すみませんでした。
成華が石に生命力を与え、石をてんとう虫に成長させ、指を鳴らして与えた生命力を奪うと、
「これが恐らく、生命力を操る事だと思います」
飛んでたてんとう虫が石に戻って地面に落下した。
「生命力を物に与え、生き物に成長を促し、更には生命力を奪う能力。
なぜそんな能力が私に……」
魔理沙は驚くが、なにか不思議に思った様子で成華に質問をした。
「じゃあさっき投げた石にも生命力を与えてたのか?」
「ええ、あの石は結構な生命力な与えましたよ。
まぁ、あのサイズだと虫が限界ですけど……」
突然
「キャー!!」
という悲鳴が洞窟内に鳴り響いた。
「ゴキブリぃぃぃぃぃぃぃぃ!!
リグル何とかしてぇ!!」
と成華が石を投げた方向からの声だと気づく。
そして魔理沙は声の主について心当たりがある様だった。
「声質的に女の子でしょうか」
「あいつら……洞窟なんだからアイツの1匹2匹は当たり前だぜ」
と、魔理沙と成華がボソッとつぶやく。
「洞窟なんだからGの2、3匹は……ってあれ?
この虫私の能力効かない」
リグルと呼ばれた少女は虫に対する何らかの能力を持っていると成華は考察し、対して魔理沙は少々呆れ気味だった。
「はぁ……成華。
もしかしてというか確認というか……虫ってあれか? ゴキちゃんか?」
「はい。
ゴキブリに変化させました」
魔理沙は呆れ顔からドン引きした顔をして成華に
「能力を解除してくれ」
と言い成華が指を鳴らして、
「? ……解除しました。
でも一体何を?」
と言い、
「ムリムリムリムリム……落ちた? あれ? 石?」
奥から混乱する声が聞こえ始めると前へ進んだ。
「危険です!! 敵の正体も掴めていn……」
「それは大丈夫だ」
遮るように言う。
「大丈夫って何が……」
魔理沙は奥へと進みゴキブリだった石に向かって指を指して、片方は成華にとっても聞き覚えのある名前を叫んだ。
「大妖精!! リグル!! 私達は敵じゃない!!
あとそいつもな」
「あれ? 魔理沙さんがどうしてここに?
聞いてください魔理沙さん。
さっきゴキブリが……」
「黒い悪魔なんてどうでも良い。
私達はここの調査だぜ。お前達は?」
魔理沙が半ば強引に話を進めると、大妖精は震え声で答えた。
「わ、私達はチルノちゃんを探しに来たんですけど……」
立て続けに聞き覚えのある名前が出て来ると成華でも流石に驚く。
「チルノさんを?」
「あ、成華さんも居たんですね。昨日ぶりです。
……そんな事より、チルノちゃん見ませんでしたか?」
魔理沙も成華も首を横に振り、逆に魔理沙は大妖精に
「さっきも言ったが私達はお前達が来た所が気になるんだ。
どこかと繋がってるのか?」
と問うた。
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