銃皇無尽のIXA 作:アリエス
「はぁ…」
名護啓介はため息を吐いた。
「全く、ここは何処だ?イタズラにも程がある。」
そう、名護は、気がついたら木にもたれながら寝ていたのだ。幸い『イクサナックル』は、あるのだが…
「止まりなさい!」そう言われ名護は、身構えた。
現れたのは青い髪の女の子。安心し、構えを解いた。
「君はこの辺りに住んでいるのかい?道案内して欲しいのだが…」「とぼけないで下さい!ここの警備設備は強固です!輪状多重防衛機構(ミドガルズオルム)に護られていますから。どうやってここに入ったんですか!?」
どういう事だ?そう思いながらも名護は冷静だった。
「君、ここはどこだ?教えて欲しい。」
「貴方を侵入容疑で連行します!」
相手は話を聞いてなさそうだ、仕方ない。ついて行くとしよう。
「いいだろう。私は無罪だからな。」そう言うと名護は連行された。
「私は、篠宮遥だ。所でどうやってここに入ったか説明すしてもらう。」
名護は気がづいたらここにいた事を説明した。
「ふむ…有り得ない話だ所で持ち物はこれだけか?」
あった物は、イクサナックル、変身ベルト、財布、ボタン位だ。
「これはなんだ?」
「それは言えません。」
当然だ。ファンガイアの事など言えるはずが無い。
「危険な物と言う事か?これはあずかっておく」
「身分証を見せてもらった。だが名護啓介なんて名前の人など居なかった。貴様、何者だ?」
「私は、バウンティハンターだ。しかし、私の戸籍謄本なんてどう調べた?」
私の戸籍が無い?どういうことだ?…まぁ相手の言葉を信じる理由もない。
「バウンティハンター、か。そうか、なら私と組手をしよう。私に勝ったら、ここの警備員として働いて貰おう。負けたら牢屋だ。行く宛も無いんだろう?ありがたく思え。」
「残念ですが、私には帰る場所がある。その勝負は受けられない。しかしここは大きな組織見たいだな。名護恵という女性を探して欲しい。」
そう言うと名護は恵の情報を教えた。
「残念だがそのような女性は居ない」
「何だと!そんな筈は…「この通りだ。」
そう言ってパソコンを目の前に突き出す。画面には、検索対象外の文字。
「クソっ!どうなってるんだ!」
検索対象外?恵が居ない?更に訳が分からない!
「さあ組手だ。場所を変えるぞ。」
仕方ないさっさと終わらせるか…
場所を訓練所のような場所に移した。
…まぁ、この私が負ける様なことはまずありえないのだが。
二人が向かい合うと、『初め!』
というかけ声が響き渡った。
「君から来るといい。かかってきなさい。」
「凄い自信だな。では、遠慮なく!」
そう言うと遥と名乗った人物は、ボクシングの様に殴りかかってくる。
「なかなかの腕だな…ッ」
殴りかかって来たと思い、受け流す体制を取っていたのだが、懐に入り込み投げ飛ばされた。
投げ飛ばされたならそれなりに対処法がある。
「はっ!」
回し蹴りで相手を転ばせ、決めに行こうとすると、足を絡め転ばせ返そうとしてくる。
「はぁっ!」
「何っ!うわぁ!」
絡めにきた遥を力で無理やり半回転させる。
さすがに相手もビックリしたのか、勢いに吹き飛ばされる。
そこに拳を突き出す。
「クッ…」
「君の負けだ。良い組手だった。ありがとう」
そう手を差し伸べながら礼を言う。
「これからはここで働いて貰う。実の事を言うと、出入りが厳しくてな…出ることはが難しい。という事でここで働いて貰う。身元引取人が見つかるまで、だがな。」
勝っても負けても出られない。まだまだ道は長そうだな。
どうでしたか?一応ここまでです。不定期で更新したいと思っているので良ければ続きも読んでください。それではまた。