世界総人口の約8割が超常能力“個性”を持つに至った超人社会。
“個性”を悪用する犯罪者。それを敵――<ヴィラン>と人は呼ぶ。
逆にヴィランを“個性”を発揮して取り締まる者達。それを<ヒーロー>と人々は呼び、称えている。
ある都市の雑居ビル群の裏道にある低層ビルのワンフロアに、隠れ家的なバーがあった。
立地は良くないが酒の種類は豊富、フロアもマスターのセンスが光るクラッシックが流れている。客もいなくほとんどマスターの道楽で経営されているような秘密基地的な小洒落た空間。
しかし、このバーは営利目的ではなくとあるヴィラン組織が本当に秘密基地として利用しているのであった。
マスターは黒霧という男で、俺は彼らとともに活動しているれっきとした犯罪者、ヴィランの一人である。個性は『ワープゲート』複数人を瞬間移動できる超便利個性だ。なぜこんなところでバーテンダーやらヴィランをしているのかわからない超紳士な人だ。
カウンターでは黒霧に出されたカクテルを見つめながら一人の少年がカウンターにもたれこみうなだれていた。
カクテルにうつる自分の眼と見つめあっていると、後方から声がかけられた。
「おいティキ。聞いてんのか」
「聞いてるから」
この顔面から手を生やしている奇抜なファッションをしているのが、われらがボス死柄木弔。
個性は『崩壊』五指で触れたものを何でも崩壊できてしまう危険極まりない個性だ。
また、短気でキレるとすぐ個性で殺そうとしてくるから要注意だ。
「ちゃんと渡されたヒーローの暗殺はしてきたんだろうな?」
「もちろん、俺に任せればこんなのラクショーだって」
そういって暗殺をしたヒーローのリストを渡した。
「じゃあ、先生から新しい指令だ。雄英に潜入してこいだとさ」
そう言って死柄木は指令書を渡してきた。
「えっ、、、まじ?」
「お前は表で生活もしているし、今年高校受験だろ?だから潜入してこいだってよ。」
「ムリムリ、あそこ偏差値79だし倍率も毎年300越えの超難関校だぞ?」
「お前の成績ならいけるだろ?瓶底眼鏡クン?」
「それは表でのあだ名だって、こっちではティキって呼んでくれよ」
「まぁ、今回の指令は端的に言えば、スパイみたいなもんだ。
ヒーロー候補生でも装って雄英のプロヒーローやその親族、あるいは他のヒーロー候補生の個性の情報調べてこい。」
「はー、拒否権はないのなー
まぁ、せいぜいばれないようにやってきますよっと」
そう言いおれはカウンターにあった瓶底眼鏡をとってバーから立ち去った。
今まで読み専でしたが1000文字書き上げるのって大変ですね。
改めて毎日投稿をしている方々を尊敬します。
最近ふとした時に、4作品もマルチ投稿していてどの作品から作者を知っていただけたのか気になってしまったのでアンケートいたします。ご回答いただけると読者層の把握、作者のモチベーションになる、他の読者様はどれをご覧になってるのかなど分かるので是非、お試しください。m(__)m
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英雄と敵の二重生活
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『風見幽香』な私。
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『AFO』はアホ、ハッキリわかんだね
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個性:斬島