考えるな、感じるんだ(意味不)
「うん…?夢か…」
少年、
この世界ではハートレスはアンノウンと呼ばれてるらしく、響は助けてくれてありがとうと抱きつきながら泣いていた。だが、分からない。ソラ、確かにそれが俺の名前、後は分からない、思い出せないのだ。
その事を響に伝えると、響はなんと両親に自分を養子にするように直談判したと言う。
紆余曲折あって、俺の名前は1年前から「立花宙」になった。そして、今日は
「ツヴァイウィングのライブかぁ」
国民的アイドル・ツヴァイウィングのライブの日である。しかも、
「そーらー!起きてるー!?早く行こー!!」
響のテンションが異常に高い。響はツヴァイウィングの熱狂的ファンである。だから、未来さんからライブのペアチケットを貰った時などは発狂が収まるまで苦労した。ところが昨日、未来さんが家の用事とかで来れなくなった。そこで、俺にライブに行くように勧めた。
そして、俺はこの日を忘れはしない。
ツヴァイウィングの惨劇を…。
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ライブ会場から一転。そこは地獄と化した。ツヴァイウィングの最後の曲が歌われる寸前、突如ノイズ警報が発令。しかも、ノイズはこの会場に現れた。しかも運が悪いことに、人々は我先にとノイズから逃げようとする。当然手段も厭わないので、その心に「闇」が生まれる。
そう、その「闇」に引き寄せられて、それらも現れた。
ハートレス、この世界における第二特異指定災害「アンノウン」の大群が。
宙は響を探すのに必死だった。
「響ー!どこだー!?返事してくれー!」
ハートレスが邪魔しに来るが、キーブレードで次々に倒していく。そして宙は気が付かなかった。
近くにノイズがいた事に、それが自分に突っ込んできた事に。
しまった、ノイズにキーブレードが通用するか試したことがない。咄嗟にノイズを攻撃したが、その攻撃は素通りした。流石にもうダメだな、そう思ったその時、
「
身体が勝手に魔法を唱える。すると、見えない障壁が宙を守り、周りのノイズをハートレス諸共倒していた。さらに、ノイズの攻撃は逆に自分にも届いていないようだった。そして、宙はハートレスを倒した時に現れていた黄色い玉のようなものを見て、思い出す。
自分の周りを迸る赤い稲妻、紅蓮のごとき真っ赤な服装、そして、
二本のキーブレードを操る自分の姿を。
「繋がる心が、俺の力だ!勇気よ!!」
一瞬脳裏をよぎるキーブレードを逆手に持っている自分より年上だろう少年。
『分かった。少しの間、お前に貸すよ』
紅蓮のごとき真っ赤な服装、右手にキングダムチェーン、左手に
「受けてみろ!ブレイヴシュート!!」
宙が二本のキーブレードを地面に叩きつける。そこから発せられた光の柱が眼前の敵を一掃した。すぐに元の服装に戻った宙は響を見つけることに成功した。
胸から血を出して、今にも絶命しそうな響の姿を。そして、
「Gatrandis babel ziggurat edenal
Emustolronzen fine el baral zizzl
Gatrandis babel ziggurat edenal
Emustolronzen fine el zizzl」
この声は、ツヴァイウィングの天羽奏か?
「やめろ!奏えぇぇぇぇぇ!!」
1人の女性の悲鳴が聞こえる。でも、俺は二度と目の前の人間を助けられないなんて真似は、出来ない!
一筋の光が、ライブ会場を覆い尽くす。そして、物語は大きく路線を外れることになる。
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同時刻、特異災害対策起動部二課にて。
「司令!これを見てください!」
「信じられません。この少年ノイズの攻撃を、シンフォギアを使っているならともかく、全て受け流し、アンノウンまでも倒し切っています!」
風鳴弦十郎はこの状況にかなり混乱していた。
(あの少年は、何者だ?ノイズのみならず、アンノウンを倒しきる人間。一応、回収を命じた方が…?)
「し、司令!!」
先程のオペレーターが声を震え上がらせて弦十郎を呼ぶ。
「か、会場にガングニールと酷似したフォニックゲインを検知。これは!?」
モニターに映し出されたのは
【Avenge Rance/Gungnir】
復讐の槍/ガングニール、まるで奏を表したような表記の、シンフォギアに酷似した何かの反応だった。そして、その座標にいたのは、
先程大量のアンノウンを倒していた少年が、奏のアームドギアの様なものを身にまとっている姿だった。
宙/ソラの現在の強さ
・ドライブ
どこかの誰かが一時的に(ある目的のために)キーブレードを少しの間貸してくれるので、二刀流が可能。
・魔法
現在初期レベル(サンダー、エアロ、リフレクなど)の低級魔法のみ。記憶を取り戻すにつれ、強化予定。
・アベンジランス
2nd フォームありのオリジナルキーブレード。見た目は、IIのスリーピングライオンに酷似。カラーリングが少し赤みがかったオレンジになったくらい。天羽奏の命懸けの絶唱と宙の望みをキーブレードが叶えて実体化した姿。これにより、奏は(奏者になるのが難しくなるが)存命になる。イメージとしては、絶唱の反動を宙のキーブレードが吸収して今の状態に至る。