輝くガールズバンド達との高校生活   作:リュグナー

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ふっ、やっちまったZE☆
後悔はしてない!





第8話「やっぱりスマブラは大人数でやるべきだな」

 

今日は土曜日!つまり、学校が休みである。

 

「今日は何をして過ごそうかなー」

 

ゲームか練習スタジオに行くか、それとも誰かを誘ってどこかに行くか……。

 

「ん?『リネ』に巴からチャットが来てる」

 

えーと、なになに?

 

巴「今日暇か?」

悠「おう、一日中暇だ」

巴「ならさ、家に来ないか?あこも来て欲しいって言ってるんだ」

悠「OK、何時に行けばいい?」

巴「あこが「今から来て!」だって」

悠「わかった、んじゃ今、行く」

巴「昼飯はこっちで用意するからな」

悠「了解」

 

今日の予定が埋まってしまったな。さっさと着替えて行くか。

 

 

〈宇田川家〉

 

『ピンポーン』

 

「巴ー、俺だ」

「悠、今開ける」

 

玄関のドアが開いて、巴が出迎えてくれた。

 

「ごめんな、急に来てもらって」

「別に良いよ、暇だったし」

「そっか、なら良かった」

 

リビングに入るとあこが待っていた。

 

「我が眷属よ、我の召喚によくぞ応じた」

「誰が眷属だ」

「こら、あこ!」

「冗談だよー…。悠にぃ、いらっしゃい!」

「おう、あこ。元気にしてたか?」

「あこはちょー元気!」

「そうか、んで今日は何をするんだ?」

「えーとね、この前のリベンジ!」

「この前のってことは…スマブラか」

「あこはお姉ちゃんと特訓したから強くなってるよ?」

「強くなるのはあこだけだといつから勘違いしていた?」

「ま、まさか悠にぃ……!」

「そうだ、俺も特訓をして強くなっているのだ…!」

「あー、あこ?悠?その辺でストップな」

「えー?これからが良いとこなのにー」

「そうだぞ、巴。これからが良いとこなんだ」

「……悠がボケにまわるとツッコミきれない」

「悠にぃ、スマブラしよ?」

「じゃ、用意するか」

「アタシも後から入るから」

「わかった」

 

テレビに繋げてスマブラsp を起動する。

こうなることがわかっていたから家から自分のコントローラーを持ってきていた。

 

「あこはー、クラウド使うね」

「んじゃ俺はクロムな」

「ふっふーん。悠にぃのクロムなんてボコボコにするんだからね」

「へー、出来るかな?」

「むー」

 

あこ可愛い。

 

 

3、2、1、GO!

 

1対1の真剣勝負。

ルールはアイテムなし、ストック3の終点化。

 

「先手必勝だよ!」

「残念だったな」

 

クラウドが開幕ダッシュをしてきたから天空擬きでクラウドを切り上げる。

 

「あ!」

 

地面に落ちたクラウドをダッシュ攻撃。

そのまま走って空中前攻撃を当てる。

 

「ふ、復帰しなきゃ!」

 

クラウドが上Bで復帰してきたところをメテオ!

 

「嘘ー!」

 

クラウドのストックは1減った。

 

「ふっ」

 

画面の中のクロムにアピールをさせる。

『俺は負けん!』

 

「うー!ムカつくー!」

「まだまだこれからだ」

 

あこが操作するクラウドは少しずつ動きが大胆になってくる。

 

「当たれー!」

 

対する俺は避けまくる。

そしてクラウドをステージの端まで誘導する。

 

「あこ、ごめんな」

「はえ?」

 

『残念だったな!』

クロムの天空擬きに巻き込まれてクラウドは落ちていった。あー、もう天空で良いや。

 

「……」

 

クラウドが戻ってきた。

対する俺はノーダメージ。

あこは諦めたのかクラウドをステージから降りて自滅をしようとした。

 

「すまん、あこ」

 

ステージから降りていたクラウドにクロムの天空を当て、確定演出が出てクラウドは落ちていった。

 

『クロム!』

『俺の勝ちだ!』

 

「…………」

「あー、あこ?」

「……悠にぃ…?」

「お、おう」

「悔しいから次、勝つから」

「そ、そっか」

 

次にあこが選んだのは皆大好きガノンドロフだ。対する俺は格闘タイプのファイターだ。ちなみに技は

B→鉄球投げ

B上→かかと落とし

B横→熱血ドロップキック

B下→落下ヘッドバット

B上とB下にはメテオ判定がある。まぁ、天空と同じ感じに使えるということだ。

 

3、2、1、GO!

 

開幕からガノンドロフの魔人脚が飛んでくる。避ける。そのあと横スマを当てるとガノンドロフは少し飛ばされる。あとは鉄球を投げるだけ。あ、ガノンドロフ落ちた。

 

「……」

 

戻ってきたガノンドロフは今度はダッシュ攻撃や空中攻撃を仕掛けてくる…が大振りな攻撃は避けやすいから避ける。あ、ガノンドロフがステージからはみ出してる。

今だ!必殺、かかと落とし!

メテオが当たりガノンドロフが落ちていった。

 

「……」

 

ガノンドロフは戻ってきたがそのまま直ぐに自滅しに行った…がやっぱり最後は確定演出を出して終わらせたい俺の気持ちがガノンドロフに追い打ちを当てに行った。

B下、頭から落下していったファイターにガノンドロフは当たり、確定演出が出てガノンドロフは落ちていった。

 

『MY、BLOWER!』

猫スーツとクマの頭を被ったふざけた格好のやつがポーズを取っている。

 

「…………」

「あこ、やりすぎた。ごめん」

「…………」

「あこ!ホントごめん!」

「……つーん」

「……可愛いな」

「ほえ?」

「もー見てらんねぇ!アタシが相手だ!」

「巴……無理だろ?」

「なっ!それはそうだけど……!」

「お姉ちゃん……もういいよ」

「あ、あこ!」

「だって勝てそうにないもん…」

「っく!悠!お前なぁ!」

「まぁ、待て巴」

「いいや、待たない」

「悠にぃ…あこの特訓に付き合って!」

「わかった。あこをもっと強くしてやる」

「うん!りんりんに勝ちたいし」

「あー、燐子か…」

「悠にぃはりんりんに勝てるの?」

「勝率で言うと6割だから…一応は勝ってる」

「りんりん、そんなに強いんだね」

「ホントそれな」

「あれ?お姉ちゃんどうしたの?」

「あー、いや、なんでもないぞ。あはは…」

「…?変なお姉ちゃん」

「………ちょっと休んでくる」

「わかった」

 

結局、巴は部屋から出て来なかった。昼飯はあこが炒飯を食べたいと言ったので炒飯を作って食べた。美味しかった。

 

あこの特訓は昼からも続き、結果、俺が油断すると負けそうになるぐらいには強くなった。

 

 

「あこねー、ドラムやってるんだけど」

「けど?」

「友希那がバンドメンバー探してるって聞いたから頼みに行ったんだー」

「で、断られたのか」

「うん、2番目だと言っていた人に興味はないって言われたの……。お姉ちゃんが一番凄いドラマーだって思ってちゃダメなのかな?お姉ちゃんを目標にするはダメなのかな?」

「ダメなわけあるか」

「じゃあ、なんで友希那に断られたの!」

「あこはまだ友希那に演奏を聴いてもらってないだろ?」

「そうだよ」

「なら当たり前だ。あこのドラムで友希那にメンバーに入れたいと思わせたら良いんじゃないか?」

「そっか!ありがとう悠にぃ。あこ、頑張る!」

「おう」

 

あこの頭を撫でるとあこは嬉しそうに目を細めた。

 

「悠にぃ」

「ん?」

「あこ、悠にぃのこと好き」

「そっか、俺もあこが好きだぞ」

「悠にぃ…えへへ」

 

巴が過保護になる理由もわかる。あこは可愛い。妹にしたい。

と、もうこんな時間か。

 

「ごめんな、あこ。俺もう帰らないと」

「もうそんな時間なんだ、悠にぃ、また遊ぼ」

「おう、またな」

 

 

宇田川家を出て家に帰った。

いつの間にあこが友希那と会ってたんだろ?あこが会ったということは燐子もかな?案外、友希那にはカリスマ性でもあるのかもしれないな。皆、引き寄せられるかのように集まっていく。もしかしたら香澄や弦巻こころにもあるかもしれない……考えすぎかな?

 

 

まぁ、明日は日曜日だし、ゆっくり過ごすかー。

 

 




不快にさせてしまっていたらごめんなさい。
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