人類を救った男が初代ハサンと共にヒーローになるそうです   作:死告天使

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『死』という個性

登校日より5日前

 

「大丈夫立夏?」

 

「うん。大丈夫大丈夫!自分の個性が知りたいってだけだし....逆に知ってもらった方がこっちも全然良いよ」

 

立夏はオールマイトや他の先生が「雄英」で会いたいとのことなので「雄英」に親と一緒に向かっていた。そして、門の前まで行くと

 

「どうも.....」

 

外見はただのホームレスにしか見えないが、

 

「今度、お子さんの担任に決まりました、相澤と申します。」

 

「先生!?」

 

担任だと聞き、ますます緊張してきた。

 

「.....君が...」

 

「あ、藤丸立夏です!お願いします!」

 

「.....あぁ、では、案内をしますので...」

 

相澤先生に付いていき学校内を案内してもらって、「相談室」と書かれた部屋に着いた。

 

「...相澤です。」

 

「どうぞ、入ってくれ。」

 

部屋に入るとそこには、あのオールマイトと....ネズミがいた。

 

「.....殺菌しないと。」

 

「待って!こちら校長先生だから!」

 

「こ、校長先生!?」

 

ネズミだと思ったのが校長先生だとは......いや、ネコや犬と混雑したキャットもいたから.....

 

「すみません。」

 

「いや、大丈夫だよ。.....それで本題に入るのだがね。......君の個性について何だがね.....」

 

やっぱり と思い正直に喋ろうと思った。

 

「君の個性......「死」というのは、あの死んでしまう方の「死」で良いのかね?」

 

「....はい」

 

「......ここにも書かれているのだが.....その....何でも.....殺せてしまうのかい?......君の個性は」

 

「...いえ、自分は気配をしたり剣や炎を出すことが出来るんですが...」

 

「ですが?」

 

「....自分の中には.....その「死」を与えることが出来る人がいます。」

 

「......二重人格ってことか?」

 

「そう思っていただいても構いません。....変わりましょうか?」

 

「.....今変われるのなら...」

 

「あ、ちょっと待って下さい。.......許可貰うので。」

 

「........お前の本当の人格はどっちなんだ?」

 

「え?」

 

「今俺たちの前で喋っている人格が本当の人格か隠している人格が本当のお前なのか....今みたら、もう1つの人格の方が上にみえるんだが......」

 

「......急に姿を借りるなどの時は許可がいるんです。でも!自分の本当の人格は今です。ただ、姿が変わる時はもう1つの方ですけどね。.......」

 

「........そうか」

 

「あ、今変わりますね。」

 

立夏がそう言うと立夏は席から立ち少し離れると、黒いオーラや黒いマントなどで包まれ、顔にはドクロのような仮面が装着してある。

 

「!!」

 

『怯えるな教師方よ。山の翁、契約者に応じ姿を晒した。我に名はない。契約者からは「じいじ」や「キングハサン」とも呼ばれている。呼びやすい名で呼ぶがよい。』

 

今までの姿の変わりように、両親以外は驚き少し震えていた。誰でも「死」は怖いのである。

 

「......き、君が立夏君のもう1つの人格....かい?」

 

オールマイトが声を振り絞りやっと声が出せた。

 

『今はそう思っても構わない。』

 

「.....あんたは本当にどんな相手でも.....「死」を与え殺すことが出来るのか?」

 

『あぁ』

 

「本当なんd『だが』うん?」

 

『我自身には影響無いが、契約者の身体に負担が掛かる。』

 

「.....どんな負担だ?」

 

『契約者自身が我の力を使う時もそうだが.....簡単に言えば....使えば使うほど無痛になり命あるものを殺めても何も思わなくなり....鍛えてあるがそれ以上に力を酷使すれば吐血も起こす....』

 

「.......それは....継続するものなのか?」

 

『否、休み落ち着けば解消できる。』

 

「.......」

 

個性は人間の筋肉と同じだ。使えば使うほど筋力があがるのと同じだ。それほど分かっているという.....

 

「......藤丸は.....人を殺めたことが.....あるということか.....」

 

「「!!」」

 

『....一度山の動物を狩る時に試しただけだ。......もう良いか?』

 

「......そうか、あぁ、ありがとう。(多分だが、まだ秘密があるな......気を付けないとな...)」

 

キングハサンがそう言うと、黒いオーラやマントも消えドクロのような仮面も消えていた。

 

「....ふぅ。」

 

立夏は椅子に腰を降ろし、休んでいた。力を使うと疲れるようだな。

 

「あの.....」

 

これまで喋っていなかった。藤丸の両親が口を開いた。

 

「何ですか?」

 

「立夏は.....合格取り消しなるのでしょうか?」

 

藤丸夫妻が心配なるのも分かる。自分の子が恐ろしい個性を持っている。.....藤丸夫妻もちゃんと愛して立夏君を育ていた。....私たちもそれに応えなくては!

 

「.....いえいえ!「雄英」はどんな人!どんな個性でも受け入れます!藤丸立夏君!!」

 

「!は、はい!」

 

「来いよ!「雄英」に!」

 

三人は安堵をした顔が見えた。

 

 

 

 

 

入学当日

 

「.....やっぱりデカいね」

 

「うん.....デカいね」

 

二人は「雄英」の門の前で立ち止まっていた。

 

「よし!行くぞ!」

 

「おー!」

 

二人は門をくぐり抜け学校に入っていた。

 

「立夏君は何組だった?私はA組だったよ。」

 

「本当?俺もA組だったよ。」

 

「お!今回は一緒のクラスだ。頑張ろう!」

 

「あぁ。さて、行きますか?」

 

二人は自分の教室に向かい、ようやく教室に到着した。扉を開けると、

 

「机に足をかけるな! 雄英の先輩方や机の製作者に申し訳ないとは思わんのか!」

 

「思わねぇよ!テメーどこ中だよ?端役が!」

 

そこには、試験日に質問をしていた眼鏡男子.....飯田君と金髪の男子が喧嘩をしていた。

 

「オ、オウフッ」

 

「教室を間違えました~」

 

トン

 

二人が教室を出ようとすると肩に誰かの手が置かれた。

 

「いいや、合ってるぞ....二人とも」

 

「「うわぁぁぁぁぁぁ!!!!!」」

 

幽霊を見たかのように驚いている二人。そんな、二人を席に着かすように施した。

 

「はい。喧嘩も収まり静かになるまで40秒かかりました。君たちは合理性に欠けているね。今日から君たちの担任の相澤だ。

 

「「「「「「担任!?」」」」」」

 

自分は既に知っていたから驚かなかったが、ほとんどのクラスメイトが仰天していた。

 

「.......さっそくだが、これを来てグラウンドに集まれ。」

 

教卓に体操服らしき物を置き、教室から出て行った。

 

 

 

 

 

 

全員がグラウンドに出ると相澤先生は既にいた。

 

「「「「個性把握テストぉぉぉぉ!?」」」」

 

相澤先生が言うには、今までの個性禁止の体力テストに個性を使って測定するというのらしい。お手本に金髪君.....爆豪君がやることになった。

 

「死ねぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

 

((((死ねって.....ボールに親でも殺されたのか....))))

 

爆豪君以外のクラスの心が一致した瞬間だった。すると、個性を使ってない時より格段に伸びていた。「すげぇぇぇ!」などの言葉が出て、「面白そう」という言葉が出た。

 

(面白そうって.....人を殺めることも出来るのに.....面白そうって.....)

 

前世で人の命が簡単に失ってしまうこと知っていることや自分の個性もあり、「面白そう」などとは思わなかった。

 

「面白そう....か.......よし、最下位の奴は除籍処分とする。」

 

相澤先生がそう言うと「それでも教師か!」という言葉も出たが、相澤先生は気にする様子もなく「Puls ultra(更に向こうへ)だ」と言いテストを進めた。

 

 

 

 

 

50m走は5秒ジャストだった。鍛えてますから!葉隠さんも5秒台だった。じいじからは『これも修行の1つだ』と言い、個性を使わないようにされた。相澤先生にも説明をし理解してもらった。

 

(個性を使ってなくても、常人より少し越えてるがな...)

 

相澤先生が思っている通り、人の倍以上の筋トレなどの修行を行っているため凄い伸びる。ほら、ハンドボールなんて200を越えている。

 

 

持久走に移る前に緑髪の男子.....(爆豪君が「デクゥゥゥ!!!!!」と怒っていたので今は「デク君」としょう)デク君が手を負傷しながらもハンドボールが終え、保健室に向かって行った。

 

「大丈夫かな?」

 

今魔術礼装があったのならすぐに治せることが出来るんのだが.....後で保健室に行ってみよう。

 

「はいスタート」

 

残っている全員で持久走が始まった。....それぞれ個性を使い走り出た。....爆豪君に「待て!紅白野郎!」と言われた男子は氷を敷きスケートのように進み、ある女子.....(葉隠さんが言うには八百万さんと言い、「創造」という個性らしい。)八百万さんが......バ、バイク!?とヘルメットを造り出して走行......後ろにブドウのような頭をした男子が走っていた。....気にせず走ろう。......と思っていた時期が私にもありました!さっきの男子がバテかけていた。

 

「だ、大丈夫?......えっと....」

 

「オイラはみ、峰田だ.....だ、大丈夫だ!問題ない!」

 

「いや、それ問題がある時だよ!」

 

倒れても困るし、何より自分の心が許せなかった。

 

「.....失礼!」

 

「え!?ちょっ!ちょっと!」

 

峰田君をお姫様抱っこして、また走り出た。

 

「嫌だぁぁぁぁぁぁ!!!!!男にお姫様抱っこされるのはぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

大丈夫だ!峰田君!俺もマシュにお姫様抱っこをされたことがあるから。少し恥ずかしいだけだから!

 

「あ、口を閉じてn「ガフッ」.....ごめん。忠告が遅れた。」

 

口と目から血を出しながらもゴールした。

 

「立夏君....大丈夫?」

 

「あぁ、峰田君を保健室に送って行くよ。」

 

立夏が峰田を保健室に送って行く......その姿を紅白野郎.....轟焦凍が立夏を見ていたのを知らずに....

 

(あいつ.....テストで個性を使う所を見なかった......常時発動型か?.....なら、あの体力は.....)

 

立夏は峰田が一周位遅れていたが、その分も走りゴールした。それもあまり疲れずに.....

 

 

 

 

 

 

 

保健室

 

「うぅぅぅぅぅ.....男との....ラ、ランデーブーは.....嫌....だ....」

 

「......何があったのかは聞かないよ。」

 

「いや、普通にお姫様抱っこで運んだだけですけど....」

 

(お姫様抱っこって......)

 

オールマイトの弟子、緑谷が保健室を出た後に入って来た二人。事情を聞きすぐに個性を使い治療を行った。

 

「......」

 

「......」

 

「.......」

 

「...あの何か自分に付いてます?」

 

先ほどからリカバリーガールが自分の顔を見ていた。

 

「いんや、オールマイトからあんたのことは聞いたんだが......まぁ、いいや。ほら、治療も無い元気なあんたは教室に戻りなさい。この子はまだ気絶しているし。」

 

「あ、すみません。峰田君をお願いします。....後」

 

「ん?」

「デク君は本当に大丈夫だったンですか?......やっぱり、怪我してたから心配で....」

 

「.....デク君....あぁ、緑谷君ね。安心しなさい。ちゃん怪我も治したから。」

 

「そうですか!はぁー!良かった!」

 

立夏の顔には、涙を少し浮かべながら安堵していた。

 

「.....ほら、イケテるあんたの顔が台無しだよ。涙を拭いて。」

 

「あ、すみません。....では、失礼します。」

 

扉が閉まり立夏が離れると分かると、峰田がいるベッドにカーテンをしき、少し離れたベッドの方に行くと、そこには、ガリガリに痩せた男がいた。

 

「....行ったわよ。オールマイト。」

 

「ありがとうございます。リカバリーガール。」

 

そのガリガリに痩せた男はオールマイト本人であった。

 

「で、貴方から見て彼はどう思います?」

 

オールマイトは、5日前にあった出来事をリカバリーガールに話、彼女自身立夏をどう思うか聞いてみたかった。....偶然に峰田が怪我をしたことで起こったことだった。

 

「......彼は優しい人だよ.....緑谷が怪我をしたことを本当に心配していたよ。それも涙を浮かべながらね。」

 

どんな悪や神のような人たちであっても平等に接し彼らを否定せず、理解してきた立夏の優しさはリカバリーガールは感じとっていた。

 

「.....恐ろしい個性の持ち主には見えないけどね。....あんな子が悪に堕ちるとは思わないし。少ししか話せなかったけど...最も話せばよく分かるかもね?」

 

「そうですか......今度相澤君にも相談してみます。....では、私は....」

 

オールマイトも保健室に出ていき、峰田の寝息だけがする保健室で彼女は呟いた。

 

「.......どうしようか。迷ったけど...やっぱりやめておこうか.....彼に違和感があったのを....」

 

リカバリーガールは、少ししか話せなかっただけで立夏の.....嬉しい顔の中に悲しい表情が少しあったことに.....気づいた。....立夏自身も前世で怪我をしても次の特異点、次の特異点.....生か死の狭間で生きていた。....怪我が酷いとキャスターたちが治してくれたりしたが、今はいない.....何も出来ないのが腹立たしかった....だから、嬉しくもあり悲しくもあった。

 

 

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