英雄と敵の二重生活   作:毎日健康黒酢生活

15 / 48
お疲れ様です。

今回ご紹介させていただく作品はこちら。
悪魔さんさんの『ONE PIECE ~アナザー・エンターテインメンツ~』になります。
こちらは『ONE PIECE』の映画版の敵役テゾーロに憑依転生したオリ主がギルド・テゾーロとして生きていくお話になります。
ご長寿作品で100話を超える話で大変読みごたえがあります。
主人公の成り上がり方は原作でもこうだったのではないか?と思うほど見ていられます。
ステラ生きててよかった涙


『名前』

体育祭から2日経った日の朝、『先生』に用意された高層マンションの一室。

ノアはテーブルの上に簡単な軽食を置き、テレビの電源を入れた。

『--------.--------。』

テレビではいつもと変わらず天気予報・最近のニュース・ヴィランの逮捕情報・人気のあるヒーローの特集が流れていた。

代り映えのしない内容をいつもは楽しんでいたが、今日はあるニュースが目に留まる。

 

『EDM系ヒーローE・M(エレクトル・ミュージック)が何者かによって殺害されていたことが発表されました。

 連日のヒーロー連続怪死事件と警察は同一のヴィランによる犯行と認定。

 ヴィラン名は『ティキ・ミック』とのこと。

 警察はヒーロー協会との連携を図りヴィラン逮捕へ向かうとのこと。

 続きましてのニュースです。―――』

 

ニュースは続く。

 

「いやぁー、物騒な世の中だね。」

 

 

 

△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△

 

 

 

「今日のヒーロー基礎学はちょっと特殊だ。」

 

相澤先生がこういう前振りをするときは大抵良いことか悪いことかの二極化されるので生徒たちも身構える。

 

「ヒーローネームの考案だ。」

 

『『『いやっほう!』』』

 

一気に最高潮になったクラスの空気を相澤先生は目線で黙らせ説明を続ける。

どうやら、「プロからのドラフト指名」がもう来ているらしい。

発表された指名数は轟、爆豪が飛びぬけて多かった。

ちなみに俺は74件、切島は105件だった。

 

「指名に関係なく、お前らには職場体験に行ってもらう。」

 

『テキトーに付けたら地獄を見ちゃうよ!』

 

そう言いながらミッドナイトが教室に入ってくる。

これから付けるヒーローネームは一生モノになるらしい。

考えた名前を書くフリップがクラスに配られる。

 

(うーん、いつまで使う『名前』か分からないしテキトーでいっか。)

 

考え付いた人から壇上で発表していく形式らしい。

ドンドンクラスメイトが発表していく。

 

「んじゃ、俺!『烈怒頼雄斗』!」

 

どうやら、前に話していた憧れのヒーロー『紅頼雄斗』をリスペクトして考えたようだった。

(あっ!そうだ!)

くだらないことを思いつき()()女子に声をかける。

 

「なーなー。ちょっと提案なんだけど。」

 

 

、、、

 

 

 

「次()()()いいですか?」

 

そう言い2人で壇上に上がる。

 

『スガタ透ける!』

 

『カラダ透ける!』

 

『インビジブルガール!』

 

『スケルんです。!』

 

『『二人合わせて!』』

 

『『スケスケ戦隊!タスケルンジャー!』』

 

ビシッと両腕をお互いに反対側に伸ばしたポーズを決める。

 

『『『大喜利かっ/コンビかよっ!?』』』

 

クラス中からツッコミがあがる。

 

「いいじゃない。前置きも『透ける』が『助ける』にも聞こえるし、

 短いながら分かりやすいわ!」

 

『『『まさかの高評価!?』』』

 

「プロでも学生時代仲良かったからチームを組むということはよくある。

 実際にチームを組むかは別として選択肢の一つとしてお前らも考えておけ。」

 

そう相澤先生が締めると、俺らのヒーローネームは決定となった。

壇上から降り、葉隠と軽く会話する。

 

「ノリでコンビで出たけど高評価だったね!」

 

「みんなシャレが通じるやつでよかったー。」

 

「卒業したらほんとにコンビ組んじゃおっか?」

 

「おう!そん時まで葉隠のパートナーは予約させてもらうか!」

 

「ふっふー!私のとなりはお高いよ?」

 

「えぇー!じゃあ、パス!」

 

そんなifの話を進める。

 

 

 

△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△

 

 

 

放課後、相澤先生から渡された『ヒーローからの指名』を眺める。

 

「うん。わからん。」

 

「何だ悩んでんのか?」

 

「あぁ。切島はどこにする?」

 

「俺ぁ、都市部での凶悪犯罪にかかわる事務所行くぜ!」

 

「大将はー?3000件以上もあったら迷うだろ?」

 

「迷うか!1番ランキングが高いとこいく!」

 

「となると…どれどれ?『ベストジーニスト』か。」

 

爆豪の資料をひったくりアタリをつける。

 

「俺は…あっ!そうだ!」

 

資料を裏替えにして机の上に並べ適当に一枚とる。

分からないからどこ選んでも一緒だろう。

 

『『『テキトーかよ!?』』』

 

 

 




最後まで読んでいただきありがとうございます。

今回は日常パートを描かせていただきました。
インパクトの強い話が続きましたからね。
箸休めにでもなればと。
葉隠との絡みは体育祭の入場時にもしようかと考えていたのですが
ボツにして今回ふざけあって貰いました。

最近ふとした時に、4作品もマルチ投稿していてどの作品から作者を知っていただけたのか気になってしまったのでアンケートいたします。ご回答いただけると読者層の把握、作者のモチベーションになる、他の読者様はどれをご覧になってるのかなど分かるので是非、お試しください。m(__)m

  • 英雄と敵の二重生活
  • 『風見幽香』な私。
  • 『AFO』はアホ、ハッキリわかんだね
  • 個性:斬島
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。