No Date Friends 語られざる第8次侵攻 作:なまくら林檎
「ん…うう……ん?」
耳に入るは鳥の囀り、目に入るは見慣れた天井。覆いかぶさるは愛しのお布団。ここは私立グリモワール魔法学園の男子寮、その一部屋である市川一輝の部屋だった。
「…………あれ?」
自分は先程魔物になった筈では?それで東雲に殺されて……
そんなことを考えながら時計を見る。
まだ六時二十七分。
いつもなら二度寝する時間だが、気が乗らないため今日は珍しく起きることにした。
カーテンを開けると青くて綺麗な青空と、青々と茂る森が見える。
無意識に今のとても平和な時間に感謝をしていた。
「たっく……転校生のせいで変な夢を見たぜ」
彼はそう呟きながら窓を開けて嫌な空気を入れ替えようとする。
その後、身支度を始めた頃には夢の内容をうっすらと忘れ始め、制服に着替える頃にはそんなことはどうでもよくなり、朝食をとる頃にはもうすっかり忘れていた。
窓を閉める際に入ってきた虫をギャアギャア騒ぎながら退治し終えた時には何故こんなに早く起きたすらも忘れ、完全に覚えていなかった。
しかし、玄関を開けて廊下に出て、たまたま同じタイミングで出てきた少年を見て、その記憶が蘇ってきた。
「おはよう一輝」
「おう、おはよう転校生」
転校生と呼ばれた少年は一輝の方へと歩き出す。慣れない早起きでまだ少しだけ眠い一輝とは反対に、彼の方はシャキッとしていた。
丁度良かったため、二人で登校することになった。
「どうしたの?今日は珍しく早いじゃん。いつもなら遅刻ギリギリで矢坂さんに注意されてるのに」
「ふ、この俺がいつまでもあいつに叱られるだけの男と思ったら大間違いだぜ。今日は恵をあっと言わせるためにだな」
「本当は?」
「変な夢を見たせいで二度寝する気がなくなった」
「変な夢?」
「そうそう。俺が魔物になって殺される夢。なんか感覚とか物凄くリアルで嫌になったぜ」
「あー……最近みんなが見てるような感じの嫌な夢だね」
「ああ、確かにそうだな。昨日もブンタが変な夢を見たって言ってたっけ。そういえば、風槍の件はどうなったんだ?一年が繰り返してるって言っているあれ」
「それなんだけどさ、一輝、もう一回聞くけど、本当に何も感じないの?」
「……………いんや、なんとも」
彼らが今後どのように生きて、どのような結末を迎えるのか……
それは誰にもわからない
彼らと魔物の戦いは続いていく。
これは、転校生君の男友達である市川一輝とその周りの愉快な仲間たちが繰り広げる、語られざる物語。
ここまで読んでくださった皆様、誠にありがとうございます。
皆様初めましてなまくら林檎と申す者です。
この話は原稿用紙に書ききった物を所々改変しながら記入したものです。
初めて原稿用紙に自作の文を書ききることができて、私はとても嬉しく思っております。その枚数なんと四十三枚。私からしたら頑張った方です。
作品の出来は私からしたらなかなかだと思うのですが、皆様からしたら酷い者かもしれません。
なにせ文法はめちゃくちゃ、同じ表現を多用、キャラおかしい、回想長過ぎで、全然話しが進まなかったのですから。
そこはまぁ、今後自分も練習を重ねて上手くなっていきたいです。
さて、今回書いた作品は「私立グリモワール魔法学園」の二次創作でございますが、いかがだったでしょうか。
世界観はゲーム本編と小説を読んで、こんな感じかなって思いながら書いてみました。
オリジナル主人公の市川一輝くんをメインで書いていきましたが、私はこういう、本当の主人公が頑張る中で、同じ時間にこんな人が活躍していたら面白いよなあ。という感じで人を想像するのが好きなのです。(人はそれを妄想と言う)
例えば、ロボットものの主人公が頑張る中で、そのロボットを整備している主人公の友達の少年が、主人公が頑張れるように機体を整備して、主人公が戦うのを応援していたら面白いよなぁ。と思い、そんな少年を書いてみたくなる人間なのです。(伝わるかな?)
だから、今回の話ではたしかにゲームの登場人物は出てきたものの、風子とアイラ以外は内面的な描写が無かったと思います。
風子はリバレコ小説を読んでこんな感じか?と悩みながら書きました。
アイラの方も、第八次侵攻で空飛んでる場面の彼女が印象的で、彼女は主人公と会話させたいなって最初から決めて書いてみました。
原作と違うじゃねえか!と思う方もいるでしょう。ええ、そんな批判も覚悟しております。(無課金だと情報収集が難しいんです)
ですからどんな感想でも大丈夫でございます。
あ、荒らしは流石に止めてください。
さて、本題に戻るとして、今回一輝くんが使用したのは二千十八年初っ端のレイドイベント、風飛の丘に花は散り~巨星墜つ~のエンディングにてあの人達が使用していた霧を吸い込む魔法を、私の想像力を働かせてこちらに書いてみました。
ですが、あくまで私の想像ですので、本編でその話が更に深掘りされて新しい事実がわかれば、私はスマホを床に置いて、頭をひたすら壁にぶつけて謝っていることでしょう。
ちょっと情報不足なんですよねあれ。
ま、そんなことはどうだっていいんだ重要なことじゃない。
とりあえず、この作品はこれで終わらせていただきます。
私のモチべが上がれば続きを書くかもしれませんが、たぶん無いでしょう。
それでは皆様、さようなら!また合う日まで!