人類を救った男が初代ハサンと共にヒーローになるそうです   作:死告天使

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皆の優しさ

時間が過ぎ教室では、爆豪や轟などの個性が凄い人たちの所に集まっていた。

 

「藤丸の個性って増強型か!?体力テストの時も凄かったよな!あ、俺は切島鋭児郎っていうんだ!」

 

「でも、試験の時に私同じ会場だったけど、青い炎と剣を出してたから炎系と武器を造れる個性かと思ったんだけど.....あ、私は耳郎響香っていうの!」

 

自分の個性が「炎」やら「武器」やら「増強」などと意見が出て周りの人にも耳が入り沢山聞かれた。デク君に至っては....

 

「藤丸君の個性はもしかして複合型?両方の個性を受け継ぐことは分かるから.......体力は筋トレかな?それともブツブツ....」

 

「デ、デク君?」

 

声をかけるまで考えに没頭していた。

 

「あ、ごめん。ヒーローや個性になると考え過ぎて......それと、その「デク」って.....」

 

「え?いや、爆豪君が「デク」って言ってたから。」

 

「え、あぁそれはかっちゃんがね.....かっちゃんって藤丸君が言ってた爆豪君のことね....が馬鹿にして付けてから皆から「デク」って呼ばれるんだ。あ、本名は緑谷出久っていうんだ。」

 

「......そうなんだ。....ごめん」

 

「あぁ藤丸君が謝らなくても!」

 

緑谷君に失礼なことを言ってしまったので謝ると、麗日さんが入って来て、

 

「でも、デクって頑張れ!!って感じでなんか好きだな私」

 

と言うと

 

「デクで良いです!!」

 

「「「「いや!良いのかよ!!」」」」

 

自分の周りにいた人たちも揃ってツッコミをいれてしまう。

「そ、それで!藤丸君の個性を教えてくれない!」

 

「葉隠さんに聞いてもね。「立夏君自身に聞いて。私自身が簡単に言っていいものじゃないから。」って...」

 

葉隠さんにも聞いたのか と思っていると、

 

「....俺も聞いて良いか?」

 

紅白君がこちらに来た。

 

「お!轟も気になるのか!」

 

「....一応な....あぁ、俺は轟焦凍っていう。」

 

「あぁ.....んー、皆は複合型とか言ってるけど、自分は複合型じゃなく、皆と同じ1つの個性だよ。ただ、1つの個性で出来ることが炎や剣を出せるってこと。」

 

「そうなんだ!」

 

「......」

 

流石にいきなり自分の個性が「死」って知ったら皆は引くと思うし......やっぱり、皆の「怖い」という目が少し怖い。.....轟君なんて怪しい目でこっちを見てるし....誰かー助けてー

 

「......さっさと席に着け。....さっきの結果を発表するぞ....」

 

困っていると、相澤先生が教室に入って来た。おぉ!貴方は神か!

 

「...藤丸、俺は神でもないぞ....だからさっさと座れ。」

 

「あ、はい」

 

考えていたことが読まれた。....あんたはホームズか!....で、体力テストの結果は5位だった。ハンドボールなんて「∞」という結果もあった。先生から「除籍処分は嘘だ」と言われほとんどが驚いて大声を出していた。特にデ....緑谷君が大声を出してた。「合理的虚偽だよ」と相澤先生が言う.....目が嘘には見えなかったから.....もしかして.....

 

 

 

 

 

 

翌日

 

今日の午前は普通科目だった。マイク先生が自分の英語は「素晴らしい」と言われた......自分は一応、英語・フランス語など喋れるからまた注目が集まった。....恥ずかしい....そして、昼も終え午後からは.....

 

「わーたーしーがー普通にドアから来たぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

オールマイトによるヒーロー基礎学だ。皆はとても興奮していた。銀時代のコスチュームを身に纏っていることもあり、大にぎわいだった。

 

「そして、今日はコレ!戦闘訓練だ!」

 

「戦闘訓練」という言葉が出た瞬間皆やる気に満ちた目をした。やはり、ヒーローというのは敵を倒すというイメージもあり、やる気があった。

 

「そして!皆が入学前に送って貰った個性届と要望に沿ってあつらえた…戦闘服(コスチューム)だ!!!」

 

「「「おおお!!!!!」」」

 

「着替えたら順次グラウンドに集まるんだ!!」

 

オールマイトから戦闘服を渡され、着替えに向かった。

 

「あれ?藤丸、お前貰ってないじゃん。」

 

「あ、本当だ!オールマイト先生!藤丸君のがありません!」

 

「ん?あぁ藤丸少年のは既に渡しているんだ。」

 

「そうなんですか?」

 

「彼の個性は特殊だからね。」

 

と言い、教室を出て行った。そう、自分の戦闘服はじいじ自ら造ってくれた服だ。黒いマントや籠手や足などに黒いプロテクターのような物も造ってくれ、極めつけにこれ!.....ハサミの皆が着けていた仮面!

 

 

 

ぞろぞろとグラウンドに人が集まってくる。

 

「よし!揃ったかな!」

 

「うん?先生!」

 

「ん?何だい?飯田少年!」

 

「藤丸がまだ来てません!」

 

飯田がそう言うと皆が周りを見るとやはり立夏はいなかったが

 

「あ、すみません!居ます!この姿になると「気配を消さなくちゃ」って思っちゃって...」

 

「え?おわっ!いつの間に!」

 

そこには、黒い衣装に包まれ、仮面を被った立夏がいた。

「え!?藤丸か!?怖っ!」

 

「何かもう藤丸ちゃんがヴィランにしか見えない....ケロ」

 

やはり、皆は「怖い」とか「ヴィランにしか見えない」と言われた。....格好良いのにな~…

 

「立夏君....格好良いよ、それ」

 

うぅ....やはり持つべきは友だ....ありがとう葉隠さん。

 

「さ、さぁ始めようか!有精卵共!」

 

気を取り直してオールマイトが説明し始めた。

 

「君らにはこれからヴィラン組とヒーロー組に分かれて、2対2の屋内戦を行ってもらう。」

 

そう言うと皆が「勝敗のシステムはどうなります?」「ぶっ飛ばしてもイイんすか?」「また相澤先生みたいな除籍とかあるんですか?」と言いオールマイト先生が困っていた。

 

「んー!聖徳太子!状況設定はヴィランがアジトに核兵器を隠していてヒーローはそれを処理しようとしている!ヒーローは制限時間内にヴィランを捕まえるか核兵器を回収する事、ヴィランは制限時間まで核兵器を守るかヒーローを捕まえる事。これが!今回の訓練だ!今回は試験の時のように個性をバンバン使えない!分かっている通り核兵器があるからだ。頭でどのうように考え、いかに被害最小で抑えられるかが今回のみそだ!さぁ!くじ引きで決めるぞ!」

 

と説明も終わりくじ引きを引こうとしたが

 

「?先生。このまま2人組になると1人余ってしまいます。」

 

八百万さんがそれに気付いきオールマイトに言うと

 

「安心しなさい!....藤丸少年!」

 

「はい!」

 

立夏自身嫌な予感は既にしていた。

 

「君は......彼と戦ってもらう!」

 

とオールマイトが後ろを向くとそこには相澤先生がいた。

 

「だ、大丈夫かよ...藤丸のやつ」

 

「プロヒーローと相手だし....しかも、個性を消すことが出来る相澤先生でしょ?.....ヤバいでしょ...」

 

「さて!まずは、藤丸少年対相澤君と行こう!....藤丸少年はヒーロー!相澤君がヴィラン!それで良いかね?」

 

「俺はそれで大丈夫ですけど....」

 

「俺も大丈夫です」

 

「そうか!さぁ、他の皆は作戦を考えながら藤丸少年たちの戦いを見てみよう!」

 

 

 

 

 

《藤丸少年!準備は良いかね?》

 

「はい!何時でもいけます!」

 

立夏はヴィラン:相澤先生が立て込もっている建物の出入口の前にいた。

 

《相澤君も良いかね?》

 

《えぇ何時でも....》

 

《では......スタート!》

 

(さて、今回は捕縛もしくは核の回収.......気配遮断ですぐに行けそうに見えるが.....相手はプロだ....しかも、どんな個性かは知らない....一か八か....やるしかないか....)

 

 

モニター付近

 

「あれ?藤丸何処に行った?」

 

「お、本当だ.....なぁ、葉隠」

 

「どうしたの上鳴君?」

 

「お前ってさ藤丸と幼なじみなんだろ?どんな個性なんだ?」

 

「上鳴」

 

「ん?どうした?耳郎」

 

「耳郎さんいいよ。....んー、私も最初はさ驚いたよ。小学.....五年かな。保育園から一緒に修行しててさ立夏君と。たまに変わる時があったけどその時は声だけだったからさそこまで驚かなかったけど.....オールマイト先生」

 

「....どうした。葉隠少女。」

 

「先生も立夏君の個性知ってるんですよね?」

 

「.....あぁ」

 

「そうか......彼の個性はね「ビー!!」」

 

「おわっ!」

 

「...WIN!ヒーロー!」

 

葉隠が彼の個性を言う瞬間、立夏と相澤の勝負が終わった。

 

「え?もう終わったのかよ!」

 

「......核の回収で終わったか....」

 

 

 

 

数分前

 

「.....来たか」

 

「.....えぇ。相澤先生なら気配を消したとしても気付かれるかと思いまして....」

 

階段を上り少し行くと相澤先生がそこに立っていた。

 

「核の場所は......」

 

「.....分かってるだろ」

 

「まぁ、先生の後ろの部屋しかないですもんね.........では....ッ!」

 

「正面突破か!」

 

大剣を出し、相澤先生の元に向かう。相澤先生は体力テストで爆豪君を抑えるのに使った捕縛武器を使い自分に向けた。

 

「よっ!」

 

「ちっ!」

 

だが、立夏は自分のマントを相澤先生の方に目掛け投げ、目眩ましにした。相澤先生はそれを避けようと少し立夏を目を離した。....その少しがいけなかった。

 

「なっ!?」

 

もう一度立夏の視線を向けると、そこには誰も居なく

 

ビー!!

 

核の確保された後だった。

 

 

 

 

現在

 

「....お前.....瞬間移動も出来たのか....」

 

「えぇ.....奥の手は隠すものですし......ただ、自分のはそんなに遠くは行けませんから。」

 

戦闘訓練を終了し、皆がいる場所に戻って来ていた。

 

「お疲れさま!二人とも!」

 

戻るとオールマイト先生が向かえ、数人が自分の所に集まって来た。

 

「凄いな!藤丸!瞬間移動も出来るって!」

 

「炎や剣も精製、そして瞬間移動.....どういう個性なんだろうブツブツ....」

 

「お~いデク~戻ってこーい」

 

「はっ!ご、ごめん」

 

皆がやはり自分の個性について気になったいた。本当に言って良いものか......

 

「ねぇ....立夏君」

 

葉隠さんが自分に近付き、自分の片手を握って言った。

 

「大丈夫だよ!皆、立夏君の個性を知っても!」

 

「.......」

 

ただ、恐れてしまっていた。自分が侵略者で異聞帯の人たちを殺してしまったことが頭に残り、今でま頭に聞こえてくる。それが幻聴だとしても。分かっている。皆が優しいことを.....ただ....

 

「藤丸......」

 

相澤先生が自分の思考を呼んだのか話かけた。

 

「お前が何を恐れているか分からない。だが、ヒーローは時に誰かと組救うこともある。お前の個性を知らずに命を任せられると思うか?そしてそれは、お前はここにいる誰も信じられないってことになる。」

 

「!」

 

「違うなら.....その恐怖を乗り越えろ。」

 

「......」

 

その通りだった。信じられないというわけではない。ただ、怖かった。それだけだ。皆の目が.....でも、マシュやロマニやダヴィンチちゃんがここにいたら「君なら大丈夫!」と言うだろうなぁ........ここで立ち止まってちゃ駄目なんだ.....

 

「.....俺の個性は」

 

そして、自分の個性が「死」で何が出来るかを説明した。

 

「―なんだ」

 

「.....でもさ」

 

「?」

 

「藤丸の個性って「死」を与える以外にさ気配も消せるんだろ?」

 

「あ、あぁ。カメラにも映らないと思う。」

 

「だったら、ヒーローに向いてると思うぞ。俺が思うには。」

 

切島君が笑顔でそう言った。他の皆も「自分も藤丸の個性はヒーローに向いてると思うけどなぁ…」と言う。

 

「いや、ヴィランが建物に立て込もっていたら藤丸の個性を使えば殺すのは無しだが、気配を消して相手を気絶させたりして救助も出来るだろ?」

 

「......あ」

 

「えぇ.....自分でも気付いてなかったか?」

 

本当に気付かなかった。前世では、極力殺さないようにしたが、本当に駄目な時は殺してしまっていたから.........感覚が鈍っていたのかな.......

 

「ま、藤丸がどんな個性でも俺は気にしなかったし。」

 

皆が思い思い言っていき

 

「私だって、個性が「酸」だから人を傷つけるかもしれないからね。怖いよね。」

 

芦戸さんがそう言って「だから、藤丸君も頑張ろう?」と言ってくれた。

 

(忘れてたなぁ……皆をどんなことがあっても信じるってこと。)

 

心がボロボロになりすぎたのか、前までの感覚を忘れていた。だから......

 

「え?ふ、藤丸君!?大丈夫!?」

 

涙が溢れてた。久しぶりだなぁ……葉隠さんに秘密を言って受け入れた時以来かなぁ........

 

「.....良かったな!藤丸少年!」

 

「う......ぐずっ.....ふぁい...」

 

「あの、藤丸さんこれをどうぞ。」

 

八百万さんが個性でハンカチを造ってくれた。

 

「.....ありがとう......皆も.....ア"リ"ガト"ウ"!」

 

また涙が溢れ出た。

 

「おい藤丸!出し過ぎだ!」

 

「爆豪君もありがとう!」

 

「だー!何で抱き付いてくる!!」

 

皆との溝も埋まり授業を再開させた。......その後緑谷君と爆豪君がさっきのムードがなかったように暴れて行った。

 

 




《おまけ》

今日は、休みだ.....けど、両親は仕事でいない。......だが、ある人物が家に来る予定だ。

ピンポーン

その人物が来たらしい。

「あ、いらっしゃい。心操君!」

「おう、藤丸。」

同じ「雄英」のC組の心操人使が家に来た。何故彼が家に来たかと言うと.......家から少し離れた場所に猫がたまる場所がある。そこで猫とじゃれていたら、そこは彼にも行き付けの場所であり、話をすると結構合った。そこで、家にも動物がいるから「来てみては?」と言うと、彼は「い、良いのか?」と(尻尾などがあったら振っているだろう)恥ずかしながらも聞いた。......で、現在、自分の部屋に案内をした。そこには....

「フォウ!」

カルデアにいたフォウがいた。......誕生日に、親とペットショップに行くとケースに.....フォウ君が入れられており

「フォウ!マーリンシスベシフォウ!」

と言っているのを発見し、直ぐ様買うことを決めた。......その次の日の夜に、あのロクデ......げふん!マーリンがじいじと共に現れ、「寂しいだろう?」ということもあって、ここに送ったらしい。......フォウ君の変わりに一発殴ってやったが....と、まぁフォウ君を見せると

「......何これヤバい.....可愛い」

と、フォウと触れあっていた。
やったね!立夏!心操君との絆がアップしたよ!

「あ、俺も触る!」

二時間もフォウ君を撫で回し、話もして彼は帰ってい.....

「待て待て!フォウ君を何処に連れて行く!」

「......」ダッ!(走った)

「あ!逃がすか!」

その後、数分で彼は確保された。

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