発言の後、あの場所の生暖かい空気に思わず逃げ出す様に個性を使って、工場の外へと出てしまった。
すぐに戻るのもバツが悪いので一服して様子を見てから戻ろうと思い、
紫煙が一筋の糸のように天に向かい伸びる。
糸につられるようにして空を見上げる。
いつのまにか周囲は黄昏の光りがぼんやりとたゆたい、空が朱と金に染まっていた。
激動の1日の終わりを感じる。
今日起こった全てを噛み締めて『
『
これからは
『
決意を新たにして
この燃えるような夕焼け
微かに奏でる風の音
一面の黄金色に
『エシ』に
「『エシ』。お前は最高の部下だった。
これから
オレにも部下ができるかもしれない。
もう、お前がいなくても
お前の分も歩くよ。
オレはもう
新しく煙草に火をつける。この一本は『エシ』との訣別、アイツの為に喫う。胸に残る『エシ』の今際の表情、そして、語りかけてくれた言葉に想いを馳せて言葉が溢れ落ちる。
『ありがとう。全部話せたよ。』
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全ての整理をつけて工場内に戻る。
すると、俺を待っていたのか、向かい入れるように弔が1人だけ前に立ち、その後ろに続くように
おもむろに弔が、頬をかきながら目線を合わせる。
『
そのぎこちない様子と後ろでニコニコと笑う壊理とマグ姉の様子を見て、あぁ、
その言葉に続くように壊理のせーのっ!という掛け声と共に
『
各々が様々に俺を迎えてくれる。
黒霧さんは慈愛に満ちた表情で微笑みながら。
マグ姉は笑顔で。
トガはニヤニヤと。
トゥワイスは全身で表現して。
荼毘は弔と似てバツが悪そうに。
スピナーは何だかんだ乗り気で。
エリアーデはしょうがなさそうに。
壊理がその表情を満開に咲かせて。
その様子がひどく可笑しくて
あぁ、ちゃんと返事をしなくては。
『あぁ!
なぁ?『
最後まで読んでいただきありがとうございます。
拙作実はタイトルをいつも悩んで書いております。
作中、似たセリフが出ますがそれぞれ対応してるので読み返してみると新たな気づきがあるかもしれないですね。
ようやくオリジンです。
前話で言われた『勿体付ける』のは作者の性格です。
話の転換まで22話、主人公の根幹が定まるまで38話。
ここまで拙作にお付き合いを頂けた読者の方々には感謝の気持ちしかございません。
作者の本来の予定では23話で完結として終わらせる予定が、多くの方に読み物として気に入っていただけたことが嬉しくて続きました。ヤクザ編で完結するつもりで今回の話を描きました。でも、最終的にこの話を一つの節目として拙作はまだ続きます。
本当に長い間ありがとうございました。
主人公戻って来れた詳細な解説並びにDグレ世界観考察を活動報告に上げさせていただきましたのでお時間がある方はご一読いただけるとこの作品をより楽しんでいただけると思います。
今後も拙作をよろしくお願いします。
最近ふとした時に、4作品もマルチ投稿していてどの作品から作者を知っていただけたのか気になってしまったのでアンケートいたします。ご回答いただけると読者層の把握、作者のモチベーションになる、他の読者様はどれをご覧になってるのかなど分かるので是非、お試しください。m(__)m
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英雄と敵の二重生活
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『風見幽香』な私。
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個性:斬島