仲間はルピで集めた   作:雨 唐衣

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主人公は2歳ほど年上です


彼の生きる環境は/セフィラ島

 走る。

 荘厳なる調べが吹き鳴らされる中、一人の少年が駆けていた。

 まだ年若い年齢、十代半ば過ぎのどこか幼さの残る顔つきい、色濃いブラウン色の髪を乱雑に切り揃えた少年。

 幾度にも地面を転がったのか土と砂ぼこりに、全身のあちこちから薄く血を滲ませながら苦痛の色を顔に浮かべることはない。

 跳ね飛ぶように駆ける動きに合わせて、真紅の外套が風を切るようにはためく。

 

 ――審判の時が来たれり。

 

 手に握る肉厚の刀身剣、柄も剣型すらも質素。

 大きく膨れ上がった剣は異形と呼ぶにふさわしく、幾度の衝撃に巻き上げられた大地の残骸に触れる度に火花を散らす。

 火属性の魔力を宿した剣――デルタ・モヌメン。

 

 ――汝の罪を裁かん 

 

 管楽器の荘厳なる旋律が鳴り響いた。

 少年が駆けながら天を見上げる。

 そこに異形がいた。

 それは天に浮かぶ管楽器、メビウスの如く絡まった形、白・黒・白・黒と色違いの猫たちが口をつけて喇叭(ラッパ)を吹き鳴らしている。

 一見すればそれは可愛らしい小動物のパレードにも見えるだろうが、そこから伝わる威圧感を感じて微笑ましく笑える者などいない。

 通常の生物ではない。

 星晶獣(セイショウジュウ)

 かつてこの世界には戦争があった。

 覇空戦争。

 空の世界を侵略してきた【星の民】とそれを迎撃した【空の民】による戦争。

 星晶獣とは星の民が生み出した不滅の生物兵器。

 幾ら傷を負わせようとも致命傷を与えても弱体化・休眠状態に入るだけで決して滅びることのない不滅の存在。一部の選ばれた武器でしか狩ることが出来ない、殺すことのできない究極の生物兵器。

 それの一体がこの宙に浮かび、管楽器を吹き鳴らす異形だった。

 

 ――覚醒か死か、裁きの輝きよ。

 

 深く染み渡り、魂すらも引きずり出されてしまいそうな声が"奏でられる"。

 同時に大地が、虚空が、爆ぜた。

 人間大程度の大きさならば原型も残さぬような爆発。それを真紅の外套の少年が爆ぜる数瞬前に加速し、あるいは頭を下げて、剣を握りしめたままジグザグに駆け躱す。

 管楽器の星晶獣の鳴らす喇叭。その一挙一動の数瞬前に、爆ぜる箇所が"歪む"のを観た。

 星晶獣の音は読みやすい。

 神経を集中し、肌から伝わる力のうねりに、敏感に反応しながら避ける。捌く、飛びあがるように避けて、距離を詰める。

 ただの十数歩を詰めるのに、十度は人が死ぬような攻撃を受けても少年は怯まない。

 淡々とリズムを刻み、吹き荒れる曲に乗るように避ける。

 

 ――裁きの喇叭よ鳴り響かん。

 

 空間が軋んだ。

 

「ッ!」

 

 少年の前方から景色が歪む。

 縦列するように視界が、音が、光が、色が歪んだ。

 ――連続破砕(サボンスフィア)

 眼下の大地一帯を消滅させんとばかりに甲高く喇叭が鳴き、大地が爆砕されていく。

 瞬きごとに大地が震える。

 

「――剣よ」

 

 その光景に少年が歩調を変えた。ステップを踏むような軽い足取りから、旋転し、前へ。

 前進の一歩を力強く踏み、右半身から青眼に構えたデルタ・モヌメンの刀身に素早く指をなぞらせる。

 火ッと火花が散った。目の前の視界が瞬くように。

 

「解放!!」

 

 剣心。

 燃え盛る炎の魔剣が真紅の軌跡を描いて、揺らめく空間を割断する。

 歪んだ蜃気楼を、陽炎の軌跡が塗り潰し――衝撃が剣を振り抜いた少年の左右で爆ぜた。

 左右で粉々に散った石礫が舞い上がるが、外套に阻まれて届かない。

 加速前進。

 踏み出すように燃え上がる刀身を構えて、真紅の外套が前進する。

 喇叭の音が鳴る。空間が爆ぜる、それを断つ。

 共鳴する。破滅の裁きを、破壊するように捌く。

 

「弾けろ!!」

 

 十数度目の破砕を斬り捌くと同時に轟々と燃え上がった刃を薙ぎ払う――真紅の斬焔が飛ぶ。

 刀身に蓄積、集気された剣の闘気――剣気の放出。

 炎の属性も含んだそれが空を舞う星晶獣の肌を撫で焼き、吹き鳴らしていた黒猫の一体が火達磨となって吹き飛んだ。

 ガシャンと陶器が割れるような音を響かせて、地面に落下した黒猫が灰色に砕け散る。

 

 ――!?

 

 攻撃を捌くと同時に反撃を行うカウンター。

 吹き鳴らしながら自らを強化していた星晶獣に痛手を負わせた。

 それを確認し、少年がサイドステップを踏むように横跳びに跳ねる。

 手には爛々と燃える魔剣。コォオオオと口笛を吹き鳴らすかのように息を吸う。

 土埃が舞い上がり、自らの炎で乾燥した空気にも拘らず息を吸いながら剣気を練り集める。

 剣士の息遣いというよりも東洋の武芸者が操る呼吸法に近い。

 忍者の心得も少年は積んでいる。

 武器を握る手では印を組むことは出来ないが、気を練り上げることに制限はない。

 

 ――このまま押し切れるか?

 

 まだ体力には余裕がある。

 削り合いでならば十分勝機はあると少年が思索した瞬間、手に握る魔剣が覚えのない振動を生じた。

 

 ――汝、罪在り(ギルティ)

 

 魔剣の火が消えた。蝋燭の火に水を浴びせたように消失する。

 

「?!」

 

 放出していた魔力をやめた記憶はない。

 星晶獣の力、無垢を謡う祝福の調べから、断罪を叫ぶ威圧的な旋律へと変化している。

 ギルティ。

 "審判"を名乗る星晶獣の力は己が潔白を謳い、己が罪があると認めたものに咎を被せる。

 そして、罪があると認定された存在はその纏う術式を、力を剥奪される。

 裁きの権能。

 魔法や魔導を用いた防護や増幅の力は全て無慈悲にも剥がされ、身の着のままに引きずり出されるのだ。

 これが鳴らされた状態では少年の刃は、剣の力は<審判>には届かない。

 少年の刃は、嘲るように目を細めた黒猫には届かない。

 

 ――飛来した矢が黒猫の頭を射抜く。

 

 ――上から降り注いだ火の玉が管楽器の口を吹き飛ばす。

 

 ――漆黒の奔流が獣の横腹を引き裂く。

 

 三点の破砕音が同時に鳴り響いた。

 審判が衝撃と混乱にグルグルと中空に回転する。メリーゴーラードのように猫たちが管楽器に捕まりながら、悲鳴を上げた。

 

「命・中!」

 

「よ、よかった」

 

「油断するな、まだ終わっていないぞ」

 

 幾重にも巻き上げられた土煙を裂いて、三つの人影が現れる。

 一人は少年――緑色の外套に、自然と溶け込む土色の衣装、頭に被るのは草木を用いて染色されたレンジャーベレー。

 一人は少女――褐色のローブ、とんがり帽子につけられた無数のキャンドル、絵に描いたような魔女の恰好をした緑色の目の少女。手にはピンク色の猫のぬいぐるみ。

 一人は青年――幾重にも包帯に巻かれた右手、顔、ざんばらに伸びた髪の下に輝くぎらついた琥珀の瞳、漂い溢れる魔力の迸り、擦り切れた外套から垣間見えるナイフポーチに差し込まれているのは魔封じの短剣マンダウ。

 ウェルダー、アンナ、ゼヘク。

 出身も年齢も職業もバラバラの彼らに共通するのはただ一つ。

 

「周囲の掃討は終わった!」

 

「仕留めるぞ!!」

 

「だんちょー、いけるよ!」

 

 三者の声の先、視線の先で剣を掲げた少年の仲間。騎空団のメンバーである。

 

「剣神・解放!!」

 

 円を描くように、デルタ・モヌメンの刃が閃いた。

 真紅の外套を纏う少年の意志を受けて、魔剣の魂が解放される。

 剣神解放、デルタ・モヌメンの力はその身に宿る激情の如き炎の熱。炎の如き怒涛の攻勢。

 掻き消していたはずのギルティの効果は不意打ちの攻勢によって乱れて弱体化した。

 だから。

 少年の姿はその場から火花を残して掻き消えた。

 

 ――!!

 

 体勢を立て直さんとした審判は剣の煌めきと解放に目を向けていた。

 生物兵器として残っている機能が、瞼が瞬き。

 眼前に少年の刃があった。

 一撃は燃える刃の斬り上げ。

 ――二撃は踏み台に砕かれた管楽器の薙ぎ切り。

 ――――三撃目は炎の奔流。

 三度の致命打が、閃光のように獣を切り裂き、蹂躙した。

 

「これで」

 

 少年は着地する。

 

「終わりだ」

 

 炎上する星の獣を背に、赤熱化した剣を払い、残心のままに向き直る。

 その先の獣はピシリと燃えながら凍てついたように固まり。

 

「――アーカルムシリーズ」

 

 災厄の獣に、少年は、剣聖の業を担う彼は告げる。

 

「何度でも滅ぼしてやる」

 

 そして、砕け散るように審判は爆ぜた。

 真っ白な雪のように散る。

 

 

 

 それを無言で見る顔も知れない誰かたちの気配を感じながら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 戦いは終わった。

 念のため周囲を警戒し増援がないことを確認してから剣を鞘に納める。

 そこで近寄る気配を感じた。

 

「いやあ何度戦っても星晶獣との闘いはゾクゾクしますね。サンプルが取れないのがとても悲しいですが」

 

「団長ー! もっと強い、拳でわかり合える奴はいないかー!」

 

「うるせえよフェザー。あ、終わったぞ団長」

 

「みなさ~ん、怪我はないですかー? 小鳥さんはもう周りに敵はいないっていってますし、治療をしましょう!」

 

「お酒が切れたにゃー。もう帰るにゃ~!」

 

「レディ、キャンプに戻るまで我慢を」

 

「ラムレッダ、少しは節制するべき、体は大事にする、大事」

 

「……あー吐きそう、死ぬかと思った」

 

 歩み寄る八人の男女が、ウェルダーたち三人と合流する。

 彼らは少年の仲間だった。

 

「ご苦労様、そっちのアーカルムシリーズは……どうだった?」

 

 少年が声をかけたのは、獣の耳をした年若いエルーンの少年。

 

「めっちゃ大変だったけど、また同じ奴だよ」

 

 剣を握る右手以外に、部分甲冑を付けたエルーンの少年。

 スタンは億劫そうに断言した。

 

「本物の星晶獣じゃない。分身とかだと思う、英霊って奴のいつものパターンだったし」

 

「そうか。フードの奴しか出てない?」

 

「ああ、毎度お馴染みのパターンだ。出てきやがらねえな、"例の奴ら"は」

 

 フェザーと一緒に歩いてきた金髪の少年を呼び掛けた長身の男が肩をすくめる。

 

「やっぱりもっと奥地にいくしかねえんじゃねえか?」

 

「そうにゃねー。でも結界の配置も奥に進むほど硬くなってるにゃー」

 

「奥に行けばいくほど魔物も強くなります、皆さんを過小評価するつもりはありませんが、現段階では厳しいかと」

 

 長身の男のぼやきに、空になった酒瓶を片手にしたシスター服のドラフがうげーと息を吐き、子供のような背丈の少年――ハーヴィンの男がハンカチを流れ続ける右目に当てて諫めるように言った。

 

「そうだね、パスポートチケットの期日には余裕があるけど……」

 

 調査予定の日数を頭の中で計算し、周囲の警戒を仲間に任せながら、地図を取り出す。

 広げたそこに書いてあるのは幾度となく挑戦と調査を行い書き込みを増やした内容だ。

 

 そして、調査の深度はこの一か月微々たる進行で止まっている。

 

 理由は簡単だ。

 戦力不足、この一言に過ぎる。

 

(これ以上進むことを考えるなら誰かを失いかねない。今の規模じゃあここが限界だな)

 

 12人の騎空団。

 規模としては少数精鋭と言っても過言ではない自分たちの仲間たちに文句なんてなかったが、質も当然だけど数がいる。

 この島での調査にはそれが不可欠だった。

 

「今回はここで引きあげよう。チケットの枚数も余裕がないし、残りは第二陣に任せよう」

 

「わぁい、やったにゃー!! しゃばに戻れるにゃー」

 

「やったぜ!! ぁー平和な島に戻れる!」

 

「じゃあ次はパンデモニウムだな! あっちの連中もどんだけ溜まってんのか楽しみだぜ!」

 

「まだ暴れたりねえのか、お前は」

 

 一部の戦闘狂を除いて休めると喜ぶ団員たちに、少年が苦笑する。

 この数か月ぶっ続けでこの魔境で戦い続けてたから無理もないが。

 

(そうだね、ちょうどいい機会だ。一月ぐらいは休息期間にしようかな)

 

 撤退支度を手早く済ませ、帰路をいつも通り陣形を取りながら歩きながらそう提案すると、サブリーダーでもあるハーヴィンの男が頷いた。

 

「それはいいかと。我々もなんだかんだで無理をしっぱなしでしたし、装備の更新や武芸の磨き直し、それと仲間を増やす伝手に当たりたいと思ってましたので」

 

「ってことは共闘してるところに募集をかけたほうがいいかな?」

 

「いえ。共同依頼という形や戦力としてでしたら申し分ありませんが、それはお勧め出来ませんね」

 

「ヴェリトール?」

 

 ヴェリトールと呼ばれた男は流れる涙をすっかり黒ずんだハンカチで拭うと、周囲を濡れた目で見渡した。

 

 

「この"セフィラ島"は魔境です。加えるとすれば連携の取れるメンバーでなければ全員の命が危ないでしょう」

 

 

 軽く思い返すだけでも他の島々では見ることのできない生態系。

 騎士団でもなければ討伐が不可能な大型の魔物、星晶獣に匹敵する力や凶悪さを持つ怪物。

 一癖も二癖もあるが皆場数を踏んだ騎空士だという自負すらも、打ち砕かれた地獄の如き世界。

 

「他の騎空団で完成されたチームを加えてかみ合わなければ最悪です、それぐらいなら信頼のおける仲間を増やして、育成というのもおごがましいですが、パンデモニウムや戦場で連携を磨き、呼吸を合わせていくべきかと」

 

 この意見は間違ってますか? と見上げてくるヴェリトールに、少年は首を横に振る。

 

「……いや間違ってないよ。僕も同意する、ここの攻略をするには仲間を増やしたい。でもそれは息の合った仲間じゃないと意味がない」

 

「ええ」

 

 少年の答えに、ヴェリトールが薄く微笑み。涙を瞬きで払いながら言った。

 

「幸い、私にも何名か腕の立つ知り合いに覚えがあります。一月もあれば何名か誘えると思いますよ」

 

「ありがとう、ヴェリトールの知り合いなら信頼出来るからね」

 

「ふふ、こんな変わりものですから知り合いが多いだけですよ」

 

 涙を流し続ける特異な体質に、彼は子供らしい背丈に相応しくない大人の顔を浮かべる。

 

「じゃあ、俺もちょっとバルツ帰るついでに知り合いとか声かけてみようかな……死んだ扱いになってないといいけど」

 

「うんんんん、知り合いか。師匠ぐらいしかいない……すまない」

 

「ぼ、ボク、森にいて、その、ごめんなさい……ううぅ」

 

「大丈夫だ! ジェイドにたっぷりお土産を聞かせたら、俺も手伝うぜ!」

 

「私はこの地でも使える薬の開発やレシピも頑張りますね!」

 

「僕は溜まってる魔物の研究資料をまとめようかな、このセフィラの生態系は実に興味深くてね」

 

「え、エシオ……修行する、故郷で自分を磨き直す……」

 

「俺も修行だああ!! うぉおおお!! もっと強くなって、奥に眠るまだ見ぬ強敵と分かり合いたいぜ!」

 

「うっせえやつだな、おめえは。勝手に一人でいくんじゃねえぞ?」

 

「あれ? この流れ、たっぷり飲んだくれお休みタイムしてたらダメかにゃー??」

 

 仲間たちの相変わらずの行動方針に、少年は思わず微笑んだ。

 故郷を飛び出してから数年。

 死にそうになったり、騙されたり、ひどい目に合ったり、奴隷として売られそうになったり、ドリルマシンで穴開けられそうになったり、色々あったけれど頼もしい仲間や友人たちが出来て間違いなく自分は幸運だと実感する。

 あとは探している人が見つかれば文句はないのだけど、さっぱりそちらの情報は入らない。

 思うようにはならないものだ。

 

「ああ、そうだ」

 

 くるりとヴェリトールが少年を見上げて言った。

 

 

「グラン、貴方はどうするつもりですか?」

 

 

 少年、グランは少し考えて答えた。

 

「一度ザンクティンゼルに戻ろうかな」

 

「ザンクティンゼル……?」

 

 ひょいっとぬいぐるみのカシマールを抱きかかえたアンナが小首をかしげた。

 

「僕の故郷だよ。ちょっと報告したいこともあるし」

 

 そう言いながら手紙だけは送っている妹分のことを思い出す。

 ――ジータ。

 自分を拾ってくれた義父の娘、血は繋がっていないけれど間違いなく自分の妹。

 

(そういえばもう15歳かな)

 

 彼女の父親であり、自分の義父を探して数年。

 そろそろ顔を出すにはいいころだろう。

 きっと修行もして強くなってるに違いない、本人に希望があれば騎空団に誘ってもいい。

 そんな気持ちでグランは頷いた。

 

「元気にしてるといいけど」

 

 

 

 

 

 彼は知らない。

 自分がセフィラ島に潜っている間に彼女は既に旅立っていることを。

 彼は知らない。

 独力で探してたら「おっす、空の果てでまってるぜ」 みたいな手紙がジータに届いていることを。

 彼は知らない。

 妹分が一度死んで、そのあとなんだかんだでスーパーザンクティンゼル人な勢いで、エルステ帝国の追っ手を蹴散らしながら逃亡劇を行っていることを。

 彼は知らない方がいい。

 ジータは既に自分の騎空団を結成し、凄腕の騎空士や伝説級の逸材をたくさん仲間にしていることを。

 そして、彼は知らない。

 なんか近所に住んでいた婆がとんでもなくやばい強さで、自分がいない間にジータを仕込んでいたなんて……

 

 知る由もなかったのである。

 

 

 

 

 

 




ジータはアニメ仕様です
お前も課金面に落ちるがいい
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