ハイスクールD×D 学級崩壊のデビルマン   作:赤土

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恐らく今年最後の投稿です
年明けは諸々で忙しいのでちとままならないかもしれませんが……

何とか、続けられればと思ってます


Evil omen

「うわっ、あちっ、あちちちちっ!?」

 

戦闘中。セージの懐にしまっていたディーン・レヴが突如として熱を発した。

それはアインストバルディエル――否、バラキエルが討たれた頃とほぼ時を同じくする。

まるで、バラキエルの無念の魂が吸い込まれていったかのように。

 

qu'est-ce qui se passe(どうしたの)?」

 

「そ、それが……俺が持っていた道具が、突然熱を発して……」

 

アーマードライダーブラーボ――凰蓮(おうれん)・ピエール・アルフォンゾからの問いかけに

セージは慌てた様子で答える。高熱を発したため、思わず懐から取り出したディーン・レヴが

戦場に斃れているアーマードライダーや殉職したと思しき自衛隊、警察官らから発せられた

光のようなものを集め始めたのだ。

 

「アータ、制御できない道具を持ち込んでいたの!?」

 

「いや、今まで一度も動かなかったんですよこれ! ましてや高熱を発するなんて!

 俺にだって何が起きているのだか……

 

 ……そ、そうだ! 記録再生大図鑑(ワイズマンペディア)なら!」

 

言い訳だと思いながらも、セージは凰蓮に返答する。

ベルベットルームでディーン・レヴを受け取って以来、それは一度たりとも動かなかった。

しかし、今ここで激戦に応えるかのように――あるいは、バラキエルの非業の死に呼応してか

突如としてディーン・レヴは動き出したのだ。

 

また、ディーン・レヴが高熱を発するのに併せて、セージの側にも異変が起きていた。

記録再生大図鑑を起動させ、何が起きているのかを調べようとした矢先である。

これによって、記録再生大図鑑の起動に失敗、調べ損ねたのだ。

 

「ちょ、ちょっと!? 大丈夫なの!?

 メロンの君! 少しの間前線をお願いできないかしら!?

 ワテクシ、この子を一旦下げますわ!」

 

「了解した。敵の波は落ち着いてきている、大丈夫とは思うが落ち着いて行動してくれ」

 

(……ぐっ!? なんだ、この感覚……

 何か、冷たくて、嫌な感覚のものが俺の中に流れ込んでくるような……

 心の中がざわつくような、表現し難い、この感覚は……

 白音さんから気を吸った時とはまるっきり逆の……!)

 

戦いの中で死した者達の霊魂、思念がセージの中に流れ込んできているのだろうか。

異変の正体もわからぬまま、セージはただ己の身体に起きた異変と

持ち込んでいた道具の異変に翻弄されるばかりだった。

お陰で、後ろにいる凰蓮の声も届いていない。

戦線は斬月・真(ざんげつ・しん)の指揮の下維持されているが、セージのアシストを失い

ブラーボという前線の戦力を欠いたためやや乱れてはいるが。

 

『セージ! しっかりしろ!

 動けるなら一度その手に持ってるのを敵に向けて投げろ!

 まだエネルギーが膨れ上がってやがる! このままじゃ自爆しちまう!』

 

「……ぐっ、マジか……!? ええい……ままよ!」

 

セージはフリッケンの器である紫紅帝の龍魂(ディバイディング・ブースター)を展開した上で

ディーン・レヴを持っていたが、それ越しでもディーン・レヴの熱は防げなかった。

アモンのアドバイス通り、セージはやむなくディーン・レヴを投擲武器として

アインストの軍勢に向けて投げる。

 

そして、ディーン・レヴはアインストの頭上でさらに超エネルギーを発し

そこから繰り出されたエネルギー弾が地上に着弾。

更なるエネルギーを生み出しアインストとインベスの軍勢を飲み込んだ。

 

「何事だ!? クッ、総員後退し衝撃に備えろ!」

 

Comment ça se fait(どうなっているの)!?」

 

斬月・真が後退を指示し、前線の黒影(くろかげ)や戦線復帰したブラーボを下げる。

ディーン・レヴから放たれたエネルギー弾は、凄まじい衝撃と共に

アインストやインベスを消し去り、地表にクレーターを作ってしまったのだった。

 

C’est pas vrai(なんてこと)……!」

 

「な、なんて威力だ……アインストやインベスの軍勢を、あっという間に……!」

 

「バックスにいた僕らにまで衝撃が伝わって来た……一体、今のは……」

 

斬月・真やブラーボはもとより、後方から援護射撃を行っていた

龍玄(りゅうげん)でさえも驚きを隠せないディーン・レヴからのエネルギー。

それを発した後に、当のディーン・レヴは何事もなかったかのようにセージの手元に戻っていた。

その頃には、既に高熱は下がっており辛うじて手で持てる程度の温度にはなっていた。

しかし、起こしたことが起こしたことなだけに、ディーン・レヴを持つセージの手は震えている。

 

(……これは、ベルベットルームで悪魔絵師に貰ったものだ。

 彼もこれについてそれほど多くを知っている風には見えなかった。

 だが、今の挙動は明らかに異常だ。

 今のはドライグの力の暴走か、あるいはそれ以上の規模だ……

 もしかすると、リアス・グレモリー……いや、サーゼクス・ルシファーの持っている

 滅びの力を突き詰めるとあんな風に……うん?)

 

セージの左手の記録再生大図鑑が、カタカタと音を立てている。

この神器がこの挙動をするパターンを、セージはよく知っている。

だが、これほどまでに時間をかけるのは記録再生大図鑑を使い始めた頃

リアスの滅びの力や朱乃の雷魔法を記録した時以来だ。

その頃よりセージは明らかに強くなっているし、記録再生大図鑑そのものの許容量も増している。

それでも、使い始めの頃のような挙動をするという事は――

 

MEMORISE!!

 

(……記録した!? まさか――)

 

 

――AXION BUSTER

 

 

何度か見た滅びの力とは似ていて、また別なる力によるもの。

そのカードには「アキシオン・バスター」と記されていた。

その威力は今しがた証明され、迂闊に使う事は出来ないであろうことをセージは直感していた。

尤も、それ以前に――

 

『……セージ。浮かれてないとは思うが、このカードは禁手化(バランスブレイク)しなければ使えないぞ。

 知ってると思うが無限大百科事典(インフィニティ・アーカイブス)は記録再生大図鑑における

 カードの消費コストを無視して運用できる。

 つまり、普段使いする分には制限に引っ掛かるって事だ。

 そしてもし仮に禁手(バランスブレイカー)状態で使うにしても

 普段制限に引っ掛かるものを使うって事は相応に反動が来る。

 出来ることなら、その力は使わない方がいいだろうな。

 

 ……オーフィスとかとガチでやりあうってんなら、話は変わるかもしれないが』

 

フリッケンの解析に、セージの背筋に冷たいものが走る。

通常使えない代物。それほどまでのものなのか。以前の滅びの力も面食らったが

今やそれは一応ではあるが、使える。

だというのに、このカードは制約がかかっている。滅びの力と言うか、何と言うか。

セージの直感が「これは滅びの力なんかではない」と告げていた。

 

『やってることは滅びの力とそう変わらんぞ。

 まぁ……お前の言う通り「力の源」って点に関して言えば全然違うのは正解だな。

 これは俺の見立てだが、滅びの力は文字通り「滅ぼす」力だが

 今のアレはどっちかっつーと……「既に滅びた」力だな』

 

そもそも、アインストに滅びの力は効きが悪い。同質の力を持っているからなのだが。

それなのに、アキシオン・バスターはインベス諸共アインストを吹き飛ばした。

その時点で、アキシオン・バスターは滅びの力ではないと言えよう。

では、一体何の力だというのか。アモンは「既に滅びた」力と評しているが。

 

『それこそ、悪魔絵師に聞くべきだな。確かに多くを知ってはいなさそうだが

 少なくとも今の俺らよりは知っているはずだ。落ち着いたら、ベルベットルームだな』

 

フリッケンやアモンと問答を繰り広げているセージだが、その思考は

ブラーボ――凰蓮・ピエール・アルフォンゾの一喝によって現実へと引き戻されたのだ。

 

「……ぶぁっかもぉぉぉぉん!!!」

 

「……っ!?」

 

「素人がわけのわからないトンデモ兵器を使うってだけでも論外なのに

 その威力に呆気に取られて我を忘れてるんじゃないわよ!

 まだインベスやアインストの残党は残っていてよ!」

 

主力を撃退し、またアインストバルディエル――バラキエルが討たれたことで

アインスト・インベス連合軍の動きは鈍っていた。

今は、アーマードライダー軍団による追撃が行われている。

だが、既に斬月・真の統率でどうにかできる範囲でもあるのではないか。

そうセージが思った矢先――

 

 

――セージの視界が、一瞬歪んだ。

 

 

「――っ!?」

 

「……とは言え。あとはワテクシ達に任せなさい。

 さっきからアータ、酷い汗かいてるし顔色も優れないわよ。

 体調不良の人間を先頭に駆り出さなきゃならないほど、ワテクシ達は困窮してなくてよ。

 そ・れ・に! やはりアータまだまだね。肝心な時に全力を出せないなんて、プロ失格よ!

 次にワテクシ達と共に戦う時には、その欠点を改善しておきなさい! これは課題よ!」

 

凰蓮の叱責に、セージはただ謝ることしかできなかった。

なにせ、不確定な要素を持ち込んだ上にそのために自身の調子を乱したのだ。

しかも、下手をすれば味方にまで害が及んでいたかもしれないのだ。

こればかりは、セージに反論の余地は無い。

しかもちゃっかり、課題まで出されている。

 

「その件なんだが、さっき湊――桃色のアーマードライダーからも聞いたかもしれんが

 病院で検査を受けてくれ。沢芽(ざわめ)市民病院で、呉島貴虎(くれしまたかとら)の紹介と言えば通るはずだ。

 どの道、今のお前の状態では満足に戦えそうではないしな。

 戦闘の影響なら心配するな。既にユグドラシルが先手を打って病院や避難所近辺は

 重点的に警備するように手を打ってある。

 銃後の守り……と言うわけではないが、その桃色のアーマードライダー――マリカには

 後方がやられないように守備に就いてもらった。彼女と合流してくれ。場所は……」

 

白いアーマードライダー、斬月・真――呉島貴虎からの指示にも、素直に従うより他なかった。

彼の指摘通り、今のセージの状態では記録再生大図鑑によるアシストも

満足に行えるかどうか怪しいものだ。

 

合流地点を確認し、セージは離脱準備にかかっていた。

 

「……わかりました。すみませんが、後は頼みます」

 

『セージ。俺に代われば……』

 

(言いたいことはわかるがアモン。ちょっとキツイかも。

 さっきからどうも戦闘のダメージ以外の要因で、本調子じゃない。

 体が全体的に重くて、何か幻聴か耳鳴りかわからんが、聞こえるんだよな……)

 

確かにアモンに体の主導権を渡せば、挽回は出来るだろう。

だが、それではセージの身体のダメージは回復しない上に本人が精神的に来ている様子だ。

これに関してはフリッケンも珍しいと思い、セージ自身も「らしくない」と言いながらも

半ばにして撤退の決断を下したのだ。

 

――逆に言えば、それ位の異変がセージに起きているとも言える。

眩暈などの身体の異常ならば、病院で対応できるかもしれないが

ディーン・レヴの突然の稼働に合わせて起きたセージの異変については

果たして病院で対応できるものなのかどうか。

 

『幻聴だぁ? おいピンク、また口やかましく言ってるんじゃないだろうな?』

 

『マゼンタだ。お前こそ吠えてないだろうな?』

 

(お前ら頼むから黙っててくれ。割とマジなんだ、幻聴。

 病院でどうにかなるかどうかわからんが行くしかないだろ。

 バイク……はちょっと危険だからこのまま退くしかないな。

 

 ……あ。祐斗にも連絡しないといけないな)

 

セージの木場への連絡という心配は、龍玄――呉島光実(みつざね)がこの場にいることで

杞憂となったのだ。セージが駒王学園の制服を着ていたことで、先ほどは湊に誤解を与えて

事態をややこしくしたが、今回は光実が気を利かせてくれたのだ。

 

「そうだ。あなたもどうやら駒王学園の生徒みたいですね。

 もし友人の方が今日の見学に来ているようでしたら

 僕の方から連絡しておきましょうか?」

 

「助かります。木場祐斗って奴にだけ『宮本成二は先に帰った』とだけ連絡してもらえれば

 通じると思いますので。彼の連絡先は――」

 

「奇遇ですね。僕も彼とは連絡先を交換したんですよ。では彼に『宮本成二は先に帰った』と

 伝えておきますね」

 

木場がセージの存在をリアスに言及したかどうか、セージはまだ知らない。

だが、もし木場がリアスに自分ががここにいることを伝えていなかったとしても

撤退を選んだ今、態々リアスに自分の存在を知らせる必要はないだろう。

そう考え、セージは木場にだけ言伝るよう、光実に頼んだのだ。

幸いにして、木場と光実は意気投合し連絡先を交換していたため

伝達についてはほぼ問題なかった。

 

「よし、ここから先は掃討戦になる! 各員、最後まで気を引き締めてかかれ!」

 

セージが下がる後ろで、斬月・真の号令がかかる。

 

バラキエル――アインストバルディエルが倒されたことで堕天使型のアインストは総崩れとなり

他のアインストやインベスも、増援が現れなくなったことから斬月らアーマードライダー軍団と

警察・自衛隊の混成軍の働きによって押し切ることが出来たのだ。

超特捜課の開発した装備と、ユグドラシルで作られたアーマードライダーシステム。

これは人外の脅威に、人類が人外の力をほぼ用いることなく勝利を収めた明確な一手となったのだ。

 

これはセージが戦線を離脱して、程なくの出来事であった。

 

 

――――

 

 

(……やはり、まだ聞こえるな)

 

戦場から離れた場所、沢芽市民病院。

ここも沢芽市の施設の多分に漏れずユグドラシルの息がかかった病院である。

戦極ドライバーとロックシードによる治療を受けたセージが

当初検査のためにアーマードライダーマリカ――湊耀子から向かうよう指示された病院だ。

貴虎が指定したのは「確実性」と「自身が知っている中で、信頼のおける医療施設」

という理由であり、別に貴虎と湊が示し合わせていたわけではない。

 

 

病院に向かうその道中、セージの耳鳴りや幻聴は止むことが無かった。

その多くは苦悶の声や断末魔の叫びであり、聞いていて気分のいいものではない。

それもあって、セージのメンタルは想定以上に消耗していたのだ。

戦闘については既に動員していた黒影部隊や警察、自衛隊が動いたのか起きていない。

 

(何とかついたか……ん? あの人が……?)

 

「来たわね。話は通しておいたから、まずは診察を受けて頂戴」

 

入り口を入ってすぐに立っていたスーツ姿の女性――湊耀子から

診察室へと向かうように促され、セージはそのまま診察を受ける。

だがセージに対して行われたその診察は、明らかに通常行われる程度の診察の域を越していた。

 

触診、心音、脈拍程度なら普通にあることだが

採血、レントゲン、CTスキャンなど明らかに診察どころか検査であった。

 

『セージ、大丈夫か?』

 

(耳鳴りや幻聴は聞こえなくなったが……違う意味で疲れた)

 

さっきまで戦っていて、しかもその後原因不明の不調を訴えたセージに

ここまで本格的な検査は心身ともに堪えたのだ。

駒王総合病院にいた時は魂が抜けていたため実感はなく(アモンに肉体を持ち出された後遺症はあったが)

セージにしてみれば珍しい体験であるという事も、拍車をかけていた。

一頻りの検査が終わるころには、セージもへとへとで待合室のソファに身体を投げ出していた。

 

『おいセージ。気持ちはわかるがこんなところで寝るな』

 

「ふがっ? ……船を漕いでいたか?」

 

朦朧とした意識の中、アモンに呼び起されて辛うじて覚醒している状態のセージ。

それを見かねてか、湊が病室のベッドを手配してくれたようだ。

 

「お疲れのようね。病室のベッドに一つ空きがあるみたいだから、そこで休んでいなさい」

 

「……そうさせてもらいます」

 

促される形で、セージは病室のベッドに入り込む。

外の喧騒もいつの間にか収まっており、駒王町が襲撃された時のような野戦病院じみた喧噪もない。

それもあってか、病院の硬いベッドではあるもののセージはすぐに寝入ってしまったのだ。

 

 

そして、夢の中で青い扉にたどり着くのにそう時間はかからなかった……




またヤベーイもん実装しちゃってまぁ……(これがサブタイの意図するものでもあります)
とりあえず、拙作ではオーフィスだのトライヘキサだのどうすんの、って問いに対する
アンサーも兼ねてのものです。
原作は(いい悪いは別として)これらは力業以外の方法でどうにかしてますが……

ただ、あのクラスを力業でどうにかするってのはそれこそ
人間界含めた全世界の被害避けられないので
そう言う意味では原作のやり方は正しいんですよね。そういう意味では。

>ディーン・レヴ
今回見せた挙動は既にディス・レヴのそれに近いです。
これ未だによくわからんのですよね、後継機のディス・レヴは類似品出る程度には有名なのに。

……OGでアンサー出してもらえるといいんですけど、昨今の情勢見るに期待薄ですね……

しかもセージ自身もよく見るとディス・レヴ(或いはリチュオルコンバーター)らしい事やってるし。

形状については炎状の石みたいなものを思っていただければ。
これは「ディーンの火」からの連想ですが。

>アキシオン・バスター
原作では単体攻撃だったけど拙作ではALL攻撃に。
ディストラのメス・アッシャーがALL攻撃かつエフェクトがアキシオン・バスターを踏襲してるっぽい(と言うかエメト・アッシャーとの混成?)ので
もしかするとメス・アッシャーかも。

フリッケンが危惧してる通り燃費問題で使えたもんじゃないですが。
立ち位置としては「ゴースト」最序盤で記録した滅びの力みたいなもの。

>凰蓮軍曹
お怒りはごもっともですが、原作でロックシード暴走させたあんたが言うな、って部分も。
こちらブラーボの使い方を虚憶(?)で学習したのにすっかり抜け落ちてます。
まあユーゼスもそんなようなもんでしたし。
因みに、課題出す程度にはセージに期待してます。

>病院の検査
ロックシード治療の結果の検査も兼ねてですが、実はセージは入院中寝たきり状態だったので
検査らしい検査は受けてませんでした。故にへとへと。


次回またあの部屋の出番かも。


※19/12/27編集
二重表現があったため訂正。

パーソナル転送システム(ゲシュペンスト)と戦極ドライバー(黒影)、使うならどっち?

  • パーソナル転送システム(ゲシュペンスト)
  • 戦極ドライバー(黒影)

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