「お前は……いや、君は何者だ?」
そう言われながら、いつの間にか僕の体制はうつ伏せで腕を後ろにひねられていた。
こうなってしまうと僕の運動神経の無さに泣けてきてしまった。
ただ単に高町士郎が強ずきるだけか。一旦そう思うことにし悲しみを呑み込んだ。
「何…僕は約束を守りにきただけですよ」
「何だと約束?」
今だ!、一瞬のスキをついて拘束から逃れ僕は逃げた。仕方がない。変に関わりを持つと面倒だ。病室の扉をスライドして逃げてる途中、看護師とすれ違った。これで士郎さんの意識が回復したこともわかるだろ。
それから、病院が見えなくなるまで走った。
回想が終わってみればこれから僕はどう行動すればいいのか、考えていた。まずはこの非常にピーキーな能力いや、力かな?を絶対バレないようにしないといけないということ。後は学校に行くこと。そう結論をだした。
学校は義務教育もそうだし少しでも色々な情報が欲しいから行こうと思う。
「……ふわぁ~」
考え、ひとまず答えをだしたことで気が抜けたのか眠気が襲ってきた。
うつらうつらとする中、我慢できずそのまま眠りについた。
…カーテンが開けっ放しだったのか朝日が顔を照らす、いつの間にかソファーて寝ていた。高級なソファーなのか寝起きもスッキリだ。
体を起こすとキッチンにでる、何か食べようと思いキッチンにきたのだが、テーブルには味噌汁にご飯におかずと典型的な和食が用意されていた。そしてキッチンには女の子が一人ピンクのフリフリのついたエプロンをきて洗い物をしていた。
「あっ、おはよう。朝食できてるわよ。さぁ食べましょ♪」
「ああ……ありがとう。頂くよ」
女の子は洗い物を後にし僕の後ろに回ると背中を押しイスに座らせようとしる。
この子……力強い
勢いに圧倒されながら取り敢えずお腹が減ったし礼を伝えた。
しかし女の子はびっくりした顔し、僕に聞いてきた。
「えっ、ほんと?!」
凄い嬉しそうだ。キラキラした瞳で聞いてきた。
後…顔近い
「ああ…ほんとほんと」
ドギマギしながら僕は女の子の肩に手を置き距離を離す。
すると、俯いた女の子の肩が震えている。いや、全身が震えていた。数秒間の間を経て貯まった物がはじけ飛ぶように女の子は跳ね上がった。
「や…やったわ~、遂にやすともがデレたわぁ~」
抱きついてきた女の子は本当に嬉しそうだ。
いい香りがする。
抱きつかれた感触はムッチリしており以外とガタイがいい感じがした。
「もうわかった、わかったからほら食べましょうよ」
僕はこの子が誰か、僕の何なのか思い出した。どうやら、少し記憶が起きるのに時間が掛かるらしい。本当は知らないのだから仕方ないのか?
本当にややこしいが思い出した。
今、ニッコニコで自分の朝食を食べずに僕が食事をとる姿をみている彼女は…
「ねっ?美味し?」
「うん…美味しいですよ」
ねだるように朝食の感想を聞いてくる彼女の名は……
サザキ カオルコ
僕の小学校からの幼なじみだ。
ギャン子ことサザキカオルコは僕の心情などつゆ知らず物凄く喜んでいる。
「やったぁ~これからはちゃんと毎回食べてよね」
主人公の名前はやすとも…やっとでました。
ギャン子は創作の最初からだすつもりでした。
ギャン子、いいですよね。
評価・感想まっております。ガラスハートなのでお手柔らかに