あれは嘘だ……
……いやほんとすみません。
まさか自分でもこんなに時間たってるとは思いもしなかったもので。
最近時間の感覚がおかしくなってる気がしてます。
KAMENRIDE-EX-AID!!
KAMENRIDE-BRAVE!!
KAMENRIDE-SNIPE!!
KAMENRIDE-LAZER!!
KAMENRIDE-GENM!!
デブデダビデの繰り出したマッドネットに対策するために
ディエンドが召喚したのは、今まで召喚した仮面ライダーとは大きく異なる風体
――二頭身の仮面ライダー。
しかし、この姿とて仮面ライダー。彼らが持つ特殊能力は、唯一無二の特化能力として
戦力がインフレし続けた最終決戦においても有効に働いた実績があるのだ。
「え、SDダンガム!?」
「ぶふぅぅ~? 見覚えのある奴らが出て来たなぁ~?」
その特殊能力とは「
無論、ここで言う病原菌がマッドネットと同一であるはずも無いが
その応用として、ディエンドは彼らを選んだのだ。
実際、今度は召喚された彼らの攻撃に対し
スイカアームズもゲシュペンストも動きが鈍くなっていき
終いには、その機能を停止したように動かなくなったのだ。
ダークブレイン軍団が強奪したであろうゲシュペンストにスイカアームズ。
それらを動かしていたマッドネットが引き剥がされてしまえば
本来動かすべき装着者がいないそれらは決して動くことはない。
スイカアームズも自律稼働プログラムが機能していない。
動かない敵など、最早敵ではないのだ。
二頭身故にその動きはコミカルそのものであったが
戦闘力自体はディエンドが今まで召喚した仮面ライダーに引けを取らないものでもあったのだ。
「ば、バカなぁぁぁぁぁ!?
俺様のマッドネットがこんなロアの出来損ないみたいな奴らにぃぃぃぃ!!」
「覚えておきたまえデブデダビデ。彼らもまた仮面ライダー……
君達ダークブレイン軍団が決して侮ってはならない存在さ」
「お、おのれぇぇぇ……ならばこのガンダム像だけでも持ち去ってくれるわあぁ~!!
そしてダークブレイン様のお力を完全なものとするのだあぁ~!!」
(……完全なものに? ダークブレインはまだ不完全だという事か?
ならば、こいつが出てきたのも頷けるか)
激昂したデブデダビデがダンガムを持ち去ろうと力任せに掴みかかろうとするが
ダンガムには既にシーグヴァイラの魔力結界が施されており、さらに戦線に復帰したリアスも
ダンガムの手の上に乗っていた。
「奴も焦ってるわね。シーグヴァイラ、行くわよ!」
「ええ!」
ダンガムの右拳にリアスの滅びの魔力を乗せ、それをデブデダビデにカウンターとして見舞う形で繰り出す。
その一撃を受けたデブデダビデは、その巨体が嘘のように吹っ飛んでしまう。
その様は、ダンガムシリーズきっての異色作であり
ダンガムシリーズの可能性を大きく広げたと言っても過言ではない「機動決闘伝Dダンガム」の
勿論、シーグヴァイラDダンガムも履修済みであり
何の偶然か白音の必殺技「ライトニングフィンガー」も
いつぞやのレーティングゲームで初めて見た際に
このデストラクションフィンガーに似ている、との事であった。
一方、吹っ飛ばされたデブデダビデは、よろめきながらもまだ立ち上がる。
見た目通りにタフネスにも秀でている、という事なのだろうか。
「よ、よくもぉぉ~!! ならばぁ! サイコ・クラニウム、出ろぉぉ!!」
…………威勢よくデブデダビデが掛け声をあげるが
し~んと言う音が聞こえるかのように全く何も起こらない。
「……何も起きないわね」
「不発でしょうか。それとももしや、魔力切れ……?」
リアスとシーグヴァイラがいう通り、やはり何も起こらない。
デブデダビデの魔力切れか、と二人が結論付けようとした瞬間。
「そんなわけがあるかぁぁ~!! 俺様に恥をかかせおってぇ~!! 早く出ろぉぉぉぉ~!!」
怒鳴り散らしながら急かすデブデダビデの右頭部や手首などから青白い光が放たれ
そこから呼び出されたのは、鬼面の髑髏のような魂。
しかしそれでもなお攻撃を渋っていたり、帰ろうとしたりする魂ばかりの中
ついにデブデダビデの堪忍袋の緒が切れた。
「ぬぬぬぬ……行かんかぁぁぁ~!!」
地団駄を踏むデブデダビデの命令に渋々と言った形で従い攻撃を仕掛けてきた
その攻撃は本物であった。
何せ、セージのガン・レギオンとほぼ同じ攻撃を仕掛けてくる上に
止めとばかりに巨大なクラニウムが現われリアスとシーグヴァイラの魂を直接攻撃してきたのだ。
「そうら、捕まえたあぁ~!」
「ううっ……!」
「くっ……!」
その攻撃で、ダンガムを覆っていた結界が綻んでしまい
その隙間を縫ってマッドネットがダンガムに寄生しようと入り込んで来ようとする刹那。
マッドネットに対し攻撃するものがあった。
「このぉぉぉぉっ!!」
「! よくやったわ、ギャスパー!」
分身したギャスパーの蝙蝠の突撃を受け、マッドネットが怯む。
有機物で、かつ意識のあるギャスパーの蝙蝠にはマッドネットも得意の寄生攻撃が使えず
そこにディエンドの砲撃やリアスの魔力弾を受け、マッドネットは消し飛ばされる形となる。
マッドネットによるダンガムへの寄生は果たされずに済んだのだ。
しかし、今のサイコ・クラニウムによる攻撃でシーグヴァイラとリアスの二人とも
魔力を大幅に削がれてしまった。
悪魔にとって魂を攻撃されるとは、こういう結果にも繋がるのだ。
「マッドネットがやられても、まだ俺様の魔力はたんまりとあるうぅ~!!
予定通りバラバラにして持って行ってやるぞぉ~!
そこで満足に動けぬまま俺様の奥の手を存分に見るがいぃ~!!
――サラヨコーセ! メシヲクーダ! デブデダビデブー!!」
「ぼ、僕は動けますっ! そんなヘンテコな魔術なんか!」
デブデダビデはそんなギャスパーの抵抗も意に介さず、己の持つ最大魔術を披露し
ダンガムごとシーグヴァイラとリアスを葬ろうと仕掛けてきた。
巨大なピラミッドと、巨大化した自身の足で、ダンガムの立像を踏みつぶそうというのだ。
まさにグレイトでギガンティックなクラッシュ――デブデダビデ本人談――だ。
「ぶわっはっはっはっは! 小さなコウモリが集ったところで俺様は痛くも痒くもないわぁ~!
そうら、潰れろおぉ~!!」
「うぐっ……くっ……!!
だ、ダンガムは……伊達じゃあ……っ!!」
「だ、ダメです! 相手が大きすぎて時間を止められません!!」
「あんたなんかのふざけた魔術に、私の滅びの力が後れを取るなんて……!!」
必死に抵抗を試みるシーグヴァイラとリアスだが、質量の差は如何ともし難い。
ギャスパーが時間停止で脱出を促そうとするも、そのための
デブデダビデの魔力の前に跳ね返されてしまっている。
そうでなくとも、相手が大きすぎて時間を止める云々以前の問題だ。
(これは……「アレ」は最後の手段としておきたいところだけど……ん?)
ふと、ディエンドが離れた場所に目をやると、そこには避難した子供たちや
科学館を訪ねていた観光客達がダンガムを応援していたのだ。
「ダンガムー! 負けるなー!!」
「よくわからないけど、あんな奴に負けないでくれー!!」
「立ち上がれー! ダンガムー!!」
(……ダークブレインを打ち破るのはヒーロー……そしてヒーローを奮い立たせるのは
こうした声援……ならば、ここは)
ディエンドは比較的自由に動けるギャスパーにフェニックスの涙を投げ寄越す。
これでシーグヴァイラやリアスの魔力を回復させ、ダンガムのエネルギーに転換しようというのだ。
「コウモリ君。これを悪魔君達に届けるんだ」
「……わかりました! これで部長やシーグヴァイラ様を助ければいいんですね?」
ディエンドが首肯すると同時に、ギャスパーが変身した蝙蝠がフェニックスの涙を載せて
ダンガムに向かってフェニックスの涙を運んで飛んでいく。
しかし、一連の行動は巨大化したデブデダビデによって見透かされていた。
「んん~? 無駄な足掻きをぉぉ~!」
「わわっ! 見つかっちゃいました!」
「コウモリ君! そのまま行きたまえ!」
ディエンドの援護射撃がサイコ・クラニウムの妨害を確実に跳ね除け。
大技の途中で大掛かりな行動が出来ないデブデダビデは
杖先のコブラからのビームによる攻撃のみに止まっている。
コブラ・ビームも本物のコブラのような挙動をしながら
ギャスパーを追尾して攻撃してくる。
相手がビームとあっては、ディエンドの攻撃では妨害は難しい。
そのため、ギャスパーは自力でコブラ・ビームを回避する必要に迫られた。
コウモリとビームのドッグファイト。これを制したのは――
――フェニックスの涙がリアスとシーグヴァイラの下に届けられた。
なお、このフェニックスの涙の出所は
「こんなこともあろうかと」海東が予め盗み出していたものである。
フェニックスの涙自体にもそれなりにお宝としての価値もあるため、それを見越して
海東は盗み出していたとも言えるだろう。
「これは……どこから手に入れたかはわからないけれど、助かったわ!
もう一度仕掛けるわよ、シーグヴァイラ!」
「頼みます! これはDダンガムじゃないですけど、今繰り出せる必殺技は
Dダンガムのデストラクションフィンガーしかありませんから!」
「……そ、そうね。その所はよくわからないから、貴女に任せるわ」
「お、おのれぇぇ~! この程度で俺様を倒せるなどとぉ~!」
この場にいたのがダンガムの話が通じる相手ならば、シーグヴァイラもノリノリで行っただろうが
残念なことにリアスはそこまでダンガムの話には詳しくない、寧ろ疎い部類だった。
シーグヴァイラのノリに置いて行かれる形で、リアスは滅びの魔力を展開する。
先程と同様に、ダンガムの攻撃が当たると同時に滅びの魔力をデブデダビデに叩きつけることで
疑似的にデストラクションフィンガーを再現する形である。
なお、リアスは知っててやったわけではなく、一番威力を出せる攻撃を繰り出したら
偶々Dダンガムの必殺技と被ってしまったために、シーグヴァイラが勘違いしただけの話である。
何なら、初代ダンガムがDダンガムの必殺技を繰り出すのは、若干解釈違いとも言えるが
そこは緊急事態故か、黙っていた……というのが一つと
ディエンドが召喚したエグゼイドライダーズを見て
比較的何でもアリなSDダンガムを想起したこともあり
デストラクションフィンガーを放つ初代ダンガムもアリではないか、と思い始めたのが一つ。
全シリーズ派は伊達では無いのだ。
「デストラクション、フィンガアァァァァァァァ!!」
「え、えっと……はあっ!!」
ダンガムが滅びの魔力を右手に蓄えたままデブデダビデに殴りかかる。
真っ向からの殴り合いでは、まだデブデダビデに分がある。
「おまけだ、これも喰らいたまえ!!」
FINALATTACKRIDE-D D D DIEND!!
そこで、ディエンドからもさらに援護射撃が敢行された。
ディエンドも自前のバイクやヴィークルこそ持たないが仮面ライダー。
ダークブレインの軍団に対しては、強力な力を発揮できるのだ。
「ぶぎゃあぁっ!? お、俺様の魔力があぁ~!?」
「おや。あてずっぽうで狙ったけれど、意外と当たるもんだね。
これ見よがしに装飾を立てているもんだから、まさかとは思ったけれど」
ディエンドのディメンションシュートが、デブデダビデの額のコブラの装飾を破壊する。
それに目が眩んだデブデダビデは、一瞬だが無防備な姿を晒してしまう。
「今です!」
「デブデダビデ! あなたのふざけた魔術も、これで終いよ!!」
ダンガムのパンチでデブデダビデの身体の砂の部分が崩れ落ちたと同時に
リアスの滅びの魔力が炸裂し、デブデダビデの巨体を崩していく。
はじめはダンガムの拳ほどの大きさだった滅びの魔力はデブデダビデに炸裂すると同時に
大きさを増していき、ついにはデブデダビデの生身側の肉体をも砂のように崩し始める。
「ぶぎゃあああああっ!? そ、そんな……この俺様が……こんなチビどもに……
ダダダ、ダークブレイン様あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
後に残ったのは、崩れ落ちた砂だけであったが
その砂さえも、吹きすさぶ潮風に乗って何処へともなく飛び去ってしまった。
この戦いぶりに、歓声を上げる観客達。
そんな中、リアスはテロリストとして指名手配されていたはずだったのだが
観客の位置からではよく見えなかったのだろうか、言及するものはいなかった。
しかし、後にSNSに上げられた一部始終にはリアスについて言及する投稿もあり
図らずもリアスには「世界を混乱させるテロリスト」と「怪物から世界を救うヒーロー」の
二つの噂が流れている状態となってしまったのだった。
また、ダンガムの立像を持ち出すという話も、海東はデブデダビデが起こした騒動に乗じて
持ち出してしまおうかと思っていたのだが
シーグヴァイラから「ダンガムはヒーローですから、民衆のヒーローを奪うのはやはりダメです」
と協力を拒絶された事もあり、計画は白紙になってしまった。
ただしこれに関しては、デブデダビデを倒したことで一応の手打ちと言う事になった。
……ダークブレインは、デブデダビデの何倍も強大な敵ではあるのだが。
「……やれやれ。まあ僕も直接相対した訳じゃないから何とも言えないんだけどね。
とりあえず、こうなると他の二幹部も動いている可能性が高い。
ちょっと早急に戻った方がよさそうだね」
「言われなくてもそうするつもりよ。いつまでも保護者気取りしないで頂戴」
「そう言う台詞は……いや、何でもない。忘れたまえ」
保護者。一般的には両親を指す事が多い言葉だが
リアスは母を目の前で喪い、父は人類抹殺を掲げ新たなルシファーを名乗り出す始末。
両親の話題は、今の彼女にとっては瘡蓋を剥がすようなものだったのだ。
「では、ここに長居する理由も無くなったんじゃないですか?
ダンガムはここに置いたままとなると、僕達がこれ以上ここにいるのは……」
「そうね。それじゃシーグヴァイラ、ギャスパー。帰るわよ」
(やれやれ。だからそう言ってるんだけどね……ま、いいか)
ダークブレイン幹部の一人、デブデダビデは斃れた。
そしてここ、空の科学館のジンクスもまた、打ち破られる形となった。
その立役者となったダンガム像は、メンテこそ受ける形になったものの
しばらく後には再び展示を再開するとのことである。
(その時には、もう一度乗りに来ますからね、ダンガム)
機動騎士ダンガム。
海東の知る機動戦士ガンダムは、ウルトラマン、仮面ライダーと比較すると
ヒーローらしさと言う点においては大きく穴をあけられてしまう要素が少なくない。
しかし、この世界の機動騎士ダンガムは
立派にヒーローとしての役割を果たしたと言っても過言では無かった。
デブデダビデ 撃 破 。
OGMDではあっさり復活したりしましたが、今回ははてさて。
>機動決闘伝Dダンガム
あれだけ悪魔びいきの世界で放映されてると考えると
元ネタ通りにはならないだろう&Dで始まる単語を被せたり
考えたりしたら結果こうなりました。
そう言えば元ネタで決闘の名を冠したMSに乗ってたイザークの声って……
>シーグヴァイラ
もう完全にガノタならぬダノタ状態なので自分の能力使ってませんねそう言えば。
ギャスパーって互換(?)もいるから余計、ってのもありますが。
全肯定、とは言ってもダンガムをヒーローアニメとして見ているのかどうかは気になるところ。
元ネタはSDでもない限り所謂ヒーローとはちょっと言い難い部分ありますからね……
ええとこ今回ネタにしたGガン位でしょうか
>リアス
今回苦労人枠じみているのは多分セージの呪いかなにか。
イッセーでさえダンガムは触りしか知らない(シーグヴァイラにひく)程度なのに
リアスが詳しいとは思えませんので。
おまけに保護者枠が海東じゃあ我儘言う以前の問題。
結果としてギャスパーには威厳を保てたからよしとしてください。
>海東
保護者してないと見せかけてしっかりアシストはこなしてた保護者気取り。
ちなみに呼ぼうとしてたのはJですが
「また巨大戦力目当てか」って赤土の中で思ってしまったので
J召喚は取りやめとなりました。△さんがJ(に限らず)雑に扱い過ぎなんですよ……()
逆に言えば、Jが必要になる位デブデダビデがでかくなった、って事ですが。
罰メンバー(それこそ南条君やエリー含)と比べると大人っぽくないし
かと言ってジュブナイル出来る風にも見えない。
もしかして罪のユッキー位のポジションだった?
>マッドネット
「無限の扉絵」だと有機物(ミチルの舎弟)も操ってましたが
今回は「有機物でも操れる、ただし意識が無い場合のみ」としておきました。
でないと意外とコイツヤベー能力持ちなので詰んだ可能性すらあります。
(実際OGMDでも詰むとか詰まないとからしいですし)
メタ的にはコンパチヒーローの敵の多様性を表現するためのギミックだったんでしょうね……多分。
インスペクターで言う所のバイオロイド兵。
>ギャスパー
停止能力とか無くても君は強い!
コウモリ分身攻撃はグレバト3でマグマ星人が使ってきた(鬱陶しいだけ)けど強い!
そんな方向性で基礎能力が最近メキメキ上がってます。
というか吸血鬼って弱点多い反面基礎能力が高い、位でバランスとってるってのが
赤土的吸血鬼考察だったりしますが。
神器がこの扱いだとバロールとかどうすんねん……ってのは目下の課題()