MAJIKOI×DRIFTERS   作:霜焼雪

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第二十幕 ハンマーソングと痛みの塔

 

 

 

「正す、だと?」

 

 

 

 ジャリッ、と草鞋が力強く地面を踏みしめる。立ち上がった紋白の上半身はふらふらとしながらも、纏う濃密な殺気と地を踏みつける足の強さには奇妙な威圧感がある。

 それを全身で感じながらも、王貴の表情は変わらない。しかし、平然としている訳ではない。紋白を蹴り飛ばした時点で、表情には既に疲労が色濃く表れている。疲労と言うよりは悲痛というのか、辛さを押し殺しているようであった。

 

 

 

「笑わせてくれるな霧夜王貴……! 固よりお前に従順になる理由なぞ、我は持ち合わせていないっ!」

 

 

 

 紋白の右手が振り上げられ、王貴の頭上に大きな斧のような形状の鋭利な武器が形成される。それは一軒家を真っ二つにしてしまいそうな程大きく、王貴一人を殺すだけならば十分過ぎる程に巨大だった。

 

 

 

「分を弁えろ!」

 

 

 

 腕が振り降ろされ、斧が飛来する。村を覆う排煙や蒸気が斧に切り裂かれて渦を生み、周囲の空気がより混濁としたものとなる。

 

 

 

「その理由とやら、生憎と(オレ)には有ってな」

 

 

 

 ガキィン! と大きな金属音を立てて、大斧が見えない何かによって阻まれる。あまりにも巨大するものが弾けた衝撃と爆音は、王貴と紋白だけでなく、その場にいる生命全ての心身に影響を及ぼす。ある者は吐き気を訴え、ある者は眩暈に寄り膝を曲げてしまう。

 未だに気絶したままの三郎はその衝撃に傷口を痛めつけられ、大きく唸り声を上げて苦しみ始める。キツがどうにかしようと何かを唱えているが、それはいい方向に作用していないようだ。

 他人のことを一切慮らない、傍若無人な一騎打ち(タイマン)。民のことを一切考慮しない神々の戦争さながら、世界が違う戦いぶりを見せつけられる。

 

 

 

「理由? いったいそれは何だと言うのだ」

 

「……今のお前にそれを説いたところで、決して伝わりはしない。断じてやろう」

 

「その態度が気に食わんのだ……! 血も繋がっていない他人の癖に!!」

 

 

 

 紋白の腕が横に払われると同時に、王貴の頭上で静止させられていた大斧が一瞬のうちに糸として分解される。その分解された糸は三日月のような形に再構築させられ、王貴の左脇腹から抉る鎌となって襲いかかった。

 

 

 

「喚くな」

 

 

 

 コツン、王貴の手の甲が鎌の腹に軽く添えられた。たったそれだけの行為で、高速で襲いかかってきた鎌がひしゃげて地面に叩きつけられてしまったではないか。乱暴に破壊された武器から伝わる衝撃が紋白の右腕に流れ込む。

 

 

 

「痛々しい」

 

 

 

 紋白に向けるその視線は、一体どのような感情が籠っていたのだろうか。怒りか、哀れみか、悲しみか、呆れか、切なさか、愛しさか。

 どれもこれもが、今の紋白に対しての軽蔑に当たる。紋白はそう捉えてしまった。

 

 

 

「……いざ相手にすると厄介だな。その、衝撃波、気の障壁とやらは」

 

「なに、まだ力を入れ切っていない。精々感謝しろ」

 

「……隙だらけの貴様に」

 

 

 

 敬意も謝意も示さん、そう呟いて紋白は右手を再び振り上げた。すると、ぐじゅり、と気味の悪い音が地面から聞こえた。チラリと視線を落とすと、王貴の足もとからトラバサミのような糸の牙が発生している。大きな口を開けて、王貴の脚を食いちぎろうと打ち震えていた。

 

 

 

「チッ――――」

 

「せぇい!!」

 

 

 

 王貴が忌々しそうに脚を振り上げた瞬間、勢いよく王貴の背後から飛び出してきた影が糸の牙を全て切り裂き、王貴の脇へ素早く戻ってきた。

 

 

 

「…………貴様」

 

 

 

 愛刀薄緑を構える義経に鋭い視線を送る。しかし、義経はその視線に籠っている敵意を受け流し、向けるべき紋白()に殺気を送っていた。

 

 

 

「君がどんな人間かは知らない。けれど、今は共闘する時だというのは分かる! 九鬼くんが信頼している人間だ、義経は全力で援助する!」

 

 

 

 ギリリ、と義経の刀を握る手に籠る力が強くなった。手に滲んだ汗が刀の束に染みこみ、通常以上の摩擦力を発生させている。それがよかったのかもしれない。義経が経験したはずのない戦場の記憶が、刀を通じて鮮明に蘇る。

 義経から発せられる気迫が鋭くはっきりと、抜身の刀の様に鍛えられていく。義経の視界に入っただけで切られてしまいそうな、圧倒的な威圧が放たれていた。

 

 

 

「あれを一人で相手取るのは難しい。義経が気を引くから確実に――――」

 

「おい」

 

 

 

 義経が一歩前に踏み出そうとしたその時、王貴は彼女の上半身を動かないように肩を掴んで固定する。下半身だけが先行して少し体勢を崩した瞬間、義経を自らに引き寄せ――――

 

 

 

 

 

 ――――右の脇腹に、乱暴な蹴りを叩きこんだ。

 

 

 

 

 

「がっ――――!?」

 

 

 

 川辺から水面に向けて平らな石を回すように投げると水を切る様に跳ねて飛んでいく、そんな懐かしい光景を彷彿とさせてしまうかのように、三度四度と地面を跳ねてはじけ飛んでいく一人の少女。あまりにも現実離れした動きのせいで、それを見るケットシーたちの感覚は麻痺してしまうことだろう。

 おおよそ人間が蹴られた反動とは思えない暴力的な扱いで吹き飛ばされた義経は、何度も何度も地面と熱烈な衝突を繰り返し、最終的には民家の残骸の中に突っ込んでしまう。

 そのありえない動きをさせた本人は一切憂慮せず、そうされて当然だと言わんばかりに少女へ殺気を向ける。

 

 

 

(オレ)を無視して話を進める、一体誰の許可を得ての行動か」

 

 

 

 ガララッ……。瓦礫の山が崩れてモゾモゾと何かが動いている、義経は命も意識を失っていなかったようだ。しかし、すぐに立ち上がらないということはダメージが深刻なのか、それとも、自分が何故蹴り飛ばされたのかを理解できていないのか。

 

 

 

「たかが剣士風情が、今(オレ)と肩を並べようと考えること自体烏滸がましい」

 

 

 

 王貴は分かりやすく苛立っていた。ただでさえ苦しみながら暴力を振るっているというのに、その場をかき乱そうとする存在に対して八つ当たりをすることはおかしなことではない。覚悟を鈍らせる存在を排他するのは当然とも言える。

 しかし、その手段があまりにも乱暴だった。一切の言葉を持ちいることなく、己が誇る一撃必殺の破壊力を誇る衝撃波で義経と言う邪魔者を排除した。

 話し合いの余地すらなかった一方的な暴力に、義経が当惑するのもまた無理はなかった。

 

 

 

「なっ……んで……!?」

 

「義経! 無事ならば戻ってこい!」

 

 

 

 刀を支えに必死に立ち上がった義経に対し、英雄は帰還の命令を下す。その言葉に義経はさらに困惑してしまう。

 

 

 

「王貴に任せろ。あいつが任せろと言ったのだ」

 

 

 

 有無を言わさぬ将の気配、視線。義経の身体が壁を越えていない人間の気迫で竦んでしまう。義経の刀の狂喜するように打ち震えはじめた。

 

 

 

「け、けど……!」

 

「……そこの塵芥。貴様には他になすべきことがあったように思えたが、違うか?」

 

 

 

 反論の言葉を口にしようとした義経に対し、王貴が気怠そうに苦言を呈する。

 

 

 

(オレ)が任せろと言った以上、貴様は英雄とそこで倒れている男を護るのが筋と言うものだ。それすらも分からぬか? 義経と名乗っていたが、名前負けにもほどがあるぞ無能め」

 

 

 

 守護すると言う役目を放棄した愚かな行動を自覚させられる。吐き捨てられたその言葉に、義経は何も言い返せなかった。

 しかし、決して王貴は護りを全て義経に託した訳ではない。ああまで敵意を向けてきていた紋白が自分を無視して英雄を攻撃するはずがないと思っていたから、だからこその「任せろ」という発言。仮に王貴をすり抜けて攻撃しようとすれば、紋白ごとそれを吹き飛ばす算段もあった。

 

 

 

 義経や三郎など、彼にとっては極めてどうでもよく、頼りにもしていない。

 

 

 

 だが、突然義経が飛び出してきたのは王貴の予定にはなく、最も好ましくないところだった。紋白の矛先が王貴から外れてしまう恐れがあったからだ。

 

 

 

(オレ)の口から二度同じことを言わせるとは。仕えることしか知らぬような甘い利口そうな顔をして、自分勝手に動くとは愚の骨頂よな?」

 

 

 

 それも含め、まるで期待していた、少しばかり認めていたかの様に言葉を選んだ。見ず知らずの人間に対しそのような感情を抱くはずもないのに、王貴は義経をほんの少しだけ持ち上げていた。

 いじらしく、義経の心をできる限りなじるために。

 

 

 

「引っ込んでいろ無能。貴様は何もせずに英雄に「護られて」いた方がお似合いやもしれんしな?」

 

 

 

 そう言い放って満足気に、王貴は紋白へ殺気を向け直した。

 紋白も既に義経から意識を外している。王貴の隙を窺っていたのだろうが、あまりに苛立ちすぎたあまり全身が逆鱗のように変化しており、紋白は触れることを躊躇っていたのだ。 この世界に来る以前の紋白が持っていた王貴への畏怖や尊敬がそうさせたのだろうか。

 

 

 

「…………く、ぅ……」

 

 

 

 ぐうの音も出ないとはこのことか、義経は力なく英雄の元へ引き下がった。

 

 

 

 

 

 ――――だから甘っちょろいんだよ。

 

 

 

 

 

 カタカタ、と義経の刀が振るえて地面を削る。

 

 

 

 ――――簡単に引き下がりやがって。お前の上官はともかく、あの金ピカ坊主に好き放題言われてすごすご逃げた。元々共闘なんざ図るからそうなるんだよ。

 

 

 

「…………るさい…………」

 

 

 

 ――――あそこでの正しい動きってのはな? 「あの金ピカごと切り捨てる」ことだ。自尊心傷つけられて何もしないってのはもう剣士じゃあない。ただの――――

 

 

 

「うるさいっ」

 

 

 

 ザクッ、と刀が地面に突き立ち、震えが止まった。

 

 

 

「うるさい……」

 

 

 

 親の仇でも見つけたかのように刀を睨み、押し黙らせる。

 

 

 

 ――――初めからそうやって、何でもかんでも黙らせればいいんだ。

 

 

 

 その言葉を最後に、刀は余計なことを義経に伝えることはなくなった。

 耳障りな声が聞こえなくなり、義経は刀を引き抜いて英雄の元に戻った。

 

 

 

 

 

「さて、邪魔な塵芥はもういない」

 

 

 

 ようやくだ、そう呟いて顔を上げる王貴。実にふてぶてしく笑う王貴に、紋白は歯を軋ませる。

 

 

 

「後悔するぞ。霧夜」

 

 

 

 紋白が不敵に微笑み拳を握り、王貴の足もとに再びトラバサミのような刃物の大口を形成する。

 

 

 

「後悔?」

 

 

 

 襲い来る刃に対し、王貴は先程と同様に片足を上げ、軽く地面を踏みつけた。

 たったそれだけの行為で王貴の周囲に強力な竜巻が発生する。それは刃を逆に食い破り、一切の接触を許そうとはしない。吹き上がった砂埃全てが王貴の周囲に巻き上がるだけで、彼を傷つけたり汚そうとしない。

 

 

 

「王たる(オレ)が間違いを起こしたと言うのか?」

 

「十二分にな!」

 

 

 

 空気を引き裂く音共に王貴の四肢が固定される。ポケットにしまったままだった腕が無理やり引きずり出され、磔にでもされたかのように腕が地面と水平に伸ばされた。

 

 

 

「人のことより、己の行動を見返してみろ」

 

 

 

 ボンッ! と王貴の身体から爆ぜたような音が響いたのと同時に、紋白の右腕から延びる糸の感覚が奇妙なものに変わる。拘束が外れて弛んだのならば軽く、力任せに引きつけられたのならば強く、相手の動きが右腕に伝わる。しかし、今王貴から伝わってきた感覚はそれらではない。

 王貴を縛る糸が緩み王貴から離れた筈なのに、力強く引っ張られている。まるで、王貴の腕が何十倍にも膨れ上がったように。

 

 

 

 ――――腕からの衝撃波、糸を無理やり引き剥がしたのか……!?

 

 

 

(オレ)に刃向った時点で過ちだ」

 

「過ち、だとっ……!?」

 

 

 

 糸が一つの形を形成することなく、刃物の竜巻の様に王貴に襲いかかる。しかし、王貴は一歩も引かず一切動じず、微笑みながら紋白の攻撃を受け続ける。

 

 

 

「過失、仕損じ、何度でも言ってやろうか?」

 

「黙れぇ!!」

 

 

 

 竜巻の回転速度が急激に上がり、乱雑に振るわれていた白銀の糸は一点に集中し始め、巨大な円錐を形成し回転する槍となる。ガリガリと音を立てて火花を散らすが、王貴の展開する気の障壁を貫ける気配がない。

 むしろ、紋白の放った攻撃が自ら身を滅ぼしているようだ。それを認めようとせず回転速度をさらに上げ、やけになって王貴の壁を突き破ろうとしている紋白。

 その姿が痛々しく見ていられなかったのか、王貴は苦笑し溜め息を吐いた。ポケットから右手をだして軽く目を押さえながら、王貴は徐に足を上げて地面を蹴った。

 

 

 

「大振り後の隙は、でかいぞ?」

 

 

 

 地面を削り、暴力的な槍を掻い潜り、紋白の腹部に掌底を叩きこむ。その手にも衝撃波が籠っていたのか、紋白の口から透明な粘液を吐き出し、苦悶の表情を浮かべて地面を転がっていった。

 

 

 

「ぐっ……!? あっ、かはぁ……!」

 

 

 

 ドシャッ、と音を立てて泥濘に沈む紋白。湿り気の取れない村にいくつも発生している泥の塊に身を浸された、あまりの屈辱に紋白は唇を噛み切りそうだった。

 

 

 

「油断慢心も一緒だ。突かれれば、あっさりと崩れる」

 

 

 

 その泥に身を汚そうとせず、泥濘の一歩手前で紋白を見下す王貴。この世界に呼ばれてから一切の穢れを良しとせず、その装いは未だに血も土も付いていない。

 紋白はひたすらに王貴を睨み続ける。その表情は腹部に襲いかかっている激痛に歪み、雪辱を受けた怒りを重ね塗りされていた。その表情は王貴の心を削っていく。

 

 

 

 ――――終わらせる。

 

 

 

 王貴は泥濘に足を踏み入れる。紋白への躾を終えるため。

 

 

 

「一瞬で終わる、我慢しろ」

 

 

 

 ――――我慢するのは、(オレ)と英雄か。

 

 

 

 紋白の腹部に狙いを定め、今まで以上に足を振り上げる。

 全身の筋繊維を動かさないようにする理性を振り切り、紋白の腹部へつま先を――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はいストップ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ズドン! と大きな地響きと共に何かが王貴と紋白の間に着弾した。

 

 

 

 

「――――痛ぅっ……!?」

 

 

 

 王貴のつま先が紋白に触れる寸でのところでぐしゃり、と泥まみれに踏みつぶされていた。泥濘の下の土すら抉り固定され、王貴の表情は苦悶に歪む。

 

 

 

「油断慢心が云々言ってたけど、そっくりお返しするね。金髪くん?」

 

 

 

 王貴の足を踏みつぶしながらしゃがみこみ、用を足しているかのような姿勢で王貴を見上げ嘲笑する一人の少女。真っ赤なポニーテールを揺らし、紋白の上半身を隠す様に王貴の前に座り塞がる。

 

 

 

 

 

「はいはい、大丈夫かいちびっ子?」

 

 

 

 

 

 その反対側、王貴に背を向けるようにして一人の男が立っていた。王貴は苦痛に加えて驚愕の色も表情に映し出していく。

 

 

 

「貴様っ――――」

 

「灯、くん……!?」

 

 

 

 その男の名を王貴よりも早く、義経が震える声で口にした。

 

 

 

 





 あとがきしょーとすとーりー 共同企画控室

三千尋「ねぇ、まだ撮影始まらないの? 吹き飛ばすシーンで五十回くらいやり直したのを確認してからこっちに来たんだけど」

十夜「き、霧夜が足を、踏まれるところをやり直してたら……「あ、足が……(オレ)の王の力がああああああああああああ!!」って叫んで、休憩に……はい」

三千尋「女の子に踏まれただけで大げさな……」

十夜(やばい、廃棄物でもワン子とか釈迦堂さんとかとは前々から知ってたから良いけど、撮影すら一緒になってない港さんとかどう対処したらいいんだ)

三千尋「ちょっと貧弱すぎるよね?」

十夜「うぇっ? あ、そう、ですねぇ……」メソラシ

三千尋(何で不死川は控室に来ないのかな……。普段高貴な振る舞いをしている不死川が少し薄汚れて傷ついた和服着ているだけでも、何か無性に背徳感を禁じ得ないから時間をかけて見てみたかったんだけど……。絶対見る価値があるよ、あんな撮影の後だから汗ばんでるし、和服ははだけてるし。と言うかこれ放送されるんだよね……。僕だけの記録にはならないよなぁ……。九鬼だけじゃなく霧夜も不死川も絡んだ一大プロジェクトって聞いてるし……)

三千尋「……はぁ…………」

十夜(た、溜め息っ! 退屈させてしまっている……!? どこか不機嫌そうな表情だし、これは拙い……っ! だ、誰か助けて……!)

コンコン、ガチャ

虎綱「お疲れ様でーす」

三千尋「お疲れ様」

十夜「ぅお、お疲れ様です」

十夜(また廃棄物側で未共演かよ勘弁してくれ!)

ガチャ

将軍「やあ諸君、お疲れ」

三千尋「お疲れ様です」

虎綱「お疲れ様です」

十夜「お、おおおおお疲れ様です?」

十夜(まずコイツは誰なんだよ! 当初の台本になかったじゃんか!!)

コンコン、ガチャ

虎之助「港さーん、打ち合わせ始まるんでお願いしまーす」

三千尋「もうそんな時間か……」

十夜(……何でアイツは助監督やら裏方やらに意欲的なんだ……?)

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