京都の御所へ行く途中馬を光秀に譲り俺は歩く
左近「…」
良晴「どうしたんだ?左近さん光秀ちゃんばっかみて」
左近「いや…監視してんだよ…」
良晴「そういえばそうだったな…」
犬千代「左近にぃ さっきはありがとう…」
左近「気にするなムカついただけだよ。当たり前のことを忘れて
喚く奴等ほど鬱陶しいものはない…どこの世界だろうと一緒か…」
犬千代の頭を頭巾越しに撫でる
左近「おれは人としてやるべきことをしただけだ」
そうして、笑い飛ばす一行は清水寺へ
良晴「左近さんが言うには今川を使って姫巫女様と交渉して、叡山に入れるように詔を出させるだとさ」
信奈「へ~それはいいわね~やっぱり悪知恵の回転は早いわね」
と笑う
長秀「妙策八十点でも残る問題もすこし…」
信奈「えぇ…ところで左近と十兵衛は?」
良晴「左近さんは傷の手当て中身体中に槍の刺し傷があるだとよ」
信奈「そう…あいつには悪いことしたわね…」
良晴「あー左近さんから伝言」
信奈「?」
良晴「お前は悪くねぇ勝手に抜け出した俺が悪いだとさ」
その頃
左近「…」
光秀「痛くないですか?」
左近「なにが?」
光秀「その傷」
左近ただいま医者に麻酔なしで傷を縫い合わせてもらっております服装は寝巻きの短パンとパンツの二枚
左近「別に…銃傷よりましだ」
医者「本当すごいなこんな傷で」
フロイス「サコンさん平気なんですか?」
左近「平気平気」
フロイス「そうですか」
そうして安堵の表情を浮かべる
医者「これでいいしばらくは動き回るなよ。傷口が開くからな?いいな?次はねぇぞ!!」
左近「は、はい…承知した」
信奈「入るわよ」
左近「うーす」
信奈「思ったより平気そうね」
左近「まぁな…」
信奈「傷はどう?直るの?」
左近「傷跡は残るんだよ」
信奈「そう…」
左近「やるべきことあるだろ?くよくよしすんな」
信奈「!」
左近「おれは一刀斎でもあるだからこの傷は誇りだ」
と言う
信奈「あんたにはすこし褒美をあげる。感謝しなさい」
左近「いま生きてることを感謝しな」
信奈「う!」
左近は信奈の痛いとこを突く
左近「御輿のやぐら8つ用意できるか?」
信奈「いいけどどうするの」
左近「今、京の雰囲気は盗賊がいなくはなったが掃き溜め同然…
そんな人達に活気を取り戻させるのには祭りが一番死体も処理しもした。あとは…暗い空気をぶっ壊すだけ!頼めるか?」
信奈「えぇ…いいわ」
そう笑って立ち去る
左近「そんじゃいってくる」
そうして御所へ
近衛の部屋に葛籠を置いて
姫巫女の部屋の前へ
姫巫女「?一刀斎?」
左近「そうだ…悪いがそんなに話してられない 明日…養老律令以降ある女人禁制を潰してほしい」
姫巫女「なぜ?」
左近「もともと男人禁制もあったがそれはつぶれ、女人禁制が残った…これは不平等だ…だから潰してほしいまぁ…結論は明日でいい」
そうして立ち去る
近衛「なんじゃ?この葛籠は」
そうきて開ける
近衛「ヒッ!」
そこには血のついた誰かの銃と冠そうして大きくかかれた×
左近「次はだ~れだ?♪」
近衛は青ざめて後ろをみるとそこにいたのは人斬り期の顔つきをして不適な笑みを浮かべる左近…その後叡山の女人禁制は解除された
信奈「何?左近?」
左近「未来には写真というのがあってその時の風景と酷似した風景の絵をつくれるんだ」
信奈「それで?」
左近は財布から写真を二枚わたす
信奈「!これって!」
それは自分の父親の写真と自分に世界を教えてくれた。フランシスコ・ザビエルだった。しかもそこには幼い頃の信奈が
信奈「何であんたがこれを!?」
左近「修行の一貫で日の本を旅してたんだ 今のお前に渡しておこうと思ってな」
信奈は写真を受けとると
信奈「ありがとう…左近」
左近「…ふ…」
叡山の和睦も何とか…すんだ。左近は療養で行けずにねねに算術を教えていた。縁側に座り空を見上げる、そして永遠の問いである良晴と自分の存在について考える
左近「(…なぜ…俺たちは…この世界に…ボスはゲーム…俺は…
そして俺たちの役目はなんだ?既存の歴史を壊すことか?いやそもそもこの時代は…次元説と未来説か…)」
左近は難しい顔で湯飲みのお茶をみる
ねね「左近殿?」
左近「!あ…いや…茶柱たってたから ほら」
ねね「左近殿いいことがありますぞ♪」
左近「そうだな…いいこと…か…面倒ごとが起こりそうだがな…」
そういって飲み干す
左近「ちょっといってくるら…」
といってまた抜け出すそうして馬を飛ばして小谷城へそう…浅井は反旗を翻したすなわち裏切りそして情報によると道三との遭遇戦でぼろ負けして潰走中そのなには悔しさにうめき泣く哀れな男がいた
左近「…だっせえ」
久政は、おどろいて顔をあげる
久政「貴様は!島 左近?!」
左近「首なんて取らねぇよ。取る価値もない」
久政「くっ!」
と刀に手をかけるが
左近「やめとけお前ごときじゃ勝てんよ。安心しろじっちゃんはこれ以上は、来ねぇよ」
久政「なに!」
左近「今、書状渡した。まぁ追撃はないだろよ、で…あんたどうすんだ?」
久政「小谷に戻り次第…自刃」
左近「小谷にかえる?」
左近はそうして大笑いする
久政「何がおかしい!…まさか…」
左近「織田が占拠させて貰った」
久政「なんということだ…浅井は…終わりか…」
左近「…まぁ…俺も鬼じゃない…条件をこなせば、俺らは撤退してかえしてやるよ」
久政「本当か?!」
左近「あぁ…」
久政「条件とは?」
左近「まず…お前の娘を解放してやれ」
久政「?!」
左近「お前の娘は家臣に信頼されていることはわかるがそれが毒となっている。家臣の夢を終わらせれば…娘は救われる。このままいけば浅井vs俺それでは終わりだ。選べ…娘を開放するか?ここから逃げるか?」
実際そうである。浅井の家臣たち長政こそ天下人にふさわしい英傑であると信じたため反旗を翻した。言い方変えれば押し付けだ…長政人身…信澄との幸せを選ぶのなら…家臣の期待に背くとになる。しかし、逆に浅井長政を選ぶと信澄を捨てることになる
左近「…これはあんたが負わなきゃいけない責任…長政を男して育て縛ってきたあんたの責任だ どうする?」
久政「?!」
左近「浅井家の浅井久政として決断するか?長政の父親である久松として決断するか?」
久政「…家臣に話そう…浅井家は天下を望めないと…」
左近「そうか…一緒にこいよ…あけ渡しちゃんとしたい」
そうして小谷城へ
左近「久政さん責任の取り方は色々あるが自刃ていうのダメだぜ?」
久政「なぜそう思う」
左近「逃げだからだ。死んでから務めというのは負えるか?俺たちは将の責任は死んだ部下の分も生きなきゃいけないだ…どんなに惨めでもそれが部下へのたむけだ」
久政「小谷に、帰り次第、織田家と同盟を結び、私は…出家する」
左近「あぁ…信奈の説得はしておいてやるよあんた…立派な親父だよ…」
そうして、帰還
左近「信奈…浅井の件だが…」
信奈「えぇ…裏切ったことね」
左近「解消した」
信奈「はぁ?!」
左近「…久政は出家した今の当主は長政だ」
信奈「そ…あんたまた抜け出したのね」
左近「何のはなし?」
信奈「まぁいいわ」
後日
左近は妙覚寺 五右衛門に助けられた信澄と長政 長政は父と家臣をほっておけないため 浅井へ信澄と良晴はなにやら噛み合わない話をしている
良晴「いいな信澄さ。近江でのことは忘…(コン!)
イテッ!」
左近は軽く煙管で叩く
左近「話が噛み合ってねぇぞ?」
良晴「でも叩くこたねぇだろ?」
左近「わるいな…信澄ちょっとこい」
良晴「?」
左近「ここから少し面倒な話だボスは聞かないほうが身のためだ」
良晴に釘を指す、そうして二人は庭へ
信澄「話ってなんだい?」
左近「…お前…相当嫁さんが心配のようだな」
信澄「!」
左近「気にするな誰も言わねぇし知ってるよ」
信澄「そうなんだ…はぁ…僕はなにもしてやれない」
左近「…風の噂なんだが…今回の事の発端の久政は責任をとって浅井家を離れて仏門に入るそうだ そして浅井が天下をとれないことを宣言したらしいぜ?」
信澄「左近くんそれは本当かい?!」
と目を見開いて驚いた表情でみる
左近「あぁ信奈とも同盟を再び結んだそうだ 迎えに来るかもな…」
信澄「ありがとう!左近君!」
頭をさげる
左近「お前の親父に任されたことをしたんだよ」
信澄「父上が?」
左近「あぁ…お前らはまだ小さかったが、お前の姉貴が14だからな~」
信澄「父上は誰かを養子に…まさか?!」
左近「さあな…俺をしたかったかなんてわからねぇ」
信澄「でも」
左近「俺のやることはたった一つ俺はあいつの暴走を止めるそれだけだ」
信澄「わかった!姉上のことよろしくたのむね」
と走り去っていく…
左近「(まさか…こんなもん見つけた何て言えねぇ)」
それは一輝を養子に迎え入れるという内容の書状
だった
左近「…もしもの時のためにとっておくか…(それにしても 俺らの存在はなんだ?歴史の修正をしろと…神はいうのか…)くだらねぇ…寝言以上に…」
そうして、煙管をふかす