転生姉妹が行くインフィニット・ストラトス 作:プルプルスライム
ユウヤが私達の家族になってから一年後
『世界最初の男性操縦者二名現れる!』
私達三人はアーサーカンパニーの自室で朝食を取りながらそのニュースを見ていた、今回の朝食は白米に玉子焼き、きんぴらごぼうに油揚げと豆腐の味噌汁だ…久しぶりに作ったから心配したが思いの外上手くいって良かった。
まさか日本食よりイタリア料理の方が上手くなるとは思いもしなかった。
「それにしても……男性操縦者か」
ユウヤが少し羨ましそうに呟く、まぁ男の子だしIS見たいな浪漫ある機械に乗りたい気持ちはあるのかも知れない。
「しかも二人ね~案外他に動かせる人居るかもね」
「どーだが、この世界でISを動かせるのは動かした一人主人公の『織斑一夏』しか動かせなかった筈…なのにこの『織斑冬斗』は何故か動かせた、しかも織斑姉弟は世界最強と織斑一夏しか居ない筈なのにだ………要は転生者って訳だ」
それにしても…織斑一夏に冬斗か、懐かしい名前を聞くとは思わなかった。
確か…カーラ抜きで日本に行った時に会ったんだったな。
「つまり?転生者ならISを動かせるって事?」
カーラがそんな事を聞く
「さぁね、でも試してみる価値はありそうじゃない?早速試しに……っともしもし」
そんな事を言ってると仕事用の携帯が鳴る、着信者はイタリア政府。
一応私も『国家代表』の為、良く政府からの連絡が来る……当然企業の社長も兼ねてるので中々に大変だが…会社自体社員達が非常に優秀で、国家代表の仕事も必要な物しかやらない様にしてる。
私は二人に先にISがある、実験場に行くように言った。
今は…試作のISしか無いがまぁ大丈夫だろう。
「……『チッタ・ラピド』の件か?当然滞りなく、今度此方に来て性能確認でもしてみたらどうだ?……あぁ『イグニッション・プラン』?勿論完成してる、あぁ…あぁ……」
チッタ・ラピドとは直訳すると都市特急、そして政府に極秘で提供する第二世代型 『都市強襲核攻撃広域侵入型IS』の事だ、この機体は大型の高機動ブースターを使い敵首都に侵入し大型の核搭載型ロケットランチャーで攻撃し、その後核で被害の無い基地を豊富な武装で攻撃すると言うコンセプトとしている。
そしてこの機体メインこそ核ロケットランチャーだが、この機体は何も核だけが取り柄では無い、機体に武器をマウントする事で『拡張領域』を負担せずに武装を増やす事が出来た、その武器搭載量はフランスの第二世代型IS『ラファール・リヴァイヴ』より果てはそのカスタム機よりも多い。
武器の種類はイギリスより後だが、高出力レーザーライフルやレーザーバズーカや普通のバズーカ、ガトリングガンやミサイルやその他にも頭部・胸部バルカン、腕部ロケットランチャー等内蔵武器と高火力な武装が搭載されている。
それに政府が目を付け、これを改良し『第三世代型』にして統合防衛計画『イグニッション・プラン』に参加をする様に言われた…そして言われた通り第三世代型 IS『チッタ・ラピド・ドゥエ』を製造した。
「社長ー!社長ー!大変です!!」
次に国家代表の話になった所で、社員が慌てながら部屋に入って来た、何時もなら政府の話を優先するのだがどうにも様子が可笑しかった。
「ちょっと待ってくれ………どうしたんだ?」
「そっそれが……ユウヤ君が!動かしたんです!ISを!」
「……聞こえたか?こっちでも男がISを動かした、あぁそうだ記者会見を開く…あぁ切るぞ………全くまさか本当に起動させるとは」
「え?」
「いや…こっちの話だそれより、記者会見の開くから準備を私はユウヤを見てくる」
私がIS試験場に着くと其処には、社員が言った通り第三世代型多目的機体換装IS『ブラスト・ランナー』の一つ『クーガーI型』に乗っているユウヤがいた。
「あっ姉さん!ユウヤが本当に動かせたよ!」
「やっぱりな……でISに乗って見てどうだユウヤ?」
「あぁ姉さん……俺IS動かせちゃったよ」