな事務所。入ってすぐに事務員デスクと社長デスクが見える。応接室と給湯室だけ個別にあり、トイレは1階の共用のものしかない。

 社長と思しき40前後のやや小太りの男性、雰囲気だけはいかにもといった感じ。

 プロデューサーと思しき此方も男性、口調から読み取れる通りオカマであり30代前半の細身体型。伊達眼鏡が光る。

 

 諫なわれるまま事務員デスクに腰掛けた少女、給湯室からお茶を淹れて持ってきたプロデューサーがデスクにそれを置く。

 

 

 

「君のように芸能界での経験がある若い人材は、起業したての我が社にとっては嬉しい即戦力だ。期待しているよ、白菊 ほたる君」

 

 

「はい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ━━━━━━━━━━

 

 

 

「定時報告。目標、1人の少女と接触。しかしスカウトには失敗した模様。どうやらすぐ近くの芸能事務所に所属していたようです。近くにゴーストの気配なし。以上です」

 

 

『嘘、マジで見つけたの!? いやぁあの子やっぱ持ってるわぁ』

 

 

『報告ご苦労様です。引き続き任務を続行してください』

 

 

「了解です」

 

 

 

 恭二の歩くすぐそばのビル、そのフェンスの上に立ち和風テイストの衣装を風に靡かせながら佇む少女。

 片耳に収まる程度の大きさの小型通信機のボタンを押し通信を終了させると、恭二を追従するようにビルのフェンスを渡り飛んでいく。

 

 

 

「尾行と言えばあんぱんと牛乳。しかし、わたくしの格好からして刑事の真似事は似合いません。おやつ時ですし、ここはやはりお団子でしょうか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

 あれから数時間。恭二は駅前広場、住宅街、郊外にある団地へも足を運び探し回った。

 しかし、ビル街で出会ったあの少女以外でマギデバイスが反応する事はなかった。

 陽も沈み始めた頃、恭二は団地が傍らに見える人気のない公園のベンチに座り意気消沈していた。

 

 

 

「疲れた、もう歩けん。そもそもそんな簡単に見つかるんなら姉さんたちだって苦労してねぇわな。駅近にいたあの子との出会いが奇跡だったんだ、きっと。……そういや名前聞くの忘れてたな……まぁその内会えるだろう、アイドルやるって言ってたし」

 

 

 

 恭二はふと物思いに耽る。ビル街で出会った少女の事を思い出し、再開する時を願って。

 陽と同じように沈んでいた表情も、少し浮かんできたように見える。

 

 

 

「しかしこうも無反応だとなぁ……壊れたりしてないよな?」

 

 

 

 徐にマギデバイスを取り出して今一度レーダーを起動する。

 相も変わらずレーダーの中心に緑色の光球が1つ、他には何も反応がなかった。

 

 1人の少女がこの公園に入ってくるまでは。

 

 

 

「……見つけた」

 

 

 

 無反応のマギデバイスを手に溜め息を零していた恭二、その姿、否、手に持った“それ”を見つけた少女は物凄い剣幕で恭二に迫っていく。

 光と同じ黄色の光球が指し示した方へ恭二が振り向いた時、既に少女は目の前まで迫っており、マギデバイスへ手を伸ばしていた。

 恭二は本能的にマギデバイスを持った手を上へと掲げ、少女の手の届かない位置へと持っていった。

 お目当ての“それ”が手には入らなかった少女は恭二を睨み付け口を開いた。

 

 

 

「それをアタシに寄越しなさい! さもないと……えっと、あ、このクラッカーをアンタの目の前で炸裂させるわよ!」

 

 

「地味に嫌な脅迫だな」

 

 

 

 ポケットに入っていたクラッカーを恭二の顔に向けて構え、意地悪そうな表情で恭二の様相を伺う少女。

 たかがクラッカーと言えど顔面に向けて発射すればただでは済まない。

 だが恭二もマギデバイスを手放す訳にはいかない。そして何より相手はマギカの才を持った少女。上手く折り合いをつけようと思考を巡らせる。

 

 

 

「君はこれが何か知ってるのか?」

 

 

「いいから寄越しなさいよ!」

 

 

「これは俺が持っていないと効力を発揮しない、君が手にしたところでただのガラクタだ」

 

 

「つべこべ言わずにとっとと……!」

 

 

「戦いたいのか、君は」

 

 

「!!」

 

 

 

 その一言で少女は静止した。

 構えていたクラッカーを下ろし、顔を俯かせる。

 敵意が見えなくなったところで、恭二はマギデバイスを持った腕を下ろし、真剣な面持ちで少女の返答を待った。

 少しの間を経て、少女は語りだす。

 

 

 

「それがあれば、あの化け物と戦える。変身して戦えるようになる。沢山倒していけばいずれは……アタシ、を慕う人間が沢山現れる。その人間たちでアタシのアタシによるアタシの為の帝国を作るのよ!」

 

 

「……ちょっと期待して損した」

 

 

「悪かったわね小物っぽくて!」

 

 

 

 先程の剣幕からは想像もつかない、年相応の少女の反応だった。

 何か事情があると踏んでいた恭二は拍子抜けしたように、少し強張っていた身体から力が抜けてしまった様子。

 しかし恭二も鈍感系主人公の類ではない。あくまで打ち解けやすくするため自分と場の緊張を解いたのであり、何かある事は察していた。

 

 

 

「目的はどうあれ、変身する為の条件が3つある。

1つ、変身する才能がある事。

2つ、変身させてくれる人間がいる事。

3つ、その人間と一定以上の信頼関係にある事。

全て満たして初めて、君は変身し戦う事ができる」

 

 

「面倒ねぇ、1つにしなさいよ」

 

 

「いや無茶言うなよ」

 

 

 

 左手の指を3本立て説明する恭二に対し、じれったいと言わんばかりに目を細め無理難題を押し付けてくる少女。恭二は秒で突っ込む。

 

 

 

「ま、このアタシに才能がないなんて事はないわ!」

 

 

「そうだな。素質ありだ」

 

 

「……ホントに?」

 

 

「変身させる側の俺が言うんだから間違いない」

 

 

 

 さも当然のように言い張っていたはずなのに、それを認められた途端真実に驚くような素振り。

 

 

 

マギデバイス(こいつ)に反応があった。これは素質のある人間にしか反応しない。俺と君で、2つだ」

 

 

 

 レーダーモードのままのマギデバイスを少女に提示し、光球が2つあることを確認させる。

 先程の恭二から強引に奪おうとした荒っぽい手とは違う、ヒンヤリとはしているが優しい感覚が恭二の手を包む。

 

 

 

「あとは……わかるな?」

 

 

「ええ」

 

 

 

 2人の目線が重なる。

 

 

 

「アンタを服従させて手下にすれば、アタシも変身できるってことね!」

 

 

「あーこれ方向性の違いで揉める奴だわ」

 

 

 

 少女はニヤリと不敵な笑みを見せた後、恭二に向け指をビシッと突き立てより一層悪役じみた笑みを見せ付ける。

 恭二はもう何かの境地にでもたどり着きそうな雰囲気である。

 

 

 

 -ピピピッ、ピピピッ-

 

 

 

 マギデバイスが鳴る。

 恭二も初めて聞く音を不思議に思い目線をやると同時に、公園の街灯も点灯した。

 恭二は息を飲んだ。

 

 

 

「どうしたの? あ、もしかしてアタシ以外にも変身出来そうな奴がいるの? 手下候補が増えてアタシは大歓迎よ!」

 

 

「んな悠長な事言ってる場合じゃないぞ、これは」

 

 

 

 少女はどういう事かと首を傾げる。

 夕陽は沈み辺りは薄暗く、街灯の灯りがほんのりと公園を照らす。

 奴らが動き始めてもおかしくない時間。

 

 

 

「未覚醒のマギカとゴーストはセットになりますってか……冗談キツいぜ……」

 

 

 

 円柱状の胴体に両腕が生えたような形状、接地している部分は地を這うナメクジのようにウネウネと動いていた。

 振り向きその姿を見た少女は、成人男性よりも一回り大きい図体と禍々しい形容に恐怖を抱き、恭二の後ろに隠れてしまう。

 

 

 

「ば、化け物!? あ、ああアンタ! 変身させる力持ってるんでしょ! 早くアタシを変身させなさいよ!!」

 

 

「無茶ばっか言うなって!」

 

 

 

 レーダーモードを解除しても、マギデバイスにこれといった反応はない。

 マギカ候補を探して街中を歩き回っていた時と何も変わりがない。

 ジリジリと近づいてくるゴースト、恭二の頭の中に最悪の事態が過る。

 

 

 

(光があの時変身出来たのは、偶然俺との相性が異常なくらい良かったから。普通はこうなんだ、出会ったばかりのマギカ候補がいきなり変身して戦える訳がない……にしても、何でこの子は逃げないんだ? 俺の背中に隠れちゃいるが、シャツ掴んだままずっと震えて……)

 

 

「早くアタシに戦わせ…危ない!」

 

 

「っ! おいバカ!!」

 

 

 

 もう目の前までゴーストは迫っており、その魔の手を恭二に向け伸ばしていた。

 恭二が振り向いた時には目と鼻の先の距離だった。

 が、恭二にしがみついていた少女は、恭二をベンチとは反対方向へ押しのけ魔の手から遠ざける。

 無論、その手は止まる事なく少女へと向かう。

 

 

 

(頼む! あの子を、名前もまだ聞いていないあの子を、どうか光と同じように……戦わせてやってくれ!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「忍法、霞斬り!」

 

 

 

 魔の手は少女に触れるすんでのところで止まった。

 そして次の瞬間、黒い胴体に垂直に一筋光りが通るとその体は真っ二つに裂かれ綺麗に霧散していった。

 その先にあった姿、和装テイストの衣装に身を包み忍者刀を持った少女が屈んでいた。

 

 

 

「この姿での出番は少ないに越した事はありませんが、いざ出番となるとテンションが上がりますね」

 

 

「ア、アンタは?」

 

 

 

 立ち上がりながら忍者刀をクルクルと回転させ、腰の後ろに携えた鞘にジャキンッと華麗に納刀する。

 少女の問いに“忍者”は答える。

 

 

 

「ある時は忍者アイドルこと忍ドル、またある時は要警護人物の隠密護衛エージェント、しかしてその実態は……!

 

 “くノ一マギカ”浜口 あやめ、ここに推参!

 

 ニンッ♪」

 


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