海斗視点でお送りします
意見をいただいたので試しにいつもと書き方を変えてみました、よければ感想よろしくお願いします
しばらくは最低です!最低ですと言われながらもきちんと恋の護衛をしていたが今日は休暇をもらおう、そう自主的にな!
「というわけであいつの家に行くのをすっぽかして今は珍しくなった本屋にいくか」
尊は律儀に希望の護衛をしている、あいつ俺と尊の奴を芸人かなんかと勘違いしている節があるな、今度思い知らせてやる
すっかり元の時代より減った本屋を見つけ立ち読みをしようと思ったら運が悪く源蔵のおっさんを見つけてしまった
見つからないようそーっと移動していると向こうが見つけてしまったようで
「貴様か、こんな時間に何をやっている」
「本を読みにきた」
俺は何もないと言わんばかりに素直に自然に答えておいた
「ほう、本を読みにきただけか、なるほど.....ふざけるな!」
突然切れやがって相変わらず短気なおっさんだな
だが呆れている俺に対しまだおっさんは怒っている
「貴様は少しは反省したのかと思いきやちっとも反省しておらんな」
「なにいってやがんだ、おっさん。俺がいつこっちにきてターザンごっこや皿投げ、壺サッカーをやったっていうんだ、恐ろしいほどの成長だろ」
俺は素晴らしい成長だと自負して
「代わりにフォークでダーツを始めて部屋の壁を穴だらけにしたり神崎先生が寝ている間にバットにして素振りをしたりしていたがな」
どうやら対して変わっていなかったようだ
そこからおっさんは諦めたのか黙ったので二人で2時間ほど本を読んでいると
「見つけました、最低な人!約束くらい守ってください!」
俺の護衛対象者がわざわざ探しにきたようだ、だが俺の行動を読むとはやるな
「あなたが無類の本好きだと言うことくらいあなたを知っているなら大抵知っています、大河内代表が呼んでいますからはやくきてください」
こちらが話していないのに心を読むな、どいつもこいつも読心術マスターしやがって
「というわけで見つかっちまったからまたあとでな、源蔵のおっさん」
「ふん、今日この本を買って帰るが貴様も読むか」
「おう、ありがたく借りるな」
こうしておっさんと別れを告げ恋と共にカジノへと向かっていた
最初のうちは無言だったが恋はきになることがあるらしく
「ところで海斗さん、あなた方が住んでいた地上はどんなところだったんですか?」
これを言われて始めて今までこの話をしていないことを思い出した
「そういうのは尊や雷太、源蔵のおっさんに聞きな、麦蔵のおっちゃん辺りに協力を仰げば一発だろ」
特に尊なんか権力には弱いからペラペラと話しそうだ
「いえ、初めてあった時に尊さんがおっしゃっていた人殺しっていうのは、、」
なるほど、遠回しに聞きたいことを聞こうとしていた訳か、だがまだ聞かせるときじゃねーな
「さぁな、想像に任せる」
こういっておけば普通好意的に人間は解釈するはずだろう
「やっぱり人殺しだったんですか、、」
「待て恋、お前の中で俺はどんな扱いになってんだよ」
すると恋はまるで聞き返されたのが不思議なように首を傾げ
「むしろ海斗さんのどこに疑わない要素があるんですか、昨日のスロットをパンチして破壊した時は本気で怒っていましたよ代表」
どうやらこのままだと本気で麦蔵のおっさんを怒らせてしまうようだ
結局俺がうやむやにしたままカジノへとたどり着いた
おっさんが物凄いガンを飛ばしてくるからこっちも返してやることにする
「.......」
バシッと景気のいい音で叩かれ振り返ると恋がアイコンタクトで
「早く謝ってください」と伝えてきた、さすがの俺もわざとふざけることなくちゃんとおっさんに謝ることにする
「悪いな、本読んでたら遅れた」
面倒だから正直にいってやった
ん、なんであんな青筋たててんだ?
「いい加減にしろよクソガキ」
「おう!?」
ちょっと怒鳴られてびっくりしちまっただろ突然でかい声あげるなよ
「希望がお前を呼んでいる、はやくくるようにと携帯に連絡までいれたんだぞ」
「なんだと?携帯なんて...」
一度もポケットから出していないので洗濯したかなくしたかのどちらかだな
「ちっ、お前は処分できんからたちが悪い、さっさと希望のとこにいけ」
「悪かったなおっさん」
そういって俺は恋を連れてカジノの奥にあるスペースにいる希望と尊のところにやってきた
「あ、やっときてくれたね」
「貴様相変わらず適当だな、お前がただの人間なら既に消されていたところだぞ」
希望は今日はどんな風に楽しませてくれるのかという目をいつもはしている、だが今日は目に少し陰りが入っていた
「ちょっと恋を頼む」
「なんだと?」
戸惑う尊に恋を押し付け希望を連れて少し離れる
「で?言いたいことはなんだ。言っとくが俺にお前程度の嘘が通じると思うなよ」
先に警告しておけばスムーズに話が進むだろう
「参ったな、少したったら話そうと思っていたのに」
希望は悩みの内容を話し始めた
「最近、友達の凛ちゃんが悩んでるみたいで秀隆くんっていう特務官が悩みを解決しようと頑張ってるみたいなんだけど私には教えてくれなくて...それで海斗くんなら解決してくれるんじゃないかなって」
...俺は人の悩みをいちいち聞いて助けてやるような人ができたやつじゃない、それをまだこいつは分かっていないんだ
「なんで俺なんだよ」
理由くらいは聞いてやる、すると当然とばかりに
「海斗くんってなんでもやってくれそうな雰囲気があるんだよね」
ニコニコしながら言ってくる、こいつ将来はこういう交渉が向いてんじゃねーのか
「で?その凛ってやつはどんなやつだ」
俺が動いてやろうと思うんだからな、こういうのを不思議な魅力っていうんだろう
その日はそれ以降特に対したこともなく終わった、ただ源蔵のおっさんに借りた本がなかなかに面白かった
次の日の朝、だいたい適当に伝えて恋の護衛は雷太に任せてきた、恋は誰かを嫌うような奴じゃないが雷太のあの臭いと絡みの面倒臭さの二重臭に耐えられるかだけは不安だ
今、俺は希望、尊、そして高坂に連れてもらいホープタウンにいっている
「はぁん、こりゃ対したもんだな」
俺の記憶にあるより電車の内装がしっかりとしている
「お前が乗ったのは電車じゃない!汽車だ!」
尊が損なことをいってくるが知識としちゃ分かっているが俺としては対して変わりゃしねーよ
「快適になったことに違いはねーからいいんだよ」
「貴様のような貧乏人はそもそも電車すら場違いだったほどなのに..」
俺は無言で尊の頭と口を押さえつけ希望と高坂に話を振る
「お前らはしょっちゅう言ってるみたいだが初めていったら驚くもんなのか?」
「多分びっくりすると思うよ、ドリームにはないものがあるからね」
「そういえば朝霧くんはまだ聞いたことがなかったんでしたか」
希望と高坂がそれぞれ答える
「いや、確か大きさが向こうのが大きいってのと自然が多いのは聞いたな」
「その二つしか知らないなら多分とっても驚くと思うよ、それに向こうのほうがアンドロイドとかの発展が凄いし」
昔に亜希子さんからロボットの本借りたことを思い出した、今では俺の数少ない趣味になっている
「向こうで簡易ロボットを作ったりするものが買えたりしないのか?」
気になるので高坂に尋ねることにした
「うーん、技術の漏洩は防ぎたいところだからね、規制緩和が実行されるまでは無理だと思うよ」
どうやら簡単なものでも厳しいらしい
「ドリームのでいいなら紹介しようか?」
高坂からこんな提案がきた、こいつ面白くない尊みたいな奴かと思ったらいい奴だな
チョンチョン、軽く希望が続いてきたのでみると希望は
「海斗くん、尊くんのこと忘れてる!」
しまったな、手元には白目を向いた尊が転がっていた
ステーションにつくとまるで本物みたいな空が天井を覆っていた
「こいつはすごいな、、」
俺は自分で口にしたとは思えないほど素直な感想が口からでた
「では、僕は竹内特務官との話があるのでこれで」
そういって俺と希望(と気絶した尊)が残された
「私こっちで秀隆くんに案内してもらったから今度は海斗くんを案内してあげるね」
「頼む、ただ尊が起きるまでの間な、俺はやることがあるからな」
「あ、そっか、、」
希望は少ししょんぼりしたように言った
「まぁ気が向いたらまたついてってやるよ」
そんなこんな話しながら歩いていると公園に連れてこられた
「なるほどな、これがこっち側の方針って訳か」
確かに地上時代と比べても大規模な緑の多い公園だ、川がないのが実に残念だ
「よーし、海斗くん。これで遊ぼうよ」
お前たちには見えないかもしれないがここにはグローブが二つとボールが一つあるんだな、どちらも俺が暇つぶしに作ったもんで希望が欲しいといったのでくれてやった
「は、俺は例え女子供だろうとどんなことにも容赦しねぇ!」
「か、海斗くん、気合が少し怖いよ」
「お前は身長、胸の大きさ、髪型で特徴が乏しい、しいていうならみてくれがいいくらいしかモブキャラと差はない」
「モブキャラっていうのがよくわからないんだけど」
なんで顔が赤くなってんのかさっぱりだ
「つまり地味なんだよ」
「海斗くんは結構ひどいこというね」
まぁ顔の色も戻ったとこで続ける
「無駄に生意気でどうせいじりやすい方が俺より話しやすいだろ、尊とか」
「でも、不思議だね。海斗くんって話したくなるんだよ」
「よくわからねーな」
こんな発言をしながらキャッチボールを続けた
1時間ほど遊んだあとだらっと並んで横になっていると
「ん?ここはどこだ?麗華お嬢様に縛って足で虐めてもらうところだったのに、、夢か」
こいつしばらく麗華似合ってないから昔より症状が悪化していやがる
「おい、尊。お前は護衛なのに電車の中で居眠りをしていたんだ、俺がいたからよかったものの誰もいなかったらどうする気だ」
「す、すまない。まさか海斗に助けられるとはな」
尊を丸め込んでやったと思っていると
「でも海斗くんが口を塞いだせいだよね、尊くんが気絶しちゃったのって」
「貴様、また僕を騙したな!」
「小さいこと気にしてるからアソコも小さいんだ」
「アソコの話は関係ないだろ!お前のと比較したらぼくのはちいさいだけだ!日本男児の中ではぼくのは標準なんだ」
「なにいってんだ尊、俺は器の話をしていたんだ、なんの話してんだよ」
「尊くん、最低だね」
尊や希望をその後もいじって遊んでいたがそろそろ時間だ
「希望、俺は仕方がねーから今回はやってやる、だから約束はちゃんと守れよ」
「うん、私は海斗くんと違ってきちんと約束が守れるからね」
顔をなぜか赤らめていう希望
「貴様、希望さまとなにを約束している!」
尊が噛み付いてきたが面倒なので黙って去る
俺と希望の約束、俺がやるべきことは、、このテレビ局にいるはずの水野 凛というアイドルを守って欲しいらしい、おっさんから外泊許可もでている、今日明日で活躍がなかったら無理な話だがまぁ偶然ってのにかけてみてもいいだろう、守るってなにから守るのかしらねーがいい退屈しのぎだ
そうこうしているうちに先ほど希望から聞いた消灯時間が近づいてきている
「聞いてた時間と違うな、っと」
電話のランプがついたのでとる
「俺だ」
「詐欺だね」
「お前は携帯にかけてもおれおれ詐欺に会うのか」
「冗談だってば、実は凛ちゃんはやくあがったみたいで今公園にいるんだ」
ちっ内心したうちをする、おそらく違う道を通って行ったのだろう、顔は叩き込んである
「今秀隆くんと一緒にいるからこのまま私たちは時間だし龍也さんに合流して帰るから報告よろしくね」
ぷーぷー
俺だけこっちで居残りか、だがそれもまたおもしれぇ
少し急ぎ足で公園に戻ると水野 凛を見つけた。彼女のそばにはえーっとなんだっけか希望が言ってた男がそばにいる、今は電話しているようだ、見ているつもりなんだろうが無防備だな。近くに気配は、、もう一つか
「はぁん、ストーカーってことか」
だが流石に証拠も抑えていない奴をそのまま連行ってわけにはいかねぇからな
髭(仮名)と水野 凛は二人で家?に入って行ったようだ、近くから殺気が湧いてきている。犯人はさぞイラついているだろうな、この感じだと明日にはなにかしかけてく、つまりここで野宿か、まぁ電灯があるから眠れるだろうが一日くらい寝る必要もねーな
携帯に入っていた電子書籍を電池がなくなるまで読み続けた
時間的にはそろそろだな
次の日の朝、俺はそのまま玄関を見張っていると水野 凛が出てきた、髭の方は今回対象ではないのでそのまま追跡する
昨日の気配は途中で帰ったようだが一応気配を消して追跡する
特に付近に危険な気配が現れることもなくテレビ局にたどり着いた、さすがになにも権限がない俺が入れるわけはないので待っておくことにする
しばらく待っているとあの髭が建物の中に入って行った、そのあとすぐくらいに水野 凛がテレビ局からでてきて少し慌てた様子で移動し始めた
「ちっ」
気配を殺したまま全力で追いかける、そのせいで周りからえ?なにいまの?みたいなうっとおしい気配が向けられるが今は関係ない、水野 凛はそのまま裏路地のようなところに入って行った
「どこ?どこなの?坪っち」
確か彼女のマネージャーの名前だ、周りの人間は一通り頭に叩き込んである
「凛!昨日はあの男の家に何で泊まったんだ」
「え?なんで知って」
「凛にはぼくしかいないんだよ、なんでわからないんだ」
このマネージャーがストーカーってことか、ん?近づいている気配を感じる、髭か、あいつに任せるか?
「いや、離してつぼっち!ウソだよね」
「はぁ、はぁ、凛はぼくのものだ」
だが流石にこれ以上粘れないな
「よぉ、昼なのにお盛んだな、邪魔しない方がよかったのか?」
マネージャーは見たこともない奴の乱入で混乱している
「あの特務官ですらない、貴様は何で邪魔するんだ!」
「はっ、俺は俺がやりたいように行動する、そこに理由なんて他に必要ねぇ」
軽くボディーを決める
「グフっ誰なんだ貴様は?」
名乗る必要もないから思いついたことを適当にいってみるか
「さぁな、オーバマ•リーとでも名乗っておこうか」
もう一発少し力をいれてボディーを決めたあと首を叩いて昏倒させ念のため頭を鷲掴みにしておいた
水野 凛は驚いてはいるようだが特になんの被害にも会ってないしいいだろう
「凛、無事か!」
髭がやってきたおかげで余計な後処理は必要なさそうだ
「私は大丈夫、なんか助けられたし」
髭は俺が持っている犯人を見て
「やはり坪倉さんが犯人だったのか、、」
「最初は謝りたいってメールをもらってそれで...」
「それより彼は誰なんだ?」
話が俺に向けられる
「私もわからない、ただ不思議な感じがする」
そんな時突然頭の中に昔よくみた謎の提案がなされる
「!?」
「あの、どうかなされたんですか?」
俺は平然を装い答えておく
「俺に何か用か?」
「いえ、とても驚かれた顔をしていましたので」
「心配するな、神が今俺に無理難題を提案してくるから断ろうとしていたところだ」
「は、はぁ」
あまりにしつこいプッシュだ、こりねぇな
「乗ってやろうじゃねーか」
俺の悪ノリ体質は150年立っても変わっていないようだ
「すまない、希望の友達だったよな」
「は、はい」
「すべてお前が悪いと伝えてくれ」
俺は保険をかけて、上半身のシャツを脱ぎ頭に巻きつけ
「キエーーーーー」
奇声をあげながらステーションへとかけて行った
白い目こそされたが捕まることはなかった
電車に一人揺られ俺はドリームへと帰還し、まっすぐにカジノへ
希望が目立つとこにいたので話しかける
「今帰った」
「で、海斗くんは少しは役に立ったのかな」
「さぁな、ただやることが約束だ、報酬はもらうぞ」
「あ、そんなこと行って逃げる気だね」
「あめぇな、お前にいじられるほど俺は隙があるわけじゃねぇな」
「結構すきは多いと思うけど」
ニヤニヤしながら返してくる
「どこがだよ」
「本を読んでる時とかなにかに熱中している時は人よりすきだらけだよ」
これには流石に返せない
「まぁとりあえずなんでも一つってのが条件だったな」
「そうだね」
「おい!」
ここで今後軽々となんでもなんて言葉を使わせないようにするのは簡単だが今はこの時代の歴史書が欲しい
「じゃあ俺の...
「なに自然の流れで無視をしている!貴様希望さまになにをするつもりだー!」
突然さっきまで静かだった尊が割り込んできた
「貴様がまともな活躍をして報告するなら邪魔をするまいと思ったが希望さまに魔の手を伸ばすとは容赦はせん、倉屋敷お嬢様、麗華お嬢様にてを出しただけでなく希望さまにまでてをつけようというのか!」
「勝手に勘違いして暴走すんな尊」
希望が俺の裾を引っ張って
「ねえねえ尊くんはお願いをなんだと思ったの?」
と訪ねてきたので俺はきちんと
「俺がお前にエロいことをするんじゃなかと勘違いしているんだろ」
ボンっと音を立てたように赤くなった希望は
「そ、そ、そ、そうなの!?でも私には龍也さんがいるから」
「お前も勝手に話を膨らませるな、この変態の妄想だ」
「なんだと、貴様!」
俺は無視して続ける
「希望への頼みごとってのは俺の手持ちじゃ買えない本を買ってくれってことだよ」
「は、はは、ちょっと焦っちゃったよ...そんなことならいいよ」
まだ戻りきらない赤らんだ顔だがいつものようにニッコリと笑って返してきた
一方その頃雷太を護衛につけられた恋は初日に謎のめまいでしばらく休暇をとるという
「まるでぼくのせいみたいなんだな!」
うーん、よくわかんね(笑)