輝くガールズバンド達との高校生活   作:リュグナー

17 / 26

大変遅くなりました、申し訳ないです……。

ということで今回は前編と後編に分けて更新したいと思います。


第16話「spaceライブと勇気ある一歩」前編

レコーディングが終わった次の日。妙にスッキリとした頭で朝を迎えた。ベットから起き上がり、カーテンを開け太陽の光を浴びた。

 

「久しぶりに良い朝だなー」

 

背筋を伸ばし、伸びをしながらカレンダーを見る。今日の日付には赤マルがついていた。

 

『spaceライブ 香澄、有咲と一緒に観に行く』

 

そうだったなと思いつつ、時計を見る。そこにはデジタル表示された時間があった。

 

【11:47】

 

………。

目をこすり、もう一度見てみる。

 

【11:48】

 

壊れてはないみたいだ。

……じゃなくて、もしかして寝坊した?

 

 

今日の集合時間は12時だったような気がする……。

とりあえず、香澄に連絡しておこう。

そう思い、メッセージアプリを開くと何通かメッセージが届いていた。

 

香澄「悠せんぱーい、おっはよーございまーす!」

香澄「あれ?もしかしてまだ寝てますか?」

香澄「先輩?」

香澄「起きたら連絡してくださいね」

香澄「今から有咲と一緒に先輩の家に行きます!」

香澄「もうすぐ着きますよ」

 

 

やっぱり……。

とりあえず、着替えておこう。

 

 

 

〈香澄・有咲サイド〉

 

「ねぇねぇ、有咲ー。玄関のカギあいてるよ?」

「か、香澄!そこは普通インターホン鳴らすだろ!」

「おっ邪魔しまーす!」

「待てよ、香澄!」

 

「ふむふむ、なかなか綺麗ですね、有咲クン」

「そーだな……って、ちげーよ!」

「先輩の部屋はこっちかな?」

「待てって!ストップ、ストップ!」

 

「着いた、ここが先輩の…部屋…!」

「……もうどうにでもなれ」

「有咲、3、2、1でいくよ」

「へっ?」

「いっくよー、3…2…1…!」

「え、あ、おい!」

「GO!……って、うわっ!?」

「だ、大丈夫か!香澄!?」

 

 

 

〈悠サイド〉

 

あれ?もしかして勝手に入って来ちゃった?

……そういえば有咲の時もそうだったよな。

 

「3…2…」

 

入ってくるタイミングでドアを開けて驚かせてやるか…。

 

「1…!」

 

今だ!

 

扉が開くと香澄がバランスを崩したのかこっちに倒れ込んできた。

……目の前で人が倒れると少し罪悪感があるな。

 

「痛いです……」

「大丈夫か?」

「痛いこと以外は大丈夫です……」

「えっと…ごめんな香澄」

「謝んなくて良いよ、悠。コイツがアホなことしただけだから」

「有咲……」

「それにほら、もう元気だぞコイツ」

「先輩!早くライブ観に行きましょう!」

「…な」

「ったく、慌てなくてもライブは逃げねーよ」

 

まったく、最近は退屈しなくて良いな。

 

「ほら、先輩早く!先輩が寝坊したから時間がギリギリなんですよ!」

 

……そうだったな。

 

「わかった、わかったから引っ張るな!」

 

 

 

〈SPACE〉

 

「へへー、とうちゃーく」

「香澄、はしゃぎすぎるなよー」

「わかってるよ、有咲ー」

「ぜってーわかってねぇ……」

「先輩?どうかしたんですか?」

「ん?あ、いや、なんでもない」

「…………。」

「どうした、有咲?」

「なんでもねー……」

「……?」

 

俺たちは受付を済ませ、観客席へと向かった。

 

さっきスタッフたちを見ていたが、どこか様子がおかしかったような気がする。さっき連絡を取ってたスタッフもいたが……もしかしたら……。でも、俺の出る幕はないだろうけどな。

 

「あ、悠。またライブ観に来てくれたんだ」

「花、まぁな。……ところで少しトラブってるみたいだな」

「うん…。グリグリがまだ来てないんだ。台風の影響で間に合うかわからないって……」

「……そうか。花」

「何?」

「久しぶりにギターを一緒に弾いてみるのもいいかもな」

「?……!ふふっ。確かに、久しぶりにセッションしようか」

「あの曲でいいか?」

「いいね。私たちの憧れのギタリストから教えてもらったあの曲」

「飲んだっくれの落ちぶれたベーシストだったけどな」

「あの人が教えてくれた言葉」

「覚えてるよ」

「「In the name of BanG_Dream!Yes!BanG_Dream!」」

 

BanG_Dreamの名のもとに夢を撃ち抜け!

 

俺と花の憧れの人が教えてくれた言葉。それととある曲のメロディ。歌詞はまだ無い。

 

「また後でな、花」

「うん、また後で」

 

 

つい、花と話し込んでしまった。香澄と有咲からジーっと視線を感じる。しかし、どこか上の空のような……。

 

「BanG_ Dream……」

「どうしてその言葉を……」

 

悪いけど、今はライブに集中してもらうか。

 

「香澄、有咲。もうすぐライブ始まるぞ」

「へ?あ、はい!」

「あ?……おう」

 

 

会場全体の明かりが消え、ステージにライトがアップされる。そして、ライブが始まった。

 

 





小説版の方の設定も少し入れるようにしたいと思い、こういった感じになりました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。