お願いします。
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あの日、私は最愛の姉を失った。
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その日から数百年経った秋、私は何時ものように家の前の掃除をしていた。
「そろそろ、夕食の準備でもするか」
その時、遠くに厚い雲が見えた。
調理場に行き、冷蔵庫から食材を出し、鍋を火にかけ、野菜やら肉やらをカットしていき鍋に入れ、味噌を溶いて蓋を乗せた。
次は、と考えているその時、
ガシャン!!
「ギニャーーー」
橙の叫び声が聞こえた。
急いで部屋の中に入ると慌てた様子の橙とすれ違った。
振り返ると走り去っていく橙が見え、手に巻き物を持っていた。
「待ちなさい!橙!その巻き物は……」
言う頃にはもう見えなくなっていた。
追いかけようと家のドアを開けると、ガシャンという音を思い出す。
部屋の中を見ると、花が生けてあった花瓶が割れていた。
ため息をつき、割れた破片を片付けようと屈むと、
「藍、夕食は出来ているのかしら?」
急いで振り向くと、今にもお腹が空いたと言わんばかりの表情で立っている八雲 紫が立っていた。
「申し訳ありません。急いで準備しますので少々お待ちください」
「そう 急いでちょうだい。」
私は急いでガラスの破片を片付け調理場に行った。
紫様がテーブルに座ると、私は食事をテーブルに並べ、私と紫様は夕食を食べ始めた。
「そういえば藍、橙はどうしたの?」
「あっ!紫様、橙があの巻き物を持って行ってしまって、追いかけようと思ったのですが、もう見えなくなって」
「そう。あとで橙を探しておくわ」
「お願いします。」
夕食を食べ終わり片付けをして、布団に入り目を閉じた。
▽▽▽
藍様の壺割っちゃったーー!
どうしよう
どうしよう
あ
藍様が来るー
どうしよう
に、逃げろー
走り出すと藍様とすれ違いざま、何か叫んでいたようだが今の私は立ち止まって聞く余裕はない。
家のドアを勢いよく開け走って行った。
家をでてかなり時間が経った。
森を走っている時手に巻き物を持っていることに気がついた。
無我夢中で持っていた事にも気付かなかったのだろう。
立ち止まって開くと細かい字でたくさん文字が書いてあった。
「なんて書いてあるんだろう?えっと…」
読もうとすると雨が降ってきた。
急いで巻き物を閉じ走って雨宿りできるところはないかと探す。
いつの間にか人里の寺子屋に着いていた。
そこには雨が止むのを窓から見ていた慧音の姿があった。
私に気付いたのか窓を開け声をかけてきた。
「おい橙!ずぶ濡れじゃないか!早く中へ入れ」
私は寺子屋に入って慧音の所に行くと、慧音が優しくタオルで濡れた髪を拭いてくれた。それが気持ちよくて目を細めている。
「なぁ橙、何を急いでいでいたんだ?それと その手に持っているのはなんだ?」
「あっえっと 家の花瓶を割っちゃって急いで逃げている時に雨が降ってきて、それでここに着いたの」
「その巻き物を私に見せてくれないか?」
巻き物を渡し、慧音がひろげ読んでいくと、だんだんと顔が険しい物へと変わった。
「橙、これは藍が持っていたのか?」
「分かんない。走っている時に持っていることに気づいたから」
「そうか わかった。明日、藍をここに連れてきてくれ話したいことがあるんだ。霊夢と待っているから」
私は頷いて、マヨヒガの家に帰っった。
◆◆◆
夜明け前に目が覚める。
ゆっくりと身体を起こし、寝巻きから服を着替えて朝食の準備をしに調理場に向かった。
準備も終わり、あとは食べるだけという時
家のドアが叩かれた。
誰かな?こんな時間に
ドアを開けると、申し訳なさそうに立っている橙がいた。
「昨日はごめんなさい。」
「……早く中に入りなさい。ご飯食べよ」
「はい」
さっきまでの顔から、パァァと笑顔になり居間に走って行った。
「そういえば橙、巻き物はどうしたの?」
「えっと、走っている時に雨降ってきたので、急いで走ったら寺子屋について、慧音先生が居たので見せたら藍様を連れてきて、話したいことがあるって言ってました。」
「おはよう。藍、ご飯は?」
その時、のそのそと紫様が起きて来た。
「おはようございます紫様。今準備をいたしますので」
私はテーブルに食事を並べた。
「そうだ橙。花瓶の事は謝ったの?」
「はい 」
「そう、巻き物は?」
「それは私が説明します。」
そこで橙から聞いたことを紫様に話した。
食事を片付け、橙と紫様と寺子屋に向かった。
ここまで読んで、「これはないな」とか、「こんなクソみたいな小説読めるかっ!」などお思いの方は、どうぞそのような感想をお寄せください。
「このまま読み続けたい」、「お!意外に面白いやん!」などと思っていただけた方は、今後も宜しくお願い致します。