やっと好きな紅魔組が書けました!
皆さんは紅魔組で誰が好きですか?
次の朝、起きると私はいつもの布団の上ではなく居間で寝ていた。
隣には雪が寝ていて布団がかけられていた。
たぶん秋がかけてくれたんだろう。
今度何か買ってやろう
ダンダン!
「あの〜空さん」
誰かが家の扉を叩いている。
「はい?」
扉を開けると美鈴さんが立っていた。
「朝早くスミマセン。昨日貴方の事をお嬢様にお伝えしたところ、気になるというので是非招待したいと」
「はあ、そうですか」
館の主人がなぜ招待をしようと思ったのかわからなくて、キョトンとしていると、持っていた手紙を渡される。
「では失礼します。今晩お迎えにあがりますので」
美鈴さんが帰った後雪が起きてきた。
「誰だったの?」
「ああ、美鈴さん。なんか招待状だって、でもこれ何て書いてあるか分かんないんだよな」
招待状と渡されたのには、よくわからない文字が並んでいる。
「後でいいじゃん、里の方に「鈴奈庵」とかいう貸本屋があるんだけど、今度一緒に行こう」
「うん。そうだな、今日は休みだし今から行くか。」
私達はご飯を済ませ、男物の服を着て、鈴奈庵という貸本屋へと向かった。
「ここが貸本屋?なんか不気味ね…って言うか休みの日なんだから変化いいでしょ」
「何でも良いから、入るぞ。すいませーん」
入り口にはでかでかと鈴奈庵と書いてある看板があり、長い暖簾をくぐると、奥の方に机があり小さな少女が座っていた。
「いらっしゃいませ、見ない顔ですね。何かご入り用ですか?」
「入り用というか何というか、この文字を読みたいんだが、読み方がわかんなくてな。解読するための本か何か探しに来たんですけど」
「それなら、ちょっとそれを貸していただけますか?」
「良いですけど」
少女にその手紙を渡す。
「これ招待状ですね〜」
「読めるんですか?」
「えぇ少しなら。えっと…………要約すると、貴方を紅魔館に招待します。是非彼女さんとお二人で来てください。今日の夜お迎えにあがります。だそうです。」
「彼女?俺彼女なんかいないけど」
「いるじゃないですか、あそこに」
そう言って少女が指さしたのは、目をキラキラさせてズラ〜っと並んでいる本を見ている雪だった。
「彼女じゃないです」
こんなやつを彼女にするんだったら、もっとマシなやつを選ぶっつーの
「あらあら、照れちゃって」
ちょっとムカついてしまい、少女に少し術をかける。
すると少女の名前や年齢、家族構成が頭の中に流れてくる。
本居 鈴 12才
家族構成 両親と三人家族
こいつをこの場で瞬殺してしまおうか
私はこう見えても、器が小さいと何度も言われているんだから。
「ねえ空!」
雪に声をかけられ我に返る。
私が少女にイラついている『気』を感じ取ったのだろう
「この本すごいよ、借りていこうよ」
「いいですよ」
雪はにこにこしながら本を読んでいる、それを見て少女がクスクスと笑っていた。
「何かおかしい事でも?」
「いや、可愛いなって」
私は耳を疑った。
雪が可愛いだと?
「何か最初は凛とした感じだな思ったんですけど、あんなに本に夢中になっていて何だか子供みたいだなぁと思って」
「そこが雪の良いところなんです。いつまでも遊び心を忘れてないっていうか、見てると自然に嫌な事も忘れるっていうか」
「空〜そろそろ帰ろ〜。秋斗達も待ってるし」
「あぁ帰るか。では鈴さんまた」
「ありがとうございましたって、私の名前教えましたっけ?」
「あ…」
「いやいや!街の人がそう言ってたので、じゃあまた!空行くよ!」
私達は急いで鈴奈庵をでた。
雪のフォローで何とか乗り切った。
「……焦ったー!」
「危ないじゃない。何やってんのよ」
「ゴメンゴメン」
招待状の話になる。
「あれ、誰と行くの?」
「え?あぁ聞いてたんだ」
地獄耳め
「一緒に行こうよ」
「お前彼女じゃないから。お前は!……いや、いいや」
「なんなのよー空ぁ、それじゃあ私はあんたの何なのよ」
『命よりも大切な家族』
そうは口が裂けても言えなかった。
「もう家に着くからこの話は終わり。秋〜ただいま」
「お帰りなさーい」
美鈴さんが玄関に座っていた。
秋が出したのだろう、お茶とお菓子を食べていた。
「何でここに美鈴さんが?」
「お迎えにあがりました。でもまだ帰っていないようなので待たせて頂きました」
「こんな所ですみません」
「いえいえ中がとても広いのでびっくりしました。」
早速本題に入る。
「あのー美鈴さん、私彼女いないんですけど」
「いらっしゃるじゃないですか」
美鈴さんは雪を見た。
その視線に気づいた雪はキラキラと目を輝かせた。
「私も行っていいんですか?」
「大歓迎です。お嬢様は珍しいものが好きなので」
『珍しいもの』という表現は、天がさらわれた時に言われていた言葉なので、少し嫌悪感を抱いてしまう。
雪は絶対に行かせたくないと思った。
「……お前は来るな」
「大歓迎ですよ?」
「こっちの事情です。雪、おばさんどうするんだよ」
雪は残念そうな顔をした。
「そっかー、じゃあ行ってらっしゃい」
「美鈴さん準備は特にないので行きましょうか」
美鈴さんと家を出ようとすると、部屋にいた秋斗がとびだして私を引き止める。
「空さん!行かないで!お願い」
「なに〜?寂しくなっちゃった?」
「今日は…絶対ダメ。あの、ね、姉さん」
半ばバカにしたような言い方をする雪だが、秋の能力を詳しく知っている雪は秋から話を聞く。
「ちょっとだけいいですか?美鈴さん」
美鈴さんは雪と一緒に奥へと行ってしまった。
その間私は秋とおばさんの食事を準備した。
準備を手伝ってくれている秋に何を聞いても、震えてなにも言わないので、まぁ大丈夫だろうと思い準備を終わらせる。
「さあ行きましょうか」
「その袋は?」
「秘密です」
「じゃあ行ってきます」
「ダメ、空さん今日は…」
秋は私がこの後怪我をすることを察知したのだろうが、私はそんなにやわじゃない。
死ぬことはないだろう。
「大丈夫だ秋、必ず帰ってくる」
私は美鈴さんと紅魔館に向かった。
ずっと箱が気になっていたが、何度聞いても教えてもらえなかった。
鈴奈庵とか勝手に使ってごめんなさい。
勝手な解釈、勝手な登場たくさんあります。
ご了承下さい。