転生者は観た   作:サイノメ

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学園の超巨大組織

結局、ギャン子に追いつくことはなく、後を、走るようにして学園に着いた。まぁ、通学路はうろ覚えだったので必死についていくしかなかったから仕方がない。

しかし、追いつけないとはこの体は相当運動不足らしい。

 

「康友、先行くぜ。がんばれよ~」

「康友さん、おはようッス」

「小学生より遅いってどう言うことよ!」

「…………ムフッー、雌豚より遅い」

「誰が雌豚よ」ペチコ

 

ギャン子を追う中、ツンツン頭の高校生の先輩に三つ子の小学生に追い抜かされた。小学生にすら追い抜かされた。ショックだ。

 

そんな、心と体に不満を感じながらやたら長い正門の端に手を付いた。

 

「はぁ~はぁ~、もう動けない」

 

僕は俯いた体勢で息を整える。

 

「ほら、何してるのまだ、学園は先よ」

 

ギャン子は正門の向こうで待っていてくれた。

ギャン子の足元から上に視線を向けると仁王立ちしたギャン子が不満顔でいた。

 

しかし、そんなことよりその背景に仰天してしまった。

そこは、広大な敷地内に存在する小中高大一貫のマンモス校だった。

そして目の前にはまだ校舎へと続長い道、レンガ道と桜並木があった。

そんな桜散る中いる仁王立ちしたギャン子はとても、凜として綺麗だった。

 

「お昼は弁当作ったから待っててね、購買行ったり逃げたらダメだからね♪」

 

ギリギリチャイムが鳴る前に教室の前についた。残念なことにギャン子とは別々のクラスらしい。どうやら、クラスはA~Zまである。これだけあれば違うクラスなりもする。そう考えながらチャイムが鳴り終わる前に教室に入る。

 

「源康友~」

「はーい」

 

ペロペロキャンディー咥えた銀髪の死んだ目をした男、坂田銀時が気怠げに出席をとる。

銀さんかよと面忘れツッコミいれそうになってしまった。クラスメイトにもよく見るとみたことあるキャラがいる。白井黒子に志村新八が取り敢えずわかる。

 

あれぇ~?新八は16歳じゃないけ?

 

「え~メガネ~」

「誰がメガネだ。おい待って出席簿、メガネになってんじゃね~か」

 

謎が生まれる中、出席は続き、ボケる銀さんを新八が拾いツッコむ姿を見ていた。

 

授業も終わり帰宅した。お昼はギャン子のお弁当を食べた。この時前の僕が食べなかった理由がわかった。

FFF団だ。

バカとテストと召喚獣に存在したモテない男達の集団だ。この学園では中学から高校までのモテない奴らを集めた超巨大組織だ。

モテて然るべき奴には手を出さないが何でアイツがという奴には異端審問という名の拷問が待っていた。

 

しかし、噂ではFFF団に同調したツンツン頭の男がお前がいうなとFFF団にボコボコにされたとか……

どうやら、鈍感男は例外なく粛清らしい。

そのFFF団に放課後追い回されることになった。昼休みに広がり、あと色々と尾ヒレがついたみたいだ。

 

「あれが、中学生の体かぁ~?ふざけるな~」

「ふれたんか?ふれたんか?あのムチプリに」

「どうなんじゃ~中学生だから俺はアウトだけどうらやましぃんじゃ~」

「そんな関係じゃないって言ってるじゃないですかー!!」

 

帰り道まで追われた。皆ギャン子の体の感想を聞いてくる。確かに中学生であの体は男には刺激が強い。

しかし、ギャン子がいなくてよかった。結構体形を気にしているからギャン子。

 

流石に家に押し入ってくることはないだろう。押し入ってこれないだろうが。このマンションは指紋認証が必要なロビーだから登録してないと無理である。

 

そして、ソファーに座るとある問題に取りかかることにした。

そう喰種のことだ。学園にいる間、昼休みを抜いてずっと考えて、ある機械を作ることを決めた。

あのフードの男、金木研の顔が頭から離れない。それに知り合いが喰種に食べられたなんて可能性を少しでも減らしたい。だから、この機械で少しでも平和になる可能性ら喰種が共生できるように願う。

 

原作みたいな展開は絶対に避けたいのだから。

 

 

 




これから、ネタバレがなかったりネタバレしたりと色々ありますがお付き合い頂ければ嬉しいです。

評価・感想まっております。ガラスハートなのでお手柔らかに
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