転生姉妹が行くインフィニット・ストラトス 作:プルプルスライム
「ごめんなさい!」
白い空間…其処にいる白いバスケットボールが唐突にしゃべりそして謝ってきた。
この良く分からない状況に私と妹は困惑した。
「私の手違いで貴女達を殺してしまいました!」
「ふぅん……大体分かった、つまりバスケットボール見たいなアンタは神様で私達を手違いって奴で殺したって事だろ神様?」
私がそう言うとバスケットボールは話が早いとばかりにぴょんぴょんと跳ねた。
「はっはい!そう言う事です!ですので」
「私達を転生させるんだよね?神様」
バスケットボールの言葉に被せる様に妹の『
「はい…何だか理解が早いですね二人とも、普通は自分が死んだって言われると大体困惑するのに」
「まぁ生憎、紗奈と私は死ぬ殺すって感じの事には慣れてるしな」
「ねーつまり困惑する意味がないって事、僕も姉さんも……そ!れ!よ!り!転生する場所とか教えてよ後転生特典とか!」
あぁそう言えば転生する話だったな、しっかしこう言う話には紗奈は頼りになるな…生憎転生系のアニメとかは合わなくてさっぱり分からない。
「あっはい、えーと転生する場所は『IS』インフィニット・ストラトスの世界に転生してもらいます、結構人気の転生場所なので他の転生者も居ると思いますけど貴女達二人なら大丈夫でしょう……あっ!転生特典に付いてはそうですね5つまで大丈夫ですよ」
「ふーん結構太っ腹?分からないけど…で特典どうする姉さん」
インフィニット・ストラトスの世界…確か女しか使えないパワードスーツ『IS』を扱う学園…IS学園で主人公 織斑一夏とそのヒロイン達が織り成すハーレム学園物のライトノベルだった筈。
そして、バスケットボールが言ってた様にインフィニット・ストラトスの世界は人気らしい、確かにこの話に登場するヒロイン達は皆が皆性格に難があるがそれを差し引いても、魅力的な子が多い。
そして、主人公織斑一夏の事を嫌いな人が多い…そして十中八九、私達以外の転生者は織斑一夏を蹴落として代わりにハーレムを築こうと考える筈。
まぁ…私自身物語に関わるつもりはさらさら無いが、元の世界同様何が起きるか分からない……ここは有り難く転生特典を貰おう。
「転生特典ね…紗奈は?私は決めたよ」
「僕も決めたよ」
「分かりましたでは教えて下さい」
そしてバスケットボールに転生を教え、何事もなく転生に成功してから数十年。
身寄りの無いストリートチルドレンとして紗奈…この世界での名前は『カーラ・アラーニャ』共々イタリア人として転生したが、私の転生能力『ほぼ尽きない金』のお陰で不自由なく生活を送る事が出来た。
そして、そこから第二の転生能力『篠ノ束と同等のIS製造能力とあらゆるアニメ機体の設計図』を生かす為、無尽蔵の金を充分に生かし新規IS製造会社 『アーサーカンパニー』を立ち上げた。
正直な所私とカーラが余りにも若い為、最初は他の人間達から馬鹿にされたが第二世代型歩兵支援IS『ヴァレンタイン』を発表した所。
それ以降そんな声は聞かなくなった、其からは幾つかのISを発表し、世間からは機体性能は高く実践的だが国家代表が乗る様な物ではない、陸戦を主とした風変わりな機体を開発する企業と言う評価になった。
そんなIS造りを楽しんでいたある日、私とカーラにちょっとした出来事が起こった。