銃皇無尽のIXA 作:アリエス
「ガルルバイト!」
キバットがそう言うと辺りが暗く染まる。
来る!そうそう戦士としての直感が叫ぶ。
ならば、とこちらもフエッスルを装填する。
「イ・ク・サ・ナックルライズアップ」
キバが飛び上がり回転斬りを仕掛けてきた。
それをナックルをはずしぶつける。
その衝撃で、二人はよろける。
「凄い。奴らとの戦いは見てきたが人間同士がやる戦いではない。」
遥は唖然としていた。無理もない。何しろ模擬戦での格闘術は一部でしかないのだから。
「流石ですね。やはりもう少し本気を出さないと。」
そうキバが言うと紫のフエッスルを装填した。
「ドッガハンマー!」
そうキバットが叫ぶと、紫の置物が飛んでくる。
だが、前の置物の時とはちがう。
鎖が右手と胴体にも絡み付く。
右手には以前見た緑の腕に。胴体は紫のゴツいものに変化する。
流石にセーブモードでは限界か。ならば!
イクサのフェイスが開く。
その際の風圧に土が舞い踊る。
「行くぞ!渡君!」
そういうと。私はキバにガンモードにしたイクサカリバーで牽制しながら、接近する。
「くっ!ハアッ!」
そう叫ぶとキバもバッシャーマグナムで応戦しながら向かってくる。
接近に成功すると、カリバーモードにし、近接戦闘に持ち込み何度か斬りかかる。
しかしキバは少しよろけただけで、拳のようなハンマーに持ち変え、殴りかかってくる。
それを回避すると更に切りかかる。
ガンモードにし追撃を・・・、
と思い切り変える瞬間。
「いまだ!はぁぁっ!」
重い衝撃が私の身体に走る。
ドォン、ドォンと何発かくらい吹き飛ばされてしまう。
だが、負けてはいられない。
更に追撃しようとキバが近づく。
ハンマーが振り下ろされる。
それをカリバーで受け流し、胴体にナックルで何度も衝撃波を出す。
カリバーで効かないなら・・・っ!
当然、キバも膝を着く。
「タツロット!」
「ラ・イ・ジ・ン・グ」
二人同時フエッスルを装填し姿を変える。
キバ最強の姿。
エンペラーフォーム
キバの力の封印を解き放ち、右腕には新しく飛んできた「タツロット」が装着されている。
こちらもイクサ最強の姿。
ライジングフォーム。
恵の為にも負けるわけにはいかないっ!
「「これで決めて見せる!」」
二人の声が重なる。
そして、イクサベルトにライザーフエッスルを装填する。
キバもタツロットを引っ張る。
「ウェイクアップフィーバー!」
「「ハアッーーーッッッッ!」」
二人の叫び声が重なる。
そして、ふたりのキックがぶつかり合う。
「ううっ!これがイクサ。まるでドラゴン。いや!それ以上!?ああっ!」
二人のキックがぶつかり合った衝撃で遥か飛ばされそうになる。
それどころじゃない!負けてたまるかぁぁぁっ!
実力は互角。
ドォォォォンという衝撃で両者弾かれる。
そして最後のフエッスルを二人で装填する。
キバはとある剣を取り出す。
ザンバッドソード。
ファンガイアの王の為に作られた剣。
その顔部分のフエッスルを装填している。
私は使い慣れているいつものフエッスルを装填する。
「イ・ク・サ・カ・リ・バー、ラ・イ・ズ・ア・ップ」
「ウェイクアップ!」
ザンバッドソードの色が紅に染まる。
イクサカリバーには力が溜まる
「ハアッッッッ、ハアァァァッ!」
二つの刃が交差する。
負けた。
確かに手応えはあった。
しかし、こちらのダメージのほうが大きかったようだ。
恵・・・済まない。
膝をつき、倒れると変身が解除される。
「僕の、勝ちですよ。名護、さん。」
肩で息をしながら変身を解除し、私に声をかける渡君。
「ハハッ、負けたよ。私は君の師匠なのにな。弟子は師匠を越えるとはこういうことを言うのだな。」
二人が握手を交わす。
私は、少しやる事ができた。済まないな恵。
「おいおい、それはともかくあれ、どうするんだ?」
「きゅう・・・」
キバットが飛んできた先には遥が目を回し伸びていた。
ありがとうございました!今回は名護さんと渡の決着です!戦闘シーンってとても難しくておどろきました。感想でコツなどを教えてくれると嬉しいです。遥さんの少し見れない一面を書いてみたのですが、他に見たいようなシーンがあればそれも感想におねがいします!