レミニセンス《暁の遺産》   作:暇人s

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オリ回秀隆編ですがちょいと話がつながるようにしています、次回でオリ回が終わりで本編に戻ります


平和な日常

海斗達と離れて俺たちはまだそこまでここに詳しくない彩さん、ドリームの恋さん、そして尊にラモールという最近はやりのパン屋を紹介することにした

「ここが最近若い女性の間で人気なんですよ」

愛佳から聞いていたこともありここに決めたのだがまぁ昼食にはちょうどいいだろう

「ふん、考え方が実に庶民的だな。お嬢様たちがそんなものを好むわけがない」

と尊が言った直後に彩さんが

「そんなことないです。楽しみにしていますよ」

「私たちの町とはまた違った食文化があるそうでとても楽しみです、私たち一般特務官はそんなに機会があるわけではないので」

と二人とも微笑みながらいってくれたので思わずドキッとしてしまった、綺麗だよな彩さんも恋さんも

「様々な体験がお嬢様たちを成長させるからな」

相変わらず尊の翻し方は酷いなと思いつつ相変わらず面白いと俺は再認識した

 

しばらく歩きラモールが見えるとなかなかに人がいるようだ、さすがは今話題のお店、っとそこに見知った顔を二人見つけた

「あ! センセー!久しぶりだね元気にしてた」

「あ、兄さんですか」

愛佳と秋だ、仲良くなったと聞いてはいたが一緒に休日ここにきているとは

「あれセンセー後ろの人たちは?もしかしてダブルデート?」

茶化したような口調だがどこか少し寂しそうな声が混じる

「いや、一人は特務官仲間の妹さんであとの二人はドリームタウンからの客人だ。今はその特務官仲間の麗華さんに頼まれて二人を彩さんに手伝ってもらって案内しているんだ」

だいたいは本当のことだから問題はないだろう

「そうだよ、愛佳。どちらも綺麗な女性なんだから兄さんとプライベートの接点があるわけないでしょ」

我が妹が俺のことを普段どうみているか気になる一言だ

「それもそうだね!」

本当に愛佳が嬉しそうにいうからなんか余計にしょげてしまった、いいよ、どうせ俺なんて....

「そ、そんなことないですよ?秀隆さんはとてもいい男性だと思います」

彩さんがフォローしてくれてほんの少しだけ立ち直った

「全くだ、海斗に比べたら秀隆だって十分ましな男だ、もっとも僕には遠く及ばないがな」

尊はフォローのつもりはなかったようだ

恋さんは特になにも言わず苦笑いしていた、、

「お、俺そんなにメンタル強いわけじゃないんだぞ!」

実際精神病んでるしというと

「無駄にしつこいことだけが兄さんの長所じゃないですか」

と秋に返され心が折れた

「ご、ごほん、、まぁ俺たちもここで食べるからいまから並ぶさ」

そういって秋と離れようと試みたが案の定愛佳が

「ねぇセンセー一緒に食べようよ!」

と誘ってくる、だが並んでいる以上割り込みになると言い訳をすれば大丈夫だろうと思ったら俺たちの後ろは数人でその人たちがこぞって俺たちに譲ってしまった。人は優しい心を持ってるな、俺涙が止まらない

「うわ、センセー何で涙目なの!?」

どうやら本当に泣きかけていたようだ

「あ、あのすいません」

「あの、ありがとうございます」

彩さんと恋さんは礼儀正しく頭を下げお礼をいい体裁のいい秋やしっかりしている愛佳も

「あの、ありがとうございます」

「ありがとうございます」

と言ったので俺と尊が少し白い目をされてしまった

 

大人数になって席があるか心配したがそれは杞憂でどうやら大人数用のテーブルもあるようで俺たちはそこに案内された、するとやはり初めて見る人が気になるようで軽く話したあと愛佳が

「片桐 愛佳です、よろしくお願いします」

秋も便乗し

「島津 秋です」

と続けそれに対し

「二階堂 彩です、片桐さんよろしくおねがいします」

「こんにちは、長谷川 恋といいます」

軽く自己紹介も入り俺たちはなんだか蚊帳の外のようだ

「なぁ尊。俺たちこのままだと本当に場違いな扱いにされないか?」

俺がそう問いかけると尊は

「なんだ貴様、僕からしたらこの程度昔良くあったことだ。どうも思うことはない」

と答えたので気になるところを聞いてみた

「そんなにお嬢様っていうのは交流が盛んだったのか?」

俺はお嬢様たちはライバル意識を持って仲はそこまで良くないものだと思っていた

「いや、いま一緒におられる方々以外は特に交流がなかったな。それさえも海斗が現れるまで滅多にないことだったくらいだ」

海斗の影響力ってのは半端ないものらしい

「僕がよくなっていたのは放置されることだ、麗華お嬢様は僕が話しかけて返事をしてくれるほうが稀だったからな」

なんというか少しどころじゃなく同情してしまった、、

俺たちがそんな話をしている間にも話は進んでいたようで年の差もあるだろうにすっかり4人とも親しくなったようだ

「それで恋さんと彩さんは好きな人とかいるんですか?」

愛佳は周りに男の俺たちがいるのにそんなことを話しだす、俺が知る限り彩さんは海斗だろうけど恋さんはどうなんだろ、誰もいないのかな

「えっと私は別に、、」

彩さんはごまかし

「え!?す、好きな男性、、ですか?」

恋さんはすごく動揺していた、こんな綺麗な人だもん、やっぱりいるよねグスン、でも気になるな

少々意識をそちらに傾けていると秋にばれてしまったようで

「兄さんが盗み聞きをしていますよ」

と言われ咄嗟に

「尊にも注意しろよ」

と返してしまった、よく考えたら尊は盗み聞きしてなかったな、謝るかと思い尊に

「すまん尊、適当なことを...」

と謝ろうとしたら

「そそそそそんなことはない!!」

めちゃくちゃ動揺していた、尊もやっぱ男だから気になるよな。こんな話近くでされても気にしないのなんて海斗くらいだろうな、、

「宮川さま、あまり礼儀正しくないですよ」

話を聞くにプリンシパルだった彩さんが告げると冷静になったようで

「す、すいません」

ボケもいれずに謝っていた、こんな話があったのにもかかわらず愛佳はまだ追求するようだ、あんな動揺されるとやはり気になるのだろう

「恋さん、恋さん。誰なんですか、写真とか持ってないんですか?」

愛佳が追求するが

「そ、そんな人いません。」

これは本当にいないかいても自覚がないパターンだろう、まぁ先ほどの動揺からみたら後者だろうな、、

「愛佳、その辺にした方がいいと思うよ?失礼になっちゃうから」

秋がフォローを入れる

「仕方がないなー、恋さん好きな人できたら教えてもらってもいいですか?」

愛佳が諦めたようでそう告げると

「わかりました、もしできたらお教えします」

丁寧な口調で恋さんはそういった

どうやら彩さんへの追求は諦めていたようだ

そこでそんな話は終わるかと思ったらまさかの尊に

「あの、宮川さんは誰かお好きな女性はいるんですか?」

と聞いてった、おい愛佳。尊みたいな堅物にそんなこといったってわかるわけ

「いいいいいいない!」

あれ?今までの中で一番わかりやすいんだが、ちょっと気になるな

「おい尊誰なんだよ?」

ちょいと追求してやる、こいつの身近な人をいえばわかるか

「恋さんか?」

目の前で聞くのもなんだがそのほうが動揺しやすい

「違うな、そんなわけないだろう僕はふんべつをわきまえている、どこかの節操なしと一緒にするな」

てことは恋さんじゃないってことか、、まさか

「麗華さんか?」

もしかしてと思い聞いてみると

「なななななんで麗華お嬢様の名前がでてくるんだ、かかか関係ない!」

わ、分かり易すぎる、やっぱ尊は親しみが持てる奴だなみていて面白い

「ねぇせんせー、その麗華さんってどんな人なの?」

そう聞かれても口で説明するのは難しそうだ

「明日また会うことになってるからきたらどうだ?同居人は多いけどな」

あの人たちの家に案内なら問題もなさそうだ、まぁ掛け合ってはみるが

「楽しそうだね、秋ちゃんと一緒にいくねせんせー」

秋がえ?っという顔をしていたがそのまま

「じゃあ私たちはこれからお店みて回るからまた明日ねせんせー」

といって連れてラモールからでていった

「全く、今の世代の女は強引だな」

尊がそういうと彩さんが

「宮川さま、差別は良くないと思います」

「いやぁ女性は素晴らしいな、僕はなんで男みたいな生き物なんだろうか」

彩さんには頭が上がらないというか基本上の人の意見ですぐ翻すな、尊。だが発言が変態みたいだ

その後俺たちはラモールをでていつもの公園へと足を運ぶ

「うわー、ここすごい綺麗な緑ですね」

ドリームタウンにあまり多くない自然をみて感慨深そうに恋さんがつぶやく

「いつみてもここは素晴らしいな、まるで地上のようだ」

地上人である尊もそんな風にいう、彩さんはどうやらきたことがあるようで

「ここ私もお気に入りの場所なんですよ、空気が澄んでいる気がしていいですよね」

そんな発言も似合うのはやはり美人の特権だろう、彩さんも恋さんも綺麗な人たちだな、海斗が羨ましい

俺たちは寝転がって静かに集合時間まで過ごした

俺たちがこうのんびりと日常を過ごしている間に海斗たちはなにやってたんだろうな

 

ガチャッ

「ただいまー」

俺がいうが中から返事は聞こえてこない、キズナは出かけているのだろうが

「あれ?アクセラ?」

奥でぼーっと立っているアクセラを見つけて声をかける

「、、、あ、秀隆さま。お出かけですか?」

今帰ってきたのにおかしなことをいう

「なにって今日朝でかけて今帰ってきたんだよ」

俺がいうと思い出したように手を打って

「あ、そうでした。秀隆さまがあまりに存在を認識したくない人間だったのですっかり忘れていました」

ここまで主人に酷いアンドロイドも珍しいというか他にいないだろう。こいつはもうすっかり大切な家族、一人の人として俺は俺たちは思っている。アクセラがいなければ家族が成り立たないほどに

そんなことを考えていると強烈な眠気に襲われた

「わり、アクセラ。今日は色々あってつかれたから早めに休む。明日の朝にでも起こしてくれ」

と俺がいうと

「かしこまりました」

とかえってきた、さっきのはやはりただぼーっとしていただけなんだろう

こうして俺は深い眠りについた




正直今回は期間が長かったのに短いです、うまくかけなかった、、、
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