平成最後の『スライム君』の投稿です。
「(主人が彼処に居るのはどうしてだろうか?)」
考えられる理由は幾つかあるな。
一つは知り合いだということ。
二つは強盗しに行ったということ。
一番ありそうなのは一つ目だな。
具合の悪そうな人間は、警戒も何もせずに笑顔で迎え入れていた。
強盗なら警戒くらいはするだろう。
さて……私はどうしようか。ここで主人が帰るのを待った方が良いのだろう。
あの三人の動向が気になるが、見つかったら何をされるか分からない。
取りあえずは一階に降りて主人が帰ってくるのを待つことにしよう。
「(ん? これは……)」
私は主人の押し入れに隠れようと思い、体を伸ばして襖を開けたら四角い黒い箱のような物が押し入れの中にあるのに気づいた。
よく見てみると、黒い箱の中心には大きな丸が描かれていた。
これは……押せるのか?でもこの物体は見たことがない。
この世界の物なのか、人間が作った魔法的な物なのか……まぁ触らない方が良いのだろうな。
「(他に何か無いのか……?)」
私は本来の目的を忘れて、押し入れの中を漁る。
すると、何かがカサカサと動く音が聞こえた。
私はその方向を見ると、黒光りする生き物がいた。正直、怖い。
驚いた私は押し入れの中で暴れ始める。
私が弱くて、柔らかかったため襖に穴が空くようなことは無かった……が。
「(あ)」
四角い物体を押してしまった。
すると、その物体は赤い光を放ち始め―――
「リューちゃん、大丈夫なの?」
「お見舞いに来たわよ」
ワタシは自分のお家の隣……『リューちゃん』のお家に来ていた。
リューちゃん、ただの風邪だって言ってたけど、心配だよ。
けど、なんかちょくちょくワタシの部屋の方を見てるけど、何かあったのかなぁ?
「あぁ、大丈夫だぜ……ゴホッ、ゴホッ!」
「「リューちゃん!?」」
ワタシ達は急いでリューちゃんに近づく。
本当に大丈夫なの……?
「……そうえば、さっきまで懐かしい夢を見てたんだぞ」
咳をして、呼吸が落ち着いたのか夢の話を始めるリューちゃん。
こんなに弱々しいリューちゃんを見たのは初めてだよ。
でも、リューちゃんが夢の話をするなんて珍しいなぁ。
いつもなら『雨が降ってくるから、外に遊びに行こうぜ!』とか言ってるのに。
「昔の親友……恩人? に会えた夢だ。彼奴は今何をしてるんだろうな~」
リューちゃんにそんな人物がいたなんて驚きだ。
ワタシの隣で驚いている『チーちゃん』も幼馴染みのワタシも知らなかったからだ。
そんな風に驚いているとワタシの部屋で何かが光った。
「え? 何かしら」
ワタシ達三人はリューちゃんの部屋の窓からワタシの部屋を見る。
ワタシの部屋は眩しくて目を閉じたくなるほどの赤い光を放っていた。
まさかあれって……!
「『時間停止』」
ワタシは自分と自分の家以外の時間を停めた。
急いでワタシはリューちゃんの家を出て、辺りを見渡す。
幸いにも通行人は居なかったようだ。
その事を確認したワタシは急いで攻撃魔法を準備しながら部屋に向かう。
もしかしてスライム君……『あれ』を起動させちゃったの!?
「(ッ!)」
光り始めた瞬間、嫌な予感がした私は全速力で黒い物体から離れた。
四角い物体は側面が倒れ始め、中から小さな真っ黒な鳥が出てきた。
あれは……『ひよこ』とやらに似ている。だが色合いは『からす』に似ている……子供か?
その真っ黒な鳥はくちばしを開き、そこから炎の槍を飛び出させた。
その槍は黒光りする生き物に当たり、一瞬で蒸発した。
そして今度は私の方を向いてきた。
そうして今日も戦闘だ。
・リューちゃん
風邪の子
・チーちゃん
一緒にいた子
・主人
名前?考えてないです。
もしもスライム君達が出掛けるとしたら何処が良いですか?
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海
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山
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アニメイト
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誰かの家
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転校生が来てほしい