輝くガールズバンド達との高校生活   作:リュグナー

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すみません。
スマブラがアプデされたのでつい……。
特に好きなのが3の主人公ですね。かの有名な勇者王が声をあててくれたんですよねー。

だが、私が一番好きなファイターはアイクだ!


第19話「緊張感のない俺たち」

 

spaceでライブがあった次の日、つまり今日だ。

今日はCiRCLEでRoseliaとAfterglow、THE IRREGULARの3バンド合同のライブを控えている。

 

「あ、そういえばパスパレのライブって今日だっけ?……観に行きたかったなぁ」

 

パスパレのライブが始まるのは13時から。そして俺たちのライブが始まるのは15時からだが、集合は12時ぴったりだ。

……つまりそういうことさ。

 

それはそうと午前中は時間がある。少しでも上手く弾くためにギターを弾くかな……。

 

『ピーンポーン』

 

ん?インターホンが鳴った?誰だろ。

 

「きっさらぎ君、あーそぼ!」

「は?佐川?」

「私たちもいるよ?」

「久しぶりだね、如月!」

「倉持、それに二瀬も……急に来てどうしたんだ?」

 

確かに家の場所も前に教えて来てもいいとは言ったけど、連絡ぐらいあってもいいんじゃないかなぁ……。

 

「スマブラしよー」

「なんだ、スマブラか……はい?」

「いいから家に入れて欲しいな」

「……開いてるから入れ」

「「「お邪魔しまーす」」」

 

ライブ当日の朝にスマブラするのかよ。……友希那や紗夜にバレたら怒られるなぁ。

 

ライブ当日にいきなり家に来てスマブラしたいと言ってきたアホの娘三人をリビングに通す。

今日はあこが来るかもと思ってたからスマブラは既に準備が終わっている。

 

「ん?やる気充分じゃない?」

「……まぁ、な」

「ライブ当日の朝からゲームするなんて常識を知りなさい」

「お前には言われたくねーよ!佐川!」

「ステイステイ、まあまあ。落ち着いて」

「犬じゃねーよ……」

「じゃあ、猫?」

「とりあえずペットじゃない」

「……早く始めない?」

「だな」

 

 

スマブラはこの間アプデがあり、新ファイターが参戦した。その名も『勇者(HERO)』。必殺技の数の多さは全ファイターNo.1だ。扱いは難しいが慣れればかなり強いはずだ。

今スマブラをするならば誰かしら使うに違いないな。

 

 

〈スマブラ開始〉

 

悠「よし、じゃあ俺はいつも通りにと」

『アイク』

 

倉持「私はー、これかな?」

『パルテナ』

 

佐川「んー?うん、これがビビビってきた」

『ガノンドロフ』

 

二瀬「相性を考えると……ってなんでもない」

『カムイ(女)』

 

 

悠(いや、誰も使わんのかーい!)

 

 

3、2、1、GO!

 

スタートとともにそれぞれの行動をとる。

俺はいつも通りにスーパーアーマーに任せた天空ごり押し作戦だ。

比較的、隙の小さい空中攻撃を繰り返しながらコンボへと導く。

 

悠「空N、空N、からの天空!」

佐川「卑怯なコンボ…」

悠「うるせーな」

 

アイクの戦い方は大体こんな感じだろ?空N擦りのアイク。

なんだかんだありつつもバトルは進んでいく。

そして残った二人。

俺と二瀬だ。

ストックは俺が残り1、二瀬は残り2だ。お互いに0%の状態。

 

二瀬「勝負は戦う前から結果は決まっているものよ」

悠「1on1なら負ける気がしねぇ、かかってこいよ」

 

ここから勝つのは難しいか……。だが、まともに戦えばの話だろ?なら、まともに戦わない。

 

悠「下投げからの空N、天空!」

二瀬「ウザいのよ、そのコンボ!」

 

二瀬の苦し紛れの攻撃はその場回避やジャスガで防ぐ。埒があかないと思ったのかバックステップをする二瀬のカムイ。それをダッシュで接近からの掴み、下投げからのジャンプ、空前でバーストだ!

 

悠「うしっ!これで対等だな」

二瀬「……カウンター厨になってやる」

悠「嫌われるからやめときな」

二瀬「勝つためにはなんでもするよ、たとえカウンター厨と罵られようがね!」

悠「かっこいいけどかっこよくないな!そのセリフ!」

 

俺の持ち前の回避能力で攻撃を避け続ける。回避しながら崖際に誘導していく。

 

倉持「あっ、もしかして……」

佐川「言っちゃダメだよ、リーダー」

倉持「そ、そう…だね……。可哀想……」

 

崖際まで追い詰めた俺はカムイを掴み、下投げする。からのー、天空じゃい!

 

悠「一発逆転の天空だ!」

二瀬「ズルよ、ズルだよね!」

悠「……ふっ、勝つためにはなんでもするさ。たとえ、天空厨と罵られようがね…!」

二瀬「セリフをパクんないでよ!」

 

 

〜2戦目〜

 

悠「仕方ないな、コイツで」

『勇者』

 

倉持「えー?勇者かー。これにしよ」

『ジョーカー』

 

佐川「新ファイター使うんだ、二人とも。私は…うん、決めた」

『フォックス』

 

二瀬「なぁんだ、了解。じゃあコレかな?」

『ブラックピット』

 

 

悠「お前ら、絶対手組むつもりだろ」

倉持「違うよ」

佐川「私たち二人だけだよ?」

二瀬「スマブラは乱闘が花のゲームなのに私が手を組むわけないでしょ」

悠「なるほどな……。下Bは乱用しないようにしよっと」

 

 

3、2、1、GO!

 

周りと距離を置きたいため、ライデインを放つ。当たったのを確認してから崖際へ逃げる。

 

倉持「ちょっ、25%!?」

 

当たった倉持の反応から勇者のことをあまり調べてないことがわかった。残りの二人も同じようだ。……リサーチ不足じゃないか?

端に逃げた俺はメラゾーマまで溜めて、コマンドを見る。

〜勇者コマンド〜

・ためる ←

・ホイミ

・マヒャド斬り

・ルーラ

 

迷わず『ためる』を選択。そしてもう一度コマンドを見る。

〜勇者コマンド〜

・ラリホー

・アストロン

・マダンテ

・バイキルド ←

 

バイキルドを選択し、攻撃力を高める。そして乱闘中の隙だらけなブラックピットの背中に横スマを当てる。

 

悠「!きた、かいしんのいちげき!」

二瀬「嘘!?まだ10%だったのに……」

 

バイギルドとためるのコンボ、そして1/8の確率で出るクリティカルヒット。これだけ条件が揃えば0%からでも一撃だろ。

まぁ、これだけ暴れてたら狙われるのは当然のことだ。あっという間に撃墜寸前まで追い込まれたがしかし、勇者にはこれを好機に変えるコマンドが存在する。

〜勇者コマンド〜

・メガンテ ←

・ルーラ

・マダンテ

・イオ

 

悠「まとめて吹き飛ばす」

倉持、佐川、二瀬「!?そんな!」

 

残りストック1の俺と同じく残りストック1の佐川。タイマンに持って来たらあとはコッチのもんだ。

メラゾーマまで溜めて佐川が操るフォックスへと近づく。……今だ!

 

悠「掴みからの下投げ、空前からのメラゾーマ!」

佐川「58%だって!?やばいかも」

 

一連のコンボを決めた俺は後ろに下がり、またもやメラゾーマまで溜める。

フォックスがダッシュ攻撃をしてきたところを緊急回避で避け、ジャンプして降下中に空上を当て、もう一度ジャンプをしてメラゾーマ!

 

悠「ふっ、決まったな」

 

メラゾーマが当たった瞬間に確定演出が出て、佐川の操るフォックスはバーストされた。

 

佐川「確定コンボはセコイよ」

悠「当てるの結構難しいぞ?MPも把握しないといけないしな…」

二瀬「あれ?ザキやザラキは使わないの?」

悠「あれを使うぐらいならメラゾーマの方が早い」

倉持「なるほどね……。あ、思い出した!」

悠「っ!びっくりしたー。なんだよ?」

倉持「私たち、今日ライブ」

悠「知ってる」

佐川「あ、ホントだ」

二瀬「すっかり忘れてたわ」

悠「お前らバカだろ」

倉持「とりあえず私たち、帰るね。ライブに遅れないでよね」

悠「お前には言われたくないな」

佐川「じゃあ私も帰る。お昼ちゃんと食べてから来てねー」

悠「うるせー。お前は俺の母さんか」

二瀬「……私としたことが。まさかコイツらと同じバカなことをするなんて……!」

悠「はいはい、とりあえず帰れよ」

 

 

三人はとりあえず家に帰った。

いや、マジで何しに来たんだよ。ライブあること忘れるか?

 

「ダメだ。俺も早く準備しないと」

「じゃーん!悠にぃ!一緒にCiRCLEいこ……う、よ」

「ん?どうした、あこ?」

「悠にぃ!早く服着て!!」

「お、おう。あとシャツ着るだけだし……」

「だ、か、ら、早く!」

「わかった、わかったから」

 

上半身くらいでそんな騒がなくてもいいのに……。

 

「悠君、あこちゃんが困ってたよね?」

「り、燐子……!」

「ふふっ、……なぁーんてね?」

「燐子……」

「それより、もう時間だよ?早く行こ?」

「了解、姫様。あこ姫、時間が来たようだ」

「うむ、時は満ちた。いざ参らん、えっと……我らの始まりの地へ!」

 

Roseliaの姫君たちは少々お茶目なところがあるようだ。

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