ハイスクールD×D 学級崩壊のデビルマン   作:赤土

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今年中の投稿は何とか間に合いました、お待たせしました。
思ったほど投稿できずじまいでしたが、来年もよろしくお願いします。


The Quiet Duel

第四試合。

 

木場祐斗 対 呉島光実(くれしまみつざね)

 

「変身!」

 

二胡の音を響かせながら、光実の戦極(せんごく)ドライバーにセットされた

紫の果実を象った錠前が両断されると同時に、空の裂け目から降りて来た

葡萄のオブジェが、光実を包む。

 

〈ハイーッ!〉

 

〈ブドウアームズ! 龍・砲・ハッ! ハッ! ハッ!〉

 

光実が鋼鉄の果実の鎧を身に纏った姿――アーマードライダー・龍玄(りゅうげん)

その変身を見届けた木場もまた、神器(セイクリッド・ギア)魔剣創造(ソード・バース)」で剣を作り出し、光実に対峙する。

 

「光実君。こんな時に言うのも不謹慎だけど……仕合おうか」

 

「全く以てその通りですね。だけど僕も……後には引けない!」

 

騎士(ナイト)」の駒の力で加速する木場に対し、龍玄はブドウ龍砲の射撃で迎撃する。

射程と言うアドバンテージはあれども、機動力の差で木場と龍玄の戦いは互角――

いや、木場が優勢に立ってすらいた。

 

「君達にとっては暗君かもしれないけど、部長は僕にとっては仕えるべき主だ!」

 

「僕もノブレス・オブリージュを齧った身だ。上に立つものでありながら

 ノブレス・オブリージュの精神を欠いた者には、一言くらい言いたくもなる!」

 

〈ハイーッ!〉

 

〈キウイアームズ! (げき)(りん)・セイッ! ヤッ! ハッ!〉

 

龍玄が身に纏う果実を木場に向けてぶつけ、別なるその身を覆う果実を纏う。

銅色の表皮から翠の断面を輝かせる乾坤圏(けんこんけん)――キウイ撃輪を両手に握る、龍玄の第二の力。

アーマードライダー龍玄・キウイアームズ。

 

「……くっ!?」

 

キウイ撃輪の攻撃に、木場のスピードが一瞬鈍る。

これはキウイ撃輪の威力が高かったからではなく

転生悪魔としてそれなりの場数――ただし、レーティングゲームランカーに比べれば劣るが――

は踏んでいたが、その彼を以てしても乾坤圏と言う武器と対峙したことは

数えるほどもないためである。

光実――龍玄と共闘したり、訓練の一環で戦ったりしたことはあれども

元々龍玄にとってメインと言うべきアームズはブドウアームズであるため

このキウイアームズは、いわばサブウェポンとも言うべき立ち位置なのだ。

それが災いしてか、木場は戦い慣れない武器――乾坤圏の相手を強いられる形となったのだ。

 

「……これで決める!」

 

〈キウイオーレ!〉

 

龍玄が振りかざしたキウイ撃輪から、翠の刃が舞い踊る。

一瞬鈍った木場の動きを捉えるように、鋭く輝きながら宙を舞う。

しかし、龍玄の必殺の一撃に対しても木場は怯むことなく、手に持った剣を構え。

 

「……飛べ、飛翔魔剣(スライダー・セイバー)!」

 

木場もまた、神器で作り出した剣を横薙ぎに振りかざす。

直後、魔力で出来た刃がキウイ撃輪から放たれた刃とぶつかり合う。

しかも、その魔力の刃はキウイ撃輪から繰り出された刃よりも、数の上では勝っていた。

実体を持たぬ刃同士の激突は、木場の刃が競り勝ち、龍玄の銅色のアームズに傷を負わせた。

 

「うわああっ!」

 

(今のは……まさか!)

 

木場の新しい攻撃に既視感を覚えたのは、観戦していたセージ。

木場の飛ばした魔力の刃の挙動は、彼が繰り出すガン・レギオンに近いものがあったのだ。

尤も、ガン・レギオンは周囲に漂う負念を吸収・封入し変換することで

自律兵器へと昇華させているが、木場は己の魔力でそのプロセスを賄っていた。

これはセージが魔力を持たない人間であるために、止む無く負念で代用したり

抱え過ぎた負念の解放を兼ねて発動させるプロセスを経る必要があるためであり

魔力に不自由しない転生悪魔である木場ならば

攻撃に繰り出す力を自分で賄うことなど容易いのだ。

 

「セージ君ほどヤバい力に手を染めなくとも、僕だってこれ位は出来るさ。

 魔力の扱いはアーシアさんや副部長に手ほどき受けた形だけどね。

 

 さて……こんな言い方はしたくないけど、光実君。

 やはり、ここは降参すべきだよ。君の力も、そのアームズの力も知らないわけじゃない。

 だけど……どうしても、限界はあると思うんだ。

 僕は、君に人間でいて欲しい。だから」

 

「だから尚の事、僕は負けられない!」

 

龍玄が懐から取り出したのは、さっきまで使っていたブドウロックシード。

戦極ドライバーに填められていたキウイロックシードと入れ替わるように装填され

その隣には、新たな拡張スロット――ゲネシスコアが取り付けられていた。

そこに収まるべきロックシード。それは、銀色のボディを持つロックシードではなく

クリアブルーのボディを持った、エナジーロックシードであった。

 

〈ブドウ!〉

 

〈ブドウエナジー!〉

 

〈ロックオン!〉

 

戦極ドライバーのカッティングブレードが下ろされ、展開されるロックシード。

 

〈ハイーッ!〉

 

〈ミックス! ブドウアームズ! 龍・砲・ハッ! ハッ! ハッ!〉

 

〈ジンバーブドウ! ハハーッ!〉

 

しかし、龍玄を包むアームズは、ブドウアームズのものとは異なっていた。

紫紺の陣羽織を思わせる鎧を纏い、その陣羽織の模様は龍の鱗とブドウの房を混ぜたような

特異なものとなっており、陣羽織につきものの家紋の代わりに

龍玄のクレストがあしらわれていた。

 

エナジーロックシード。木場もかつて煮え湯を飲まされたアーマードライダー・デュークの用いた

ロックシードと同規格のものであり、エネルギー容量は通常のロックシードよりも遥かに大きい。

そのエナジーロックシードを用いて応現せし鐵の陣羽織。

アーマードライダー龍玄・ジンバーブドウアームズ。

 

 

(……ゲネシスの生産が追い付かなかったのは計算外だったが

 アレならば想定通りの性能を発揮できるはずだ。

 さあ光実君。人間の可能性を安寧を貪るばかりの悪魔どもに見せつけてやりたまえ)

 

――対峙する木場とは違う角度から、ブドウエナジーロックシードを作り上げた張本人

――戦極凌馬(せんごくりょうま)が見守る。

本来ならばゲネシスドライバーを与え

アーマードライダー龍玄・真の名前を与えるつもりだったが、無いものは仕方がない。

間が悪くゲネシスドライバーは全部出払ってしまっていたし

まさか自分用の特注品ゲネシスドライバーを貸与するわけにはいかない。

ならば、ゲネシスコアの拡張性をテストするように仕向けるまでだ。

うまくすれば、新たなエナジーロックシードを開発することも出来るかもしれない。

そのためには……

 

(是非とも、勝利を収めてくれたまえ。君達が勝てば、悪魔に人間の可能性を示すことが出来る。

 そして……新しいロックシードの手がかりも手に入るかもしれないからね)

 

白いメッシュの入った長髪をかき上げながら、凌馬は新たな姿を得た光実を見守る。

その心の中には、得体の知れない欲望を秘めたままに――

 

 

鳴り物入りで現れたジンバーブドウアームズだが、その実はブドウアームズをベースに作られた

ゲネシスライダーのプロトタイプとも言うべき存在である。

同様の存在として、レモンエナジーロックシードの前身たるレモンロックシードにより再現される

アーマードライダーデューク・レモンアームズが存在する。

このジンバーブドウアームズはデザインのプロトタイプとしての意味合いが強かった

デューク・レモンアームズとは異なり、ゲネシスドライバーの心臓部たる

ゲネシスコアを利用していることから、よりゲネシスライダーに近い存在として完成を見ている。

その証拠に、突剣が武装であったレモンアームズに対し、ジンバーブドウアームズは

ブドウ龍砲に赤いアーチ状の刃が付いたようなデザインのボウガン

――ソニックバリスタを装備している。

この後ゲネシスライダーにはソニックアローが本実装されたために

その一世代前のアームズウェポンであるとは言えるが

拡張性と引き換えに高い性能を発揮したのがソニックアローであり

その前身であるソニックバリスタもまた、ソニックアローに劣らぬ性能を誇る。

及ばないのは大型化したことによる取り回しの悪さに起因する接近戦への適応力の低さ位だ。

 

――そう、取り回しの悪さ。

 

今回のように、速さに秀でた相手に対峙する際には欠点足り得る事ではあるが

それを補うように、ジンバーアームズ自体がパワーにおいてはブドウアームズの倍を誇っていた。

それも赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)のような瞬間的な倍加ではなく、恒常的な倍加である。

加えて、防御力が今までのアーマードライダーに比べて飛躍的に上がっている。

ロックシード二個分のエネルギーに起因する堅牢さとパワーで

スピードが若干劣る分打たれ強くなったのだ。

 

「もう一度だ、飛翔魔剣!」

 

キウイアームズには傷をつけた木場の新たな魔剣の刃も、ジンバーアームズには通らなかった。

元々、彼の得意分野は速さと手数であり、力は二の次であった。

パワーは無尽蔵とも言えるほどに増強できるイッセーどころか

当時転生悪魔として在籍していたセージにも劣りつつある兆しがあった。

それを補うために、魔力で力を補強したのだが――

 

――ジンバーアームズには、刃が通らない。

 

否。実際には傷を負わせてはいるのだが、アーマードライダー変身者の身体を守る最後の砦たる

ライドウェアにすら届いていないのだ。別にジンバーアームズに悪魔耐性があるわけではない。

悪魔特効のあるマスカットアームズにも、耐性は実装されていなかった。

では、何故木場の攻撃が弾かれてしまうのか。

 

 

(……「魔法には力」。以前、姫島先輩を叩きのめした時に使った戦法だ。

 まさか光実、木場が魔法を使ってきたことからそう言う戦法に変えたのか?)

 

 

実は単純な事である。アームズの装甲を生成するエネルギー量が違うのだ。

ブドウもキウイも、ひいてはマスカットも通常タイプのロックシードだが

ジンバーアームズに使われているのは上位種たるエナジーロックシード。

装備のランクが上がった事で、攻撃に競り勝ったのだ。

 

「……まいったな。僕も鍛えたつもりだったけど……」

 

「これで終わらせる!」

 

〈ブドウエナジー!〉

 

地面に固定される形でずっしりと構えられたソニックバリスタに

ブドウエナジーロックシードが装填される。

転生悪魔とは言え人間サイズの相手に使うには些かオーバースケールであるバリスタ――弩砲。

それを小型化した、所謂ボウガンと呼べるものであったのがソニックバリスタ。

しかし、ブドウエナジーロックシードが装填されたことで

バリスタ本来の攻城兵器とも言える大きさを象る。

そこから放たれる巨大な光の矢は、特効などを抜きにしても強力な一撃となり得る一射である。

 

実際のところ、素早さを得物にする木場相手に大振りの攻撃は不利ではあるのだが

光実が優位に立ったことでとどめの一撃として採用された。

実際には、ソニックバリスタを主砲とし、顕現させたブドウ龍砲を副砲とし

木場の動きを牽制しつつ、必殺の一撃――ソニックファイアを放とうとしていた。

 

(――こうなったら、破れかぶれだけど……!!)

 

(――今だ!!)

 

龍玄・ジンバーブドウアームズの必殺の一射、ソニックファイアが放たれたと同時に

木場もまた攻撃のために構えていた龍玄へと突撃していく。

両者の激突は凄まじい爆発を起こし、ステージは暫くの間爆風で視界が遮られる形となった。

 

「祐斗!」

 

「光実!」

 

互いを呼ぶ声も両者の激突を物語る爆音に遮られ、届いている様子は無い。

固唾を呑み見守る一同。やがて爆風で舞い上がった土埃が二つの影を映し出すが

程なくして、影は二つとも崩れ落ちる。

それと同時に、勝利者を告げるアナウンスが高らかに響き渡った。

 

 

――勝者、グレモリーチーム!!

 

 

「何っ!? 確かにミツザネは倒れているが、木場も倒れているだろう!?

 これは一体どういうことだ!?」

 

「勝っておいて言うのもなんだけど、判定基準を知りたいわね」

 

この審判の判定には、人間チームどころかグレモリーチームの代表たるリアスからも

物言いがかかる結果となった。

無理もない。ステージには、変身が解けた光実のみならず木場も突っ伏す形で倒れていたのだ。

そして、倒れたタイミングはほぼ同時。ダメージも見た限りでは同等。

判定に納得がいっていないのだ。

 

 

――只今の試合について説明いたします。人間チーム、呉島光実選手は道具による強化を以て

  グレモリーチームの木場祐斗選手と戦っておりました。

  従って、変身が解けている現状においては木場選手の状態如何に関わらず

  呉島選手の戦闘続行不能と判定。よって、グレモリーチームの勝利となります!

 

 

尤もらしい理由を付けられているが、何らかの思惑を感じずにはいられない。

こうして、二人の少年の死闘は当人達の思いを他所に、疑惑を残す形で終結を迎えたのだった。

 

 

――――

 

 

(……成る程。そこまでして妹に恥をかかせたくないか。

 だが、お仕着せの善意が必ずしも本人のためになるかと思ったら、大間違いだぞ)

 

(……参ったね。ま、別にアーマードライダーシステムを悪魔に提供するつもりは無いし。

 システムの肝を理解されなくてもそれは別にさしたる問題じゃないけど。

 

 それに……エナジーロックシードの運用データは大体揃った。

 後は貴虎(たかとら)やシド、湊君のデータも合わせれば、次のロックシードの開発も容易いだろう。

 最後のピースも、もう手に入れたも同然だしね)

 

人間チームをどんな形であれ推していたユーグリットも、戦極凌馬も

試合の結果に苦い顔こそすれども、判定を不服とする態度は見せなかった。

その一方で、鬼の首を取ったようにはしゃいでいるのがセラフォルー。

サーゼクスも態度には見せていないが、その顔には微かな笑みが浮かんでいる。

 

(蝙蝠どもめ、よく言う。こうなるように仕向けておいた癖に)

 

(呑気なものだな。たかが出来レースに一喜一憂できるとは。

 悪魔が人手不足というのは前大戦の終結頃から耳にはしていたが……

 よもや、こんな子供を国を支える重要なポストに据えなければならない程困窮していたとはな。

 傀儡の生贄にしても、質が悪いとさえ言えるな)

 

(付き合いで観戦に来たこの試合じゃが……これなら沢芽市観光の方が得るものが多かったわい。

 見栄っ張りもここまでくると滑稽じゃが……

 国交において、こ奴らとの交流で得るものは無いの)

 

無論、そうした悪魔のプロモーションが全てに好意的に受け入れられることは無く。

実際に現悪魔政権には否定的なハーデスはもとより、静観を決め込んでいた北欧勢にも

否定的なものとして捉えられてしまっていた。

 

そもそも、悪魔に限った事では無いのだが三大勢力自体が

「勢力において一番大きいのが自分達である、故に自分達は正しい」という自負がある。

しかしそれは、無自覚に己を蝕む毒となって自分達に返ってきていた。

この態度が、諸国の神話勢に少なくない反感を植え付け、育てていたのだ。

それが芽吹き、開花するのもそう遠くない未来の話であろう……

 

 

――――

 

 

――人間チーム、控室。

 

今の戦いで、光実は戦極ドライバーを木場によって破壊されてしまった。

木場が最後に取った逆転の手段。それは、戦極ドライバーの破壊。

元々彼はアーマードライダーの弱点がベルトにあることは把握していた。

また、構造上その部分への対策は難しい事もあり、木場の目論見通りに

相打ちとは言えドライバーを破壊されてしまったのだ。

 

「……こんなこともあろうかと、予備のドライバーを持ってきておいて正解だったね。

 流石にゲネシスコアだけは予備を準備できなかったから、こっちは回収させてもらうけど」

 

来賓席から控室へと移動してきた凌馬に、戦極ドライバーの修理が可能か尋ねた光実だったが

返って来た答えは「交換対応」だった。それほどまでに損傷が激しかったのだ。

一部は、試作品であるブドウエナジーロックシードの反動だが。

その証拠に、拡張スロットであるゲネシスコアの損傷は著しい。

 

「それから感謝するよ光実君。君のお陰で、『こんなこともあろうかと』というセリフを

 自然な形で言う事が出来た。一度言ってみたかったんだよ。

 貴虎は『こんなこともあろうかと』ってなる前にどうにかしちゃうからね」

 

「はあ」

 

謎の感謝に対し、生返事を返すことしか出来ない光実。

だが光実の中にも「この人は大体いつもこうだ」という考えがあったため、追及はしていない。

 

「それより大丈夫なのかい? もう残っているのは二人だけ。

 その予備の戦極ドライバーも、誰が使うのかはよく考えて使いたまえ」

 

凌馬の言う通りである。人間チームの残りは最早氷上とセージのみ。

対するグレモリーチームも、木場のダメージは深刻であることを踏まえても

まだ戦力の層は厚い。その分厚い壁を、これから二人で攻略しなければならないのだ。

 

 

その攻略は、すぐに始まることになった。

光実が予備の戦極ドライバーを受け取ったと同時に

次の試合の準備を告げるアナウンスが鳴り響く。

 

『……こうなったら、意地でも大きな目を出せ。

 俺が出れば、奴らの大半は始末できるはずだ』

 

(リアス・グレモリーの性格なら、ここで一気に畳みかけてくる可能性も高い。

 そこをうまく迎撃できれば、逆転の目はまだあるが……

 その前には、少なくとも二つ大きな障害があるな)

 

ここに来て、ダイス・フィギュアのルールが人間チームに対するメタになってしまっていた。

光実も、氷上も、もっと言えばゼノヴィアでさえも比較的低コストで出られるメンバーである。

しかし、その低コストのメンバーが二人もやられてしまっている。

残っているのは「(キング)」相当のセージと、コスト1の氷上。

最悪、赤龍帝や底の知れないナイアをゲシュペンストで迎え撃たなくてはならなくなるのだ。

その状況を回避するためには、偏った確率の籤を引かなくてはならない。

これが、ダイス・フィギュアルールの罠なのだ。

 

 

――――

 

 

「苦しそうね、セージ。けれど、この状況を選んだのはあなたよ。

 何時だったかあなたに言われたことをそっくり返すわ。

 『選んだ選択には、責任を持ちなさい』」

 

「ご心配どうも。だが、俺はまだ諦めたわけじゃない。

 同じことを、俺の目を見て言えますかね」

 

ステージを挟み、互いに火花を散らしながら、賽は投げられる。

そして、次なる戦いを演じるのは…………

 

 

グレモリーチーム・「戦車(ルーク)布袋芙(ほていふ)ナイア。

 

人間チーム・宮本成二。

 

 

セージは、人間は、籤には勝った。

だが、これがセージにとって辛く苦しい戦いの幕開けを告げるものであると理解するのに

そう時間を要さなかったのだ――




いよいよセージ本格参戦&ニャ……ナイア先生との直接対決となります。

>飛翔魔剣
エグゼクスバインのT-LINKスライダーより。
拙作における木場の強化案だったりします。
匙や曹操と言った原作味方強キャラが軒並み味方フラグ潰えているので
こう言う強化は積極的にやっていきませんと。
木場が(セージにとっての)味方になるかはさておき。
因みにブラックホールバスターキャノンは主の範疇なので(木場に実装する予定は)無いです。

>龍玄・ジンバーブドウアームズ
実は本文で触れている通り龍玄・真にするつもりだった名残。
でも「ゲネシスねーじゃん!」って直前で気づき、急遽ジンバーアームズ化。
ドラゴンフルーツじゃないのは、単純にまだドラゴンフルーツが完成してないから。
アームズウェポンはソニックアローの派生版。
このソニックボウガンの欠点を改良する形でソニックアローになった……と言うつもりです。
なのでこっちの方が実は先に完成していたというオチ。お披露目の機会が無かっただけで。
モノは出来ていたけど、誰も使わなかった(使う必要が無かった)し
そこらの黒影トルーパーの中身に使わせるのも凌馬が渋った(マフィアは論外)、と。
余談ですが、某Youtuberも触れてましたが、何故か特撮の弓武器って「アロー」表記が多いですよね。
そりゃソニックボウとかカリスボウとか……いやありじゃね?
「棒」と勘違いされやすいからこうなってるのだとは思いますが。
ブルーチェリー位しか例外が思いつかないです(これもレッドビュートっていう後世まで語り継がれる誤翻訳を残してますが)。
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