どんどん筆が進んでしまい。
本日二本目の投稿になります。
前話を見逃さないよう気を付けてください。
さて、今回私がおすすめするのは
じokerさんの『火事オヤジがヴィラン連合に参加したようです』
いままでみたクロスオーバー作品の中でも五指に入るくらい好きです。
ちゃんと「ネウロ」と「ヒロアカ」の設定が生きつつ、葛西善二郎の人間に対するこだわりが見えてとてもいい作品です。
以前感想欄でいったエタりそうで落ち込んだ作品の一つです。
本格的な授業が開始された。ヒーロー科最高峰の雄英高校とはいえども、生徒の本業は勉強である。
ヒーローらしいことをする前に普通の生徒として普通に授業は受けるのだ。
午前中は必修科目、英語などの普通の授業。
昼食はクックヒーローランチラッシュによる高品質低価格な学食。
ちなみに一緒に食べているメンバーは俺、切島、爆豪である。
「やっぱ漢なら白米だよな!」
「ウルセェ!さっさと食え!」
「切島も爆豪もテンション高いなー。」
「そりゃあ、上がるだろ!
午後からはヒーロー科らしい授業!ヒーロー基礎学の時間だぞ!」
「上がってねぇよ!眼鏡ぶっ壊すぞ!」
「で?おたくらは被服控除どんなデザインにした?」
「『紅頼雄斗』モチーフのコスチュームにしたぞ!」
「だいぶ古いヒーローだけど切島のイメージにピッタリだと思うぞ。」
「俺は威圧感のあるヤツ!って要望出したな。それとギミックをつけてもらった。
お前はどうなんだよ?瓶底?」
「俺は個性の都合上、着慣れてないもんはいざって時に透過できるかわかんないから
普段着をコスチュームってことにしてもらった。」
「なんだよそれ。もったいねー。」
キーンコーンカーンコーン
そんなことを話していると昼休みが終わる5分前の予鈴が鳴ったので、教室へと戻った。
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「わーたーしーがー!!普通にドアから来た!!!」
「オールマイトだ...!!すげえや本当に先生やっているんだな...!!!」
「銀時代のコスチュームだ...!画風違いすぎて鳥肌が...」
(...マジで教師やるのか...覚悟してたけど生で見ると圧が違うな。)
このヒーロー基礎学はヒーローの素地を作るために様々な訓練を行う課目であり、単位制をとる雄英高校の中で最も多い単位がもらえる。
その名の通り、ヒーローとしての基礎が学べる課目なのである。
ヒーロー科にいる生徒にとってこの課目が一番の目当てだといっても過言ではない。
教壇に立ち、BATTLEと書かれたカードを取り出しオールマイトは言った。
「早速だが今日はコレ!!戦闘訓練!!!」
「戦闘...」
「訓練...!」
「そしてそいつに伴って、こちら! 入学前に送ってもらった『個性届』と『要望』にそってあつらえた...コスチューム!!」
オールマイトが指をさすと、壁から出席番号順に並べられたコスチュームがしまってあるケースが出現する。
高揚感が高まり、クラス全体の空気がビリビリと痺れていった。それぞれ自分のものを受け取り、全員更衣室に向かった。
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「恰好から入るってのも大切なことだぜ少年少女!自覚するのだ!今日から自分はヒーローなのだと!!
始めようか!有精卵共!」
グラウンドの出入り口でオールマイトは待っていた。
オールマイトの声を合図に全員グランドに入っていき、各々のコスチュームを披露していった。
「おっ!爆豪!すっげぇなそのコスチューム。ヒーローってかヴィランって言われたほうが納得するぞ。」
「うるせぇ!お前こそなんだそのコスチュームは、コンビニでも行くのか!」
「普段着だもん。」
「センスねぇな!タコ!」
「えっ!?地味に傷つくんだけど!」
爆豪とじゃれていると、オールマイトからの説明が始まった。
「今回の訓練は屋内での対人戦闘訓練さ!!
敵ヴィラン退治は主に屋外で見られるが、統計で言えば屋内の方が凶悪敵出現率は高いんだ。
監禁・軟禁・裏商売...このヒーロー飽和社会、真に賢しい敵は室内に潜む!!
君らには『ヴィラン組』と『ヒーロー組』に分かれて、2対2の屋内戦を行ってもらう!!
このクラスは21人だから1組だけ3人チームでやってもらうよ!!」
「基礎訓練もなしに?」
と、カエルの異形型個性の少女、蛙吹梅雨は質問した。
その問いにオールマイトは、ガッツポーズで答えた
「その基礎を知るための訓練さ!ただし今度はぶっ壊せばオーケーなロボじゃないのがミソだ!」
その答えに、クラスの面々は思い思いの質問をぶつけていった。
「勝敗のシステムはどうなります?」
「ぶっ飛ばしていいんスか?」
「また相澤先生みたいな除籍とかあるんですか…?」
「どのような分かれ方をすればよろしいですか?」
「このマントヤバくない?」
「んんん~~聖徳太子!!」
「いいかい、状況設定は『ヴィラン』がアジトに『核兵器』を隠していて、『ヒーロー』はそれを処理しようとしている!
『ヒーロー』は制限時間内に『ヴィラン』を捕まえるか『核兵器』を回収する事、
『ヴィラン』は制限時間まで『核兵器』を守るか『ヒーロー』を捕まえる事。」
と、オールマイトは、ポケットからカンペを取り出し説明をした。
「コンビおよび対戦相手は、くじだ!
このクジの中にはひとつだけチーム名の書いていない当たりが存在する!
それを引いた人はみんなが引いたクジを戻してからもう一度クジを引いて、書いてあるチームへと3人目として加入してもらうよ!」
八百万がそれに反論する。
「それでは、1つのチームだけ有利になってしまうのでは?」
「もちろんハンデはあるよ!3人チームはヒーロー側固定で制限時間は2/3の10分とする。
短い時間での索敵、制圧が求められて難易度が高くなってるぞ!
さぁ今度こそ説明は終わりだ、皆くじの時間だぞ!」
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俺はGのボールを引き、ボブカットに三白眼の耳郎響香とコンビを組むことになった。
対戦相手は3人チームになったEチームの青山、芦戸、上鳴のようだった。
「よろしくね。」
「あぁ、よろしく。さっそくだけど作戦を立てるためにお互いの個性の情報共有をするか。」
「あたしの個性は『イヤホンジャック』耳たぶから伸びるプラグを相手に挿し込み爆音で攻撃したり、
壁とかに挿すことで音を拾うことができるよ。」
「ってことは索敵ができるのか...
耳郎、相手は人数が多いから攻める気になって攻められることは考えていないと思う。
そこを突いてやろうぜ。
作戦名は『逆・電撃戦』だ」
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side モニタールーム
『『『屋内対人戦闘訓練スタート!』』』
「Eチームの青山、芦戸、上鳴はバラバラに建物内に入っていったようですね。」
「Gチームの耳郎は耳たぶを床にさしているな。あれで索敵しているのか?」
「ノアが消えたっ!?」
「いや、個性で下に落ちている??」
「あっ、ちょうど上鳴の頭上に!
上鳴は捕まったね。」
「今度は個性で壁を無視して、芦戸のところに!」
「おいおい、早くも2人捕まったぞ。」
「青山も周囲の警戒をしていたが、足元からの攻撃には反応できなかったか。」
『『『ヴィランチームWIN!!!』』』
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「サンキュー!耳郎!おかけで速攻できたな!」
「いやいや、こんな作戦通りにいくとはね。
アンタの個性汎用性高すぎ!」
作戦通りに行き過ぎたので思わずハイタッチをしてしまった。
「アタシの名前は耳郎響香。よろしくね。」
「あぁ、俺の名前は通形ノア。よろしく。」
こうして初めてのヒーロー基礎学は終わったのであった。
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キーンコーンカーンコーン
終業のチャイムが鳴る。
「だはー、終わったー」
「おーい!せっかくだし、みんなで今日の反省会しようぜ!」
前の席の切島がクラスに呼びかける。
「いいね!やろ!やろ!」
クラスで反省会をやる流れになったが、爆豪がガタッと席を立ち黙って帰ろうとする。
「おーい!爆豪はどうするー?」
このままでは帰ってしまいそうだったので声をかける。
「うるせぇ!瓶底!気分じゃねぇ!帰る!」
「おっけー、じゃーまたあしたなー」
手を振り席に座りながら爆豪を見送る。「チッ」小さく舌打ちをして爆豪は帰っていった。
こうしてクラスでは今日の反省会主に緑谷VS爆豪、轟の瞬殺、俺の逆・電撃作戦について話していた。
しばらくすると、緑谷が治療を終えて帰ってきたようで、クラスメイト達が一斉に緑谷に集まる。
そして、少し話したら爆豪を追うように緑谷も教室を出て行った。
「おーい、ノアー帰り上鳴たちとマック行こうぜー。」
「おっ、いいね!1-Aの美少女ランキング決めようぜ!」
「ははっ、なんだよそれ」
―――ああ、いいもんだな。
最後まで見ていただきありがとうございます。
ようやく物語も進んできてだんだんヴィランサイドの話も入れていけるようになってくるだろうなと思います。進みが遅くて申し訳ないです。
最近ふとした時に、4作品もマルチ投稿していてどの作品から作者を知っていただけたのか気になってしまったのでアンケートいたします。ご回答いただけると読者層の把握、作者のモチベーションになる、他の読者様はどれをご覧になってるのかなど分かるので是非、お試しください。m(__)m
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英雄と敵の二重生活
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『風見幽香』な私。
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『AFO』はアホ、ハッキリわかんだね
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個性:斬島