少女(仮)の生活   作:YUKIもと

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 戦闘します、戦闘描写は難しそうですが、読者の皆さんが自分でカッコいい戦闘に変換して読んで下さい。

 細かい戦略や戦術は考えてないので、なんか上手い事やったと言う事にします。

 この作品の注意事項

・作者の自己満足

・素人の作品

・主人公最強

・ご都合主義

・辻褄が合わないかもしれない設定

・注意事項が増える可能性

 等が含まれます。

 以上をご理解したうえでお読みください。

 読者の皆さんの暇潰しの一助になれば幸いです。



016-02

 

 「確認だ。パーティーごとに必ずまとまって戦い、囲まれないように動け」

 

 ランドレイが町の広場で声を上げる。

 

 この町に向かって来る奴隷と思われる集団、兵士と言うべきか、それが近づいてきていると報告があり、最後の確認をしている所だ。

 

 「負傷者が出たパーティーは控えのパーティーと交代して帰還し、回復した後控えに入れ」

 

 彼は続ける。

 

 「指揮官は殺すな、俺達の力を伝えてもらう必要がある」

 

 方針が決定した後、討伐と各種回復薬の量産、戦い方の訓練を徹底した、かなりの間戦い続ける事が出来るだろう。

 

 「……徹底的に殺せ。そうしなければこちらの思惑通りに動くか分からないからな」

 

 苦虫を噛み潰したような表情で言う。周囲の皆も良い顔はしていない、やると決めても良い気分では無いようだ、知り合いがいる可能性があるから分からなくはないが。

 

 その他確認事項を伝えた後、ランドレイが私に質問する。

 

 「クレリアはどうするんだ?」

 

 「そうだな町長としてやるべきことをしようか」

 

 「なんだ?」

 

 そう聞いてくる。

 

 「戦場を遊撃して皆を助けて回る。その後この軍の指揮官に手紙を渡してくる……心配するな、出来るだけ苦しまないように殺す」

 

 薄く笑う私。

 

 「……そうか」

 

 ランドレイは表情を変えずにそう言って準備に戻った。

 

 

 

 

 

 

 私はこの戦争の間はモー乳が手に入らないだろうと考えていたが、店主がどうせ仕事にならないからと店に残っている商品を全て譲ってくれた。

 

 私が居れば町は守れる、少しは貰った製品のお返しをしよう。

 

 

 

 

 

 

 「っ……」

 

 「ぁがっ……!」

 

 私の剣とナイフが兵士の頭を落とす。

 

 いまは戦闘の真っ最中だ、私はいつもの軽装と左手に女神のナイフ、右手にいつもの女神の剣を持っている。

 

 私は敵の頭を斬り落としながら問題が無いか戦場全体を見ていた。

 

 魔法や弓などの遠距離攻撃を弾き、近場の敵を処理しながら移動していると二人負傷した三人パーティーがいた。

 

 「くそっ!」

 

 悪態を吐いて片手で敵の攻撃を受けている前衛二人と、二人が離脱できない為引くに引けない後衛……助けるか。

 

 「今のうちに戻れ!」

 

 彼らと対峙していた敵の頭を切り飛ばし、向かってくる敵を処理しながら言う。

 

 「町長!?」

 

 「お前達は早く引け!交代だ!早くしろ!」

 

 声を上げる私、その間も殺し続けている。

 

 「す、すげぇ……」

 

 「森人と人間のハーフってあんな凄いの……?」

 

 「……俺の知ってるハーフはあんなに強くねぇよ」

 

 後退している彼らの呟きが聞こえる。

 

 交代が到着し私は移動を再開した、やはり完璧にはいかない。

 

 それにしても敵の表情が悲し気と言うか苦し気と言うか……嫌そうな表情をしているな。

 

 これは相手の剣を鈍らせる為か?私には何の効果も無いが。

 

 更に移動すると前衛は敵の攻撃、後衛は魔法や弓に晒され防戦一方のパーティーが居た。

 

 私は浮き上がり、空気の爆弾を複数同時に打ち出し彼女達に攻撃を仕掛けていた敵の頭を粉砕した。

 

 「なにがっ……!?」

 

 突然敵の頭が爆散し戸惑う彼女達。

 

 「まだいけるか!?」

 

 戦いながら声をかける。

 

 「町長!?」

 

 「戦えるなら立て直せ!無理なら今のうちに交代しろ!」 

 

 「交代します!」

 

 素早く良い判断だ。

 

 「あんな正確で威力のある魔法、しかも同時にあれだけの数を……町長って何者なの……?」

 

 そう彼女達の中の魔法使いが言っているのが聞こえた。

 

 

 

 

 

 

 こうして敵を殺しながら冒険者達を助けていると敵の数が減って来た。

 

 すると気配が一つ離れて行くのを私の感覚が感じた……私は勝敗が決した戦場をランドレイに任せ、気配を追った。

 

 その後男を捕らえ指揮官である事を確認し、手紙を渡し町の支配者に渡す様に伝えて解放した。

 

 

 

 

 

 

 町に戻り被害を確認する。外壁は魔法以外で早々壊れる事は無く、被害は少なかった。

 

 こちらに死人は無し、これは最高と言ってもいい結果だ。

 

 薬をそれなりに消費したが、次に相手が攻めて来るまで錬金術師達が奮闘してくれるだろう。

 

 問題無く勝利と言って良い結果だった。

 

 死人が居ないと言う事が何よりも良い。

 

 死んでしまうとだんだん町の戦力が落ちて勝てなくなる、このまま予想通りに行けばいいが……。

 

 改めて見ると数もそれほど多くは無いし戦闘時間も僅かだった。

 

 後は……敵の死体の処理をしなればな。後は町の皆の精神が持つか……か?

 

 敵に友人や知人が居た者も居るからな。その辺りは分かっていた筈だが何とも無いとは思えない、私ならともかく皆は人間だ。

 

 結局相手は手紙を無視し再び襲って来たが、二回目を全滅させて手紙を渡したら三度目は戦闘では無く手紙を持って来て要求を呑んだ。

 

 こうして戦いを繰り返した結果、リンガイルはウルグラーデと同様に手を出されなくなり以前のように取引する町が増えて行った。

 

 

 

 

 

 

 それから二年後、リンガイルとウルグラーデを除いた近隣の町は一人の男によって統一された。

 

 彼は自ら王と言う地位を作り名乗り始め、自らの統一した地域をルセリア王国と呼んだ。

 

 奴隷魔法を作った男は統一の途中で死んだという情報も届いた。

 

 

 





 隷属魔法に縛られている他の町の人々やリンガイルの人々の友人や知り合いを出来るだけ苦しまないように殺す優しい主人公。






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