こいつはなんだろうか。
私は庭に居る翼があり、羽が生えている正体不明の生き物を見つけた。
確か……『鳥』という種類だったな。
まぁ私の世界にも似たような者は数多く居たのでそれは特に問題ない。
「ポ~?」
こいつが敵であるかどうかだ。
鳥にも様々な種類がいることは私も知っている。
しかし、この鳥がどんな奴なのかを私は知らない。
もしかしたら、襲ってくるかもしれないし無害かもしれない。
『はと』に似ているが、色が白ではないので違うだろう。
あの鳥は体が灰色だからな。
詳しいことを調べてなかった私は後悔した。
人間を呼ぼうか考えたが、人間は今家に居ない上に私は家の中に居るので何も出来ない。
幸いなことに、あの鳥がまだ此方に気づいていないことだろう。
「ポッ!」
「(ッ! 気づかれたか!?)」
私は急いで身を隠そうとするが、遅かった。
鳥が此方に低空飛行してきたのだ。
私はせめて一子報いろうと、攻撃する準備をしたが……
「ポッ!?」
鳥が家に入る前に何かにぶつかった。
ん?あ!そうえば
私は安堵した。この鳥の強さは不明だが、中には自分の巣に持って帰り太らせてから食べる鳥も居ると聞いた。
人間からそんな話を聞いた私は、怖くてその日は人間の傍で震えていた。
鳥はもうぶつかっては来ないようだが、此方の様子を伺っている。
「(しかし……)」
今回は助かったが、私は少し位戦闘が出来るようになった方が良いのだろうか。
精々私に出来るのは体の色を変化させることと、体当たり位である。
分裂はまだ練習中だが、それ以外にも『もしも』に備えておきたい。
さて……と。それよりもまずは此方だな。どうするべきか……
そう考えていたら『ぴんぽーん』という音が聞こえ、あの人間の声が聞こえた。
帰ってきたようだな。それにしても『いんたーほん』とやらはかなり便利だな。
まぁ私の世界にあっても、家に機械なんて殆ど無いので意味は無いか。
「ただいま~スライム君」
お帰り……と言うのだったか。
私は安心した。人間が帰ってきてくれたのなら、あの鳥はもう帰るだろうと。
私は人間の部屋に戻ろうとしたが……
「スライム君、ワタシは少し庭に用事があるから窓を開けとくけど外に出たら駄目だよ」
えちょ、人間待った。
私は声が出せないので、意思は伝わらなかった。
しかもあの鳥はいつの間にか姿を消していた。
ど、どこにいった……
人間が庭の奥の方に行って、此方を見ていない間に鳥が家の中に入ってきた。
そうして、鳥は家の中に入った途端此方を見てくちばしで攻撃してきた。
「(……ッ!)」
私はスライムである体を活かして、体を低くして攻撃をかわした。
弱いと言われる
倒されはしないが、ダメージは受ける。
つまりは、何回も受ければ倒されるだろう。
人間を呼ぶか?いや、呼ぶ前に妨害されるな。
「ポォ~!」
「(戦闘は苦手だが……戦うしかないな)」
そうして今日は戦闘をする。
次回予告
やめて!鳥の普通のくちばし攻撃で、体をつつかれたら、人間と魔物の絆が繋がってる人間の精神まで燃え尽きちゃう!
お願い、死なないでスライム!あんたが今ここで倒れたら、人間や友人との約束はどうなっちゃうの? ライフはまだ残ってる。ここを耐えれば、鳥に勝てるんだから!
次回、「スライム死す」。デュ○ルスタンバイ!
無理矢理な次回予告である。
ついでに、作中に出てきた鳥は鳩です。
もしもスライム君達が出掛けるとしたら何処が良いですか?
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海
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山
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アニメイト
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誰かの家
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転校生が来てほしい