お布団の中ほど幸せな空間って無いよね
空
ねぇ空
どうして
そんなことに
なったの?
◆◆◆
ここは?
あぁ…夢か
あ!
「空!こっち」
私だ、いつ頃だっけ?
「訓練に集中しろ!また怒られるぞ」
この頃から空は訓練訓練って
忙しかったな
初陣の後だったかな?
「そんなこと言わないで、これでも飲んで」
私があの時渡したのは昆布茶である。
「ブフーーッなんて!…もの……を」
急に黙って下を向く空を不思議に思い、肩を揺さぶる。
「なーんて物を飲ませてくれるんだ〜?なぁ雪ちゃんよ〜」
「あなたは」
空の瞳はいつもと違う色になり、声の感じやしゃべり方が変わった。
この時から私は空が怖くなったんだよな
「なんで?」
「い、いや」
駿は狂ったように「なんで?」と繰り返しながら近づいて来た。
「いや!来ないで!」
「おい、答えろよ〜じゃないと」
駿が顔の目の前に手を伸ばしてきて、
いや
いや
いや
いや
いや
いや
いや
いや
いや
いや
いや
いや
いや
いや
いや
この後
私は
空を
きっ……
◆◆◆
「………ん、ゆ…さん!」
「空!」
私は勢いよく布団をはいで飛び起きた。
息はとても荒く半泣きの状態だった。
「雪さん?!落ち着いてください」
「美鈴!私っ…私は、あああぁぁ」
私は心臓がバックバクでなんかやばい。
汗の量もすごかった。
「大丈夫です。雪さん!落ち着いてください、まず着替えましょ、手伝いますので」
「美鈴、ありがとう。今何時?」
「今はもう朝ごはんの時間です」
だから、何時よ!
私は美鈴に手伝ってもらいながらパジャマから服に着替えた。
「ねぇ美鈴。着替えを手伝ってくれるのはいいんだけど、この服は?」
私が着ているのは着物でなくチャイナ服だった。
「似合いますね!やっぱり」
「スースーするんだけど」
「さぁ行きましょう」
美鈴に抱えてもらって部屋を出た。
廊下歩いている時、下着が見えていないかヒヤヒヤしていた。
「おはようございます。みなさん!」
「おはよう。早く座らせてくれ」
「おっはよ!」
「おはよう。」
「みんな揃ってるんですね」
「どうぞ」
咲夜は感情を感じさせられない声でそう言って私の前に朝食を出した。
「いただきまーす」
「珍しいわね、チャイナ服なんて」
「似合いますよね〜。さすが美人」
「あー、なんかいつもと違うから違和感があるのよね!……うまっ!これ」
「咲夜の料理なんだから当たり前でしょ」
さすがはメイド長だ、それにしても私に対してだけこんなに敵意むき出しって酷くない?
凄い睨んでくるんだけど
ここまで拒否られると、私の自慢の豆腐メンタルも傷つくんだけど。
「ごちそうさまでした」
「相変わらず早いのね、食べる事だけ」
「パチュリーさん、後で話したいことがあるのですが」
「えぇ、分かったわ。先図書館行ってて」
「では行きましょうか雪さん」
美鈴に抱えてもらって大図書館に向かった。そういえば、この紅魔館は私が初めて来た時よりも広くなっているような。
「気のせいか?」
美鈴
「ん?何がですか?」
雪
「あー……美鈴の胸ってこんなに大きかったっけ?と思ってね」
美鈴
「雪さんそれセクハラですよ」
雪
「え?まじで?」