エンリ達姉妹を助けた後俺達は村を救い、その対価として村長夫妻が知る限りのこの世界の情報を聞いた。俺達…というか殆どモモンガさんが質問やら何やらして聞いてきただけなのだが。モモンガさんって少し抜けてるところもあるけど基本的に頭がいいからな。そして何よりもカリスマが凄い。
村長の話を聞き終わってからしばらく経ち、モモンガさんがそろそろ帰ろうかと言い出したところで、馬に乗った戦士風の者がこの村に向かって来ているという話を聞いた。なので俺達は村長と共に村の入り口付近でその戦士風の者達…まあ、ガゼフ・ストロノーフを待っていた。しばらく待つと彼らは村に訪れた。
「私はリ・エスティーゼ王国、王国戦士長ガゼフ・ストロノーフ。この近辺を荒らし回っている帝国の騎士達を討伐するために王の御命令を受け、村々を回っているものである」
「はじめまして王国戦士長殿、私はアインズ・ウール・ゴウン。この村が襲われていましたので助けに来た
その後は原作通りのやりとりがあった。そしてガゼフの部下からこの村が包囲されていると言う報告が入る。俺達は家の中から隠れて相手の様子を見る。本来は隠れる必要は無いが…まあ、村の中で戦闘が始まるとまずいか?
「ゴウン殿、雇われないか?報酬は望まれる額を約束しよう」
「……申し訳ありませんが…」
この辺りではモモンガさんはまだ今の状況がわかってないからな。仕方ない…。今思ったんだが、モモンガさんって結構頭いいし色々対応してくれそうだ。…そろそろ原作と違う動きをしてもいいか?どうせもうしてしまった後だしな。
「そうか…あの召喚された騎士を貸していただけるだけでも構わないが?」
「……それも、申し訳ありませんが…」
「なら、私が手伝いましょうか?」
「幽香さん!」
『何を言っているんですか!俺達はまだ周りの状況を知らないんですよ!』
『見た感じそれほど強そうな相手はいなかったわ。王国戦士長という役職についている人物に恩を売れるならいいじゃない。それに…さっきの騎士達を
「失礼だが、貴女は?」
「私は風見幽香、そうね…アインズが
俺は結構戦士長好きだったんだよな。その意思というか…かっこいいよな。…でも雇われるというのは自由に動けなくなると面倒だ。
「貴方に貸しひとつ…それでいいのなら、雇われるというのは嫌だから…手を貸してあげるわ。どうかしら?」
「ゴウン殿程の実力の戦士の手を借りれるというのは嬉しいが…構わないだろうか、ゴウン殿」
「はぁ…貴女という人は………えぇ、構いませんよ」
あぁ、モモンガさんがもうどうにでもなれーという雰囲気を出している。
『ありがとうモモンガ』
『どうせ言っても止まらないでしょう?…それに幽香さんの言う通りこの世界の人間はあまりレベルが高くないようですし…』
モモンガさんからも許可をもらったし派手にやるか。