今回ご紹介させていただく作品はこちら。
妙義さんの『真・誤解†夢想-革命?- 蒼天の覇王』
こちらの作品は原作『恋姫夢想』を知らなくても話自体がギャグベースで進んでいくので全然ついていけます。
ただ、キャラの魅力を知るために知っておいたらもっと楽しめます。
主人公が過大評価されていることを知らずにマイペースにギャグが進んでいきます。
戦記物などが多い恋姫二次ですが、入り口としてこの作品をご覧になってはいかがでしょうか?
職場体験最終日
1週間お世話になった事務所のヒーロー達に挨拶をする。
世の中は『ヒーロー殺し』の逮捕のニュースで溢れていたが、俺が職場体験に来た事務所には全く何も影響がなかった。
3日目の腹痛以外はマジメに働いていたため事務所の人たちには好印象だったようだ。
「お世話になりました。」
「通形だったらいつでも歓迎だよ。」
「なんだったら卒業したらすぐに来いよ!」
「弱小事務所だけどな!」
『『『がっはっはっは!』』』
「お前のヒーローネームは何だ?」
「、、、『スケルんです。』」
「そうか!スケルんです。!いつでも来いよ!」
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『『『アッハッハッハ!』』』
『『マジか!爆豪/大将!』』
「おい、笑うな。ぶっ殺すぞ!」
『『8:2坊やが怒った~!』』
久しぶりに会うクラスメイト達の変化を見て、各々が職場体験で得た成果を話す。
行く事務所によって様々な特色があり、それぞれがいい意味でも悪い意味でも影響されてきたようだった。
中でもやはり『ヒーロー殺し』がいた保須市にいた3人は話題の中心となっていた。
そんな日のお昼休み
「ノア君の素顔ってどんなだろう?」
『『『お前が言うな!』』』
葉隠のつぶやきにクラス中からツッコミが入る。
しかし、葉隠の素顔と同様誰も見たことがなかったのか、クラス中の話題がノアの素顔の話になる。
「そういえば見たことないな。」
「ノア君っていえばあの瓶底眼鏡って感じだしね。」
「外したら3みたいな目かも!」
「どうする?超イケメンだったら!?」
「きゃー!」
一気に姦しくなる。
「中学校でモテ過ぎたから高校になってから変装しているとか!?」
「少女漫画みたい!?」
「よく考えれば身長も高くて頭もソコソコいい!?」
「素直に言ったら見せてくれそうじゃないかしら?」
「食堂から帰ってきたら見せてもらおう!」
「そうしよう!」
~数分後~
「えっ、、、なんかヤダ。」
『『『拒否られた―!!』』』
「俺よりも葉隠のほうが気になるでしょ?」
「そっちは後!」
「オタクらも気になるでしょ!?」
葉隠と芦戸はノアと一緒に帰ってきた爆豪たちに聞く。
「見たことあるわ!ボケ!」
「あー、体育祭の時な。俺は緊張してたからチラッとだけど。」
「「えっ?俺らないぞ?」」
「どんなだった!?爆豪?」
そんな必死な葉隠たちの様子を見たからか、爆豪はニヤッと笑った。
「ぜってー教えねぇ!」
『『『出た!性格クソ下水!』』』
「ぶっ殺す!」
「くそぅ、拒否られるともっと気になる!」
「分かる!」
「こうなりゃ、武力行使だぁー!」
葉隠と芦戸がジリジリと詰め寄り教室の角まで追い詰めた。
「そりゃー!」
そんな掛け声とともに顔に伸ばされた手は空を切る。
「なっ!個性を使うなんて卑怯だぞー!」
「人の嫌がることをするなんてそれでもヒーロー科か!?」
「もったいぶるからだよー。」
「そうだよ!恥ずかしがらないで見せちゃいなよ!YOU!」
ノアが二人の対応に困ってると教室のドアがガラッと開いた。
オールマイトがいつもと変わらぬコスチュームで入ってきた。
『さぁ、ヒーロー基礎学の時間だ!少年少女たち!』
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放課後
「「まてまてー!」」
結局2人の興味はなくならず、葉隠と芦戸相手に雄英の校舎で鬼ごっこをする羽目になってしまった。
(なんでこんな追い掛け回されてんのー!?)
すると、ノアが通り過ぎた廊下の角から人影が出てくる。
「あっ!相澤先生いいところに!ノア君の個性無力化してください!」
「お前たち、、、廊下は走るな。」
カッと相澤先生の目が見開かれ、2人は止まった。
その隙をついてノアは透過して下の階まで逃げることができた。
「ふぅー、何だったんだ。ありゃ。」
そう独り言を言いながら荒くなった息を整える。
周囲を確認して人影がないことを確かめる。
どうやらここは備品室のようだった。
「災難だったね。」
返答があったほうを勢いよく見る。
「、、、顔?」
ニコッとでも擬音がつきそうな笑顔で壁から顔が生えていた。
「びっくりした!?俺の名前は通形ミリオ、3年生さ。よろしくね。」
「はぁ、、、俺は通形ノア、1-Aです。」
「体育祭の映像見たよ。君の個性コントロールはすごいね。」
「ありがとうございます?」
俺は何で壁から生えた顔としゃべっているんだろう?
「今日は君にコツを聞きたくてね!会いに来ちゃった!」
「コツですか?」
「俺の個性も君と一緒で『透過』なんだ!
だけど、どうしても個性を使うとすっぽんぽんになちゃってね!困ったもんだ!」
アッハッハッハ!そう豪快に笑いながら先輩?は壁から出てくる。
「ぜひ、ご教授願いたい!」
その先輩の瞳にはどこまでも突き抜けることのなさそうな意欲と向上心が見える。
こういう瞳は見たことがある。
ベクトルは違うが『ステイン』の瞳もこのように燃えていた。
、、、って!
「すっぽんぽんじゃねーか!」
「そりゃあ、さっきまで壁の中にいたからね!」
アッハッハッハ!と笑う。
この人にはあんまり関わりたくない。
そう思いさっさと帰りたかったため口から出まかせにそれっぽいことをいう。
「俺の場合、気づいたらできてたからうまく説明できるか分からないんですが
パーソナルエリアの拡大?ってのが重要だと思ってます。
先輩が裸になるのは自分の肌までが自分と、脳が認識しているからで、
俺の場合は個性を使うときはいつも身に着けているものも含めて自分であるって認識するようにしています。
だから、失敗すると先輩と同じようにすっぽんぽんになっちゃいます。」
そういうと先輩は顎に手を当て考え込む。
「ふーむ、なるほど。パーソナルエリアの拡大か。
ありがとう!君の意見を参考にして特訓させてもらうよ!」
そういうと先輩は壁の中に消えていった。
「なんだったんだ、ありゃ。」
今日は厄日だなと思いながら帰路につく。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回は日常回になります。「すまっしゅ」みたいなゆるーい感じのヒロアカを描けていればなと思います。
ノアの中でミリオは狂人枠に入りました笑
主人公との出会いでミリオはどのように変化するでしょうか。
最近ふとした時に、4作品もマルチ投稿していてどの作品から作者を知っていただけたのか気になってしまったのでアンケートいたします。ご回答いただけると読者層の把握、作者のモチベーションになる、他の読者様はどれをご覧になってるのかなど分かるので是非、お試しください。m(__)m
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英雄と敵の二重生活
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『風見幽香』な私。
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『AFO』はアホ、ハッキリわかんだね
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個性:斬島